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公開番号
2025067459
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-24
出願番号
2023177459
出願日
2023-10-13
発明の名称
定着装置、及び、画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250417BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着ベルトの定着温度を幅方向にわたって充分に均一化する。
【解決手段】ヒータ25(加熱手段)によって加熱されて、所定の回転方向に回転する無端状の定着ベルト21が設けられている。また、定着ベルト21を介して加圧ローラ31(加圧回転体)に圧接してシートPが搬送されるニップを形成するニップ形成部材26が、定着ベルト21の内周面側に配置されている。そして、ニップ形成部材26は、定着ベルト21の内周面に摺接するベーパーチャンバ26bが設けられている。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱手段によって加熱されて、所定の回転方向に回転する無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの内周面側に配置されて、前記定着ベルトを介して加圧回転体に圧接してシートが搬送されるニップを形成するニップ形成部材と、
を備え、
前記ニップ形成部材は、前記定着ベルトの内周面に摺接するベーパーチャンバを具備したことを特徴とする定着装置。
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【請求項2】
加熱手段によって加熱されて、所定の回転方向に回転する無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの内周面側に配置されて、前記定着ベルトを介して加圧回転体に圧接してシートが搬送されるニップを形成するニップ形成部材と、
を備え、
前記ニップ形成部材は、
前記定着ベルトの内周面に摺接する前記加熱手段としての発熱体と、
前記発熱体における前記定着ベルトとの摺接面に対する反対側の面に接触するベーパーチャンバと、
を具備したことを特徴とする定着装置。
【請求項3】
前記ベーパーチャンバは、作動液が封入された中空部において、前記ニップの側のニップ側内壁面と前記ニップ側内壁面に対向する非ニップ側内壁面との間に柱状部材が架設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記柱状部材は、前記定着ベルトに対して前記加圧回転体が圧接する方向と同じ方向に延びるように架設されたことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項5】
前記柱状部材は、前記定着ベルト及び前記加圧回転体の回転軸方向に対して直交する方向に延びるように架設されたことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項6】
前記ベーパーチャンバは、前記中空部において複数の前記柱状部材が隙間をあけて等間隔に配置されたことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項7】
前記ベーパーチャンバは、前記中空部に、複数の前記柱状部材が隙間をあけて密に配置された部分と、複数の前記柱状部材が隙間をあけて疎に配置された部分と、が形成されたことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項8】
前記ベーパーチャンバは、前記中空部の幅方向の範囲が、最大通紙可能幅よりも長く当該最大通紙可能幅を含むように形成されたことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項9】
前記ベーパーチャンバは、前記定着ベルトに接する前記回転方向の上流側の端部と下流側の端部とがそれぞれ前記ニップから遠ざかる方向に屈曲するように形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
【請求項10】
前記ニップ形成部材は、複数の前記ベーパーチャンバが幅方向に並設されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、シートの表面に担持されたトナー像を加熱して定着させる定着装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置に設置される定着装置において、定着ベルトの内部にニップ形成部材を設置して、そのニップ形成部材を定着ベルトを介して加圧ローラなど加圧回転体に圧接させることで、シートが搬送されるニップ(定着ニップ)を形成したものが広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、特許文献1には、定着ベルトの幅方向端部の温度上昇を軽減することを目的として、ニップ形成部材にヒートパイプを設置する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した特許文献1の定着装置は、ニップ形成部材にヒートパイプを設置しているため、定着ベルトの定着温度が幅方向にわたって均一化される効果が期待できる。しかし、その効果がまだまだ不充分であった。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、定着ベルトの定着温度が幅方向にわたって充分に均一化される、定着装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明における定着装置は、加熱手段によって加熱されて、所定の回転方向に回転する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトの内周面側に配置されて、前記定着ベルトを介して加圧回転体に圧接してシートが搬送されるニップを形成するニップ形成部材と、を備え、前記ニップ形成部材は、前記定着ベルトの内周面に摺接するベーパーチャンバを具備したものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、定着ベルトの定着温度が幅方向にわたって充分に均一化される、定着装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
定着装置を示す構成図である。
定着装置を幅方向にみた側面図である。
定着ニップの近傍を示す拡大断面図である。
定着ベルトとガイド部材とを幅方向に示す概略図である。
ベーパーチャンバの一部を断面で示す斜視図である。
ベーパーチャンバの内部を拡大して示す断面図である。
ベーパーチャンバの中空部に設置された複数の柱状部材の配列を示す図である。
ベーパーチャンバの中空部の幅方向範囲と、最大通紙可能幅と、の関係を示す図である。
変形例1としての、ベーパーチャンバの一部を断面で示す斜視図である。
変形例2としての、ベーパーチャンバの中空部の幅方向範囲と、最大通紙可能幅と、の関係を示す図である。
変形例3としての、定着装置を示す構成図である。
変形例4としての、定着装置を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成装置1における全体の構成・動作について説明する。
図1に示すように、本実施の形態における画像形成装置1は、タンデム型カラープリンタである。画像形成装置本体1の上方にあるボトル収容部101には、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した4つのトナーボトル102Y、102M、102C、102Kが着脱可能(交換可能)に設置されている。
ボトル収容部101の下方には中間転写ユニット85が配設されている。その中間転写ユニット85の中間転写ベルト78に対向するように、各色(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)に対応した作像部4Y、4M、4C、4Kが並設されている。
(【0011】以降は省略されています)
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