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公開番号2025014895
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023117832
出願日2023-07-19
発明の名称ドラムユニット
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人
主分類G03G 21/18 20060101AFI20250123BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】弾性部材を有するホルダにより電気的接触面を保持し、かつ、電気的接触面が傾くことを抑制できる構造を提供する。
【解決手段】ホルダ70は、第1ホルダ71、第2ホルダ72、第1弾性部材73、および第2弾性部材74を有する。第1ホルダ71は、電気的接触面811を保持する。第1ホルダ71は、第1端部711と第2端部712とを有する。第2ホルダ72は、第3端部721と第4端部722とを有する。第1弾性部材73は、第1ホルダ71の第1端部711と、第2ホルダ72の第3端部721との間に位置する。第2弾性部材74は、第1ホルダ71の第2端部712と、第2ホルダ72の第4端部722との間に位置する。このように、第1ホルダ71と第2ホルダ72との間に、第1弾性部材73および第2弾性部材74を配置する。これにより、第2ホルダ72に対して電気的接触面811が傾くことを抑制できる。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
ドラムフレームと、
第1方向に延びるドラム軸について回転可能な感光体ドラムと、
電気的接触面を有する記憶媒体と、
ホルダと、
を備え、
前記ホルダは、
前記電気的接触面を保持する第1ホルダであって、第1端部と、前記第1方向において前記第1端部から離れて位置する第2端部と、を有する第1ホルダと、
前記ドラムフレームに取り付けられる第2ホルダであって、第3端部と、前記第1方向において前記第3端部から離れて位置する第4端部と、を有する第2ホルダと、
前記電気的接触面と交差する第2方向に延びる第1弾性部材であって、前記第2方向に伸縮可能な第1弾性部材であり、前記第2方向において、前記第1ホルダの前記第1端部と、前記第2ホルダの前記第3端部との間に位置する第1弾性部材と、
前記第2方向に延びる第2弾性部材であって、前記第2方向に伸縮可能な第2弾性部材であり、前記第1方向において前記第1弾性部材から離れて位置する第2弾性部材であり、前記第2方向において、前記第1ホルダの前記第2端部と、前記第2ホルダの前記第4端部との間に位置する第2弾性部材と、
を有することを特徴とする、ドラムユニット。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
請求項1に記載のドラムユニットであって、
前記ドラムフレームは、現像カートリッジを装着可能であることを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項3】
請求項1に記載のドラムユニットであって、
前記感光体ドラムは、前記ドラムフレームと共に移動可能であることを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項4】
請求項1に記載のドラムユニットであって、
前記第1ホルダおよび前記第2ホルダのいずれか一方は、
前記第2方向に延びる第1ガイドスリーブと、
前記第2方向に延びる第2ガイドスリーブであって、前記第1ガイドスリーブから前記第1方向に離れて位置する第2ガイドスリーブと、
を有し、
前記第1ホルダおよび前記第2ホルダの他方は、
前記第2方向に延びる第1ガイドシャフトであって、前記第1ガイドスリーブに挿入される第1ガイドシャフトと、
前記第2方向に延びる第2ガイドシャフトであって、前記第2ガイドスリーブに挿入される第2ガイドシャフトと、
を有することを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項5】
請求項4に記載のドラムユニットであって、
前記第1ホルダが、前記第1ガイドスリーブおよび前記第2ガイドスリーブを有し、
前記第2ホルダが、前記第1ガイドシャフトおよび前記第2ガイドシャフトを有することを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項6】
請求項5に記載のドラムユニットであって、
前記第1弾性部材は、前記第1ガイドシャフトの周囲に位置し、
前記第2弾性部材は、前記第2ガイドシャフトの周囲に位置することを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項7】
請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のドラムユニットであって、
前記第1ガイドシャフトの外周面は、前記第2方向に視た状態において円形であり、
前記第1ガイドスリーブの内周面は、前記第2方向に視た状態において円形であり、
前記第2ガイドシャフトの外周面は、前記第2方向に視た状態において円形であり、
前記第2ガイドスリーブの内周面は、前記第2方向に視た状態において楕円形であることを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項8】
請求項7に記載のドラムユニットであって、
前記第1方向における前記第2ガイドスリーブの内周面の長さは、前記第1方向と直交する方向における前記第2ガイドスリーブの内周面の長さよりも長いことを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項9】
請求項4から請求項6のいずれか一項に記載のドラムユニットであって、
前記第1ガイドシャフトが前記第2ガイドスリーブに挿入不能であること、および、
前記第2ガイドシャフトが前記第1ガイドスリーブに挿入不能であること、
の少なくともいずれか一方を満たすことを特徴とする、ドラムユニット。
【請求項10】
請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のドラムユニットであって、
前記第1弾性部材および前記第2弾性部材は、第1長さと、前記第1長さよりも長い第2長さと、の間で前記第2方向に伸縮可能であり、
前記第1ホルダおよび前記第2ホルダのいずれか一方は、
前記第2方向に対して交差する方向に突出する爪
を有し、
前記第1ホルダおよび前記第2ホルダの他方は、
前記爪と前記第2方向に向かい合うストッパ面であって、前記第1弾性部材および前記第2弾性部材が前記第2長さのときに前記爪が接触するストッパ面
を有することを特徴とする、ドラムユニット。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、ドラムユニットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、レーザプリンタやLEDプリンタ等の電子写真方式の画像形成装置が知られている。従来の画像形成装置は、現像ローラを有する現像カートリッジと、感光体ドラムを有するドラムユニットと、を備える。現像カートリッジは、ドラムユニットに装着される。また、現像カートリッジが装着されたドラムユニットは、画像形成装置に装着される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-039173号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ドラムユニットには、メモリが搭載される場合がある。メモリは、電気的接触面を有する。電気的接触面は、ホルダに保持される。画像形成装置にドラムユニットが装着されると、電気的接触面は、画像形成装置内の電気接点と接触する。これにより、メモリと電気的接点とが電気的に接続される。
【0005】
特許文献1には、電気的接触面が、弾性部材であるコイルばねを有するホルダに保持される構造が記載されている。コイルばねは、電気的接触面を、画像形成装置の電気端子へ押し付ける。また、コイルばねが縮むことにより、電気的接触面と電気接点の擦れを抑制できる。
【0006】
ただし、特許文献1の構造では、ホルダに設けられるコイルばねの数が1つである。このような構造において、コイルばねの長さが長くなると、電気的接触面が電気接点に接触するときに、コイルばねが湾曲し、それにより、電気的接触面が傾く可能性がある。
【0007】
本開示は、弾性部材を有するホルダにより電気的接触面を保持し、かつ、電気的接触面が傾くことを抑制できる構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
第1開示は、ドラムフレームと、第1方向に延びるドラム軸について回転可能な感光体ドラムと、電気的接触面を有する記憶媒体と、ホルダと、を備え、前記ホルダは、前記電気的接触面を保持する第1ホルダであって、第1端部と、前記第1方向において前記第1端部から離れて位置する第2端部と、を有する第1ホルダと、前記ドラムフレームに取り付けられる第2ホルダであって、第3端部と、前記第1方向において前記第3端部から離れて位置する第4端部と、を有する第2ホルダと、前記電気的接触面と交差する第2方向に延びる第1弾性部材であって、前記第2方向に伸縮可能な第1弾性部材であり、前記第2方向において、前記第1ホルダの前記第1端部と、前記第2ホルダの前記第3端部との間に位置する第1弾性部材と、前記第2方向に延びる第2弾性部材であって、前記第2方向に伸縮可能な第2弾性部材であり、前記第1方向において前記第1弾性部材から離れて位置する第2弾性部材であり、前記第2方向において、前記第1ホルダの前記第2端部と、前記第2ホルダの前記第4端部との間に位置する第2弾性部材と、を有することを特徴とする。
【0009】
第2開示は、第1開示のドラムユニットであって、前記ドラムフレームは、現像カートリッジを装着可能であることを特徴とする。
【0010】
第3開示は、第1開示または第2開示のドラムユニットであって、前記感光体ドラムは、前記ドラムフレームと共に移動可能であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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