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公開番号
2025006080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023106644
出願日
2023-06-29
発明の名称
スポンジローラ
出願人
信越ポリマー株式会社
代理人
主分類
G03G
15/00 20060101AFI20250109BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】耐久性に優れるスポンジローラを提供する。
【解決手段】本発明は、軸体2と、軸体2の外周に設けられた発泡弾性層3とを備えるスポンジローラ1であって、発泡弾性層3の平均セル径が、20μm以上100μm以下であり、発泡弾性層3は、真円度が0.8以上1.0以下であるセルを60%以上含有するスポンジローラ1である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
軸体と、前記軸体の外周に設けられた発泡弾性層とを備えるスポンジローラであって、
前記発泡弾性層の平均セル径が、20μm以上100μm以下であり、
前記発泡弾性層は、真円度が0.8以上1.0以下であるセルを60%以上含有するスポンジローラ。
続きを表示(約 330 文字)
【請求項2】
前記発泡弾性層が、ミラブル型シリコーンゴム組成物、ビニル基含有シリコーン生ゴム、発泡剤、及び架橋剤を含む発泡弾性層用組成物から形成され、
前記発泡剤として、既膨張樹脂バルーンのみが用いられる請求項1記載のスポンジローラ。
【請求項3】
前記発泡弾性層が、押出成形により形成される請求項1記載のスポンジローラ。
【請求項4】
前記既膨張樹脂バルーンの配合質量が、前記発泡弾性層用組成物100質量部に対し、5質量部以上30質量部以下である請求項2記載のスポンジローラ。
【請求項5】
前記既膨張樹脂バルーンの粒子径が、20μm以上100μm以下である請求項2記載のスポンジローラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、スポンジローラに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
レーザープリンター及びビデオプリンター等のプリンター、複写機、ファクシミリ、これらの複合機には、電子写真方式を利用した各種の画像形成装置が採用されている。電子写真方式を利用した画像形成装置は、軸体とその外周面に形成された弾性層とを有する、例えば、クリーニングローラ、帯電ローラ、現像ローラ、転写ローラ、二次転写ローラ、加圧ローラ、紙送り搬送ローラ、定着ローラ等の各種印刷用ローラを備えている。
【0003】
上記の画像形成装置における定着手段には、熱ローラ定着方式が採用されている。熱ローラ定着方式では、加熱ローラ(定着ローラ)と加圧ローラとを一対の基本構成とし、ローラ対の圧接ニップ部に、トナー画像が担持された被記録材(転写材シート、ファックス紙、印字用用紙等)を導入することで、被記録材にトナー画像を熱圧定着させることが一般的である。定着手段に用いる定着ローラ又は加圧ローラには、適度なニップ圧に調整するために、発泡弾性層(スポンジ層)が用いられている。
【0004】
発泡弾性層は、一般に、オルガノポリシロキサン及び充填材を含有するミラブル型シリコーンゴムを加硫及び発泡させて形成される。発泡弾性層を有する定着又は加圧ローラは、圧接状態に装着されて、連続的又は断続的に回転することで機能を発揮するため、熱や摩擦による負荷がかかりやすく、耐久性が高いことが求められる。耐久性を向上するため、例えば、特許文献1には、発泡弾性層に、化学発泡剤と、化学発泡剤よりも高い温度で膨張する既膨張樹脂バルーンを含有させたスポンジローラが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2018-36611号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
発泡弾性層は、例えば、押出成形法で形成されるが、上記特許文献1に記載の技術では、加硫後、発泡弾性層のセルの大きさ及び形状が、軸体近傍と発泡弾性層表面とで異なるものができてしまう。具体的には、軸体近傍ではセルの形状が楕円形になり、表面側では真円に近い形状となる。このような発泡弾性層では、発泡弾性層の一部に応力が集中し、耐久性が低くなるという問題がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、耐久性が高いスポンジローラを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、微細なセルを、発泡弾性層の全体に亘って均一に形成することで、応力の集中を緩和でき、高い耐久性を有するスポンジローラが得られることを見出し、本発明に至った。
すなわち、本発明は、軸体と、軸体の外周に設けられた発泡弾性層とを備えるスポンジローラであって、発泡弾性層が、ミラブル型シリコーンゴム、発泡剤、及び架橋剤を含む発泡弾性層用組成物から形成され、発泡剤として、既膨張樹脂バルーンのみが用いられ、発泡弾性層の平均セル径が、20μm以上100μm以下であり、発泡弾性層は、真円度が0.8以上1.0以下であるセルを60%以上含有するスポンジローラである。
【0008】
発泡弾性層は、押出成形により形成されることが好ましい。
【0009】
既膨張樹脂バルーンの配合質量は、発泡弾性層用組成物100質量部に対し5質量部以上25質量部以下であることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、耐久性が高いスポンジローラを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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