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公開番号
2025074836
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-14
出願番号
2023185907
出願日
2023-10-30
発明の名称
液体吐出装置、液体吐出システム、液体吐出方法、及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/165 20060101AFI20250507BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】液体吐出ヘッドのノズル面の劣化具合の偏りを抑制すること。
【解決手段】液体吐出装置200は、ノズル面41を有し液体を吐出する複数の液体吐出ヘッド4と、ノズル面41を払拭する払拭部材23と、複数の液体吐出ヘッド4の複数のノズル面41に対して払拭部材23を相対的に移動させる駆動部15と、払拭部材23による複数回の払拭動作を制御する制御部500と、を備え、制御部500は、複数のノズル面41を第1順序で払拭する第1払拭動作と、複数のノズル面41を第1順序とは異なる第2順序で払拭する第2払拭動作とを制御する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれがノズル面を有し、液体を吐出する複数の液体吐出ヘッドと、
前記複数の液体吐出ヘッドが有する複数の前記ノズル面を払拭する払拭部材と、
複数の前記ノズル面に対して前記払拭部材を相対的に移動させる駆動部と、
前記払拭部材による複数回の払拭動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記払拭部材が、
複数の前記ノズル面を第1順序で払拭する第1払拭動作と、
複数の前記ノズル面を前記第1順序とは異なる第2順序で払拭する第2払拭動作と、を実行するように制御する液体吐出装置。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記制御部は、前記払拭部材が、
前記第1払拭動作の後に前記第2払拭動作を実行するように制御する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記複数の液体吐出ヘッドは、第1液体吐出ヘッド及び第2液体吐出ヘッドを含み、
前記制御部は、前記払拭部材が、
前記第1払拭動作では、最初に前記第1液体吐出ヘッドに払拭動作を実行し、
前記第2払拭動作では、最初に前記第2液体吐出ヘッドに払拭動作を実行するように、制御する請求項2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記制御部は、前記払拭部材が、
前記第1払拭動作の後に前記第2払拭動作を実行し、
前記第2払拭動作では、前記第1払拭動作において最後に払拭動作が実行された前記液体吐出ヘッドについて最初に払拭動作を行うように制御する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記液体は、樹脂及び顔料を合わせた固形分濃度が20%wt以上である水性インクである請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記液体は、顔料分散体又は樹脂にアンモニウム塩を含む水性インクである請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記ノズル面を覆うキャップと、
前記キャップに覆われている前記ノズル面を吸引する吸引ポンプと、を備え、
前記制御部は、
複数の前記ノズル面をクリーニングするクリーニング動作を制御し、
前記クリーニング動作は、
前記払拭動作と、
前記吸引ポンプにより前記ノズル面を吸引する吸引動作と、含み、
前記制御部は、
複数の前記ノズル面を前記第1順序でクリーニングする第1クリーニング動作と、
複数の前記ノズル面を前記第1順序とは異なる第2順序でクリーニングする第2クリーニング動作とを制御する請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
それぞれがノズル面を有し、液体を吐出する複数の液体吐出ヘッドと、
前記複数の液体吐出ヘッドが有する複数の前記ノズル面を払拭する払拭部材と、
複数の前記ノズル面に対して前記払拭部材を相対的に移動させる駆動部と、
前記払拭部材による複数回の払拭動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記払拭部材が、
複数の前記ノズル面を第1順序で払拭する第1払拭動作と、
複数の前記ノズル面を前記第1順序とは異なる第2順序で払拭する第2払拭動作と、を行うように制御する液体吐出システム。
【請求項9】
それぞれがノズル面を有する複数の液体吐出ヘッドから液体を吐出する液体吐出工程と、
前記複数の液体吐出ヘッドが有する複数の前記ノズル面に対して払拭部材を相対的に移動させて、前記ノズル面を払拭する複数回の払拭工程と、を含み、
前記複数回の払拭工程は、
複数の前記ノズル面を第1順序で払拭する第1払拭工程と、
複数の前記ノズル面を前記第1順序とは異なる第2順序で払拭する第2払拭工程と、を含む液体吐出方法。
【請求項10】
それぞれがノズル面を有する複数の液体吐出ヘッドから液体を吐出する液体吐出工程を実行させる制御処理と、
前記複数の液体吐出ヘッドが有する複数の前記ノズル面に対して払拭部材を相対的に移動させて、前記ノズル面を払拭する複数回の払拭工程を実行させる制御処理と、をコンピュータに実行させるプログラムであって
前記複数回の払拭工程は、
複数の前記ノズル面を第1順序で払拭する第1払拭工程と、
複数の前記ノズル面を前記第1順序とは異なる第2順序で払拭する第2払拭工程と、を含むプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、液体吐出システム、液体吐出方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出装置として、ノズルから液体を吐出する複数の液体吐出ヘッドと、液体吐出ヘッドのノズル面を覆うキャッピング部材と、キャッピング部材に接続して設けられノズル面を吸引する吸引ポンプと、ノズル面を払拭する払拭部材と、ノズル面に沿う方向に液体吐出ヘッド及び払拭部材の少なくとも一方を相対移動させる駆動機構とを備えるものが知られている(例えば特許文献1参照)。特許文献1に記載の液体吐出装置では、複数の液体吐出ヘッドのノズル面について順番にメンテナンスを実行している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
特許文献1に記載の液体吐出装置では、毎回同じ液体吐出ヘッドから順にクリーニングを実行していた。そのため、液体吐出ヘッドのノズル面の劣化具合に偏りが出てしまうという課題があった。
【0004】
本発明は、液体吐出ヘッドのノズル面の劣化具合の偏りを抑制することが可能な液体吐出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る液体吐出装置は、
それぞれがノズル面を有し、液体を吐出する複数の液体吐出ヘッドと、
前記複数の液体吐出ヘッドが有する複数の前記ノズル面を払拭する払拭部材と、
複数の前記ノズル面に対して前記払拭部材を相対的に移動させる駆動部と、
前記払拭部材による複数回の払拭動作を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記払拭部材が、
複数の前記ノズル面を第1順序で払拭する第1払拭動作と、
複数の前記ノズル面を前記第1順序とは異なる第2順序で払拭する第2払拭動作と、を実行するように制御する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、液体吐出ヘッドの寿命の延長を図ることが可能な液体吐出装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第1実施形態に係る記録装置の斜視説明図である。
メインタンクの斜視説明図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置の一例を示す側面図である。
液体吐出装置の要部を示す平面図である。
液体吐出装置の吐出ヘッドを示す概略図である。
吐出ヘッドのノズル面を示す底面図である。
ヘッドタンクの平面図である。
ヘッドタンクの正面図である。
ヘッドタンクに接続された供給チューブ、ノズル面を覆うキャップ、キャップに接続された吸引チューブ、及び吸引チューブに接続された吸引ポンプを示す概略図である。
キャップ移動機構の側面図である。
キャップカムの概略構成図である。
キャリッジに搭載された複数の吐出ヘッド、及びキャップを示す側面図である。
制御部における制御処理の手順を示すフローチャートである。
払拭動作の順序変更処理(ケース1)の手順を示すフローチャートである。
払拭動作の順序変更処理(ケース2)の手順を示すフローチャートである。
本発明の一実施形態に係る液体吐出装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
本発明の一実施形態に係る制御部の機能ブロック図である。
本発明の一実施形態に係る液体吐出方法における手順を示すフローチャートである。
本発明の第2実施形態に係る三次元造形装置の平面図である。
本発明の第2実施形態に係る三次元造形装置の断面図である。
本発明の第2実施形態に係る三次元造形装置の造形部の断面図である
【発明を実施するための形態】
【0008】
まず、本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置200について説明する。図3は、本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置200の一例を示す側面図である。
図4は、液体吐出装置200の要部を示す平面図である。図4は、液体吐出装置200の吐出ヘッド4を示す概略図である。
【0009】
[第1実施形態に係る液体吐出装置200の概略]
この液体吐出装置200はシリアル型のインクジェット記録装置であり、左右の側板に横架したガイド部材である主ガイドロッド1、従ガイドロッドでキャリッジ3を主走査方向に摺動自在に保持する。そして、主走査モータ15によってタイミングベルト8を介して図4中の矢示方向(キャリッジ主走査方向X)に移動走査する。
【0010】
[吐出ヘッド4]
キャリッジ3には、複数の液体吐出ヘッド4a、4bを搭載している。なお、「液体吐出ヘッド」を「吐出ヘッド」と省略する場合がある。以下の説明では、「吐出ヘッド4a,4b」を区別しないときは、「吐出ヘッド4」と記載する。また、吐出ヘッドを「記録ヘッド」と呼称してもよい。複数の吐出ヘッド4は、例えば4つの吐出ヘッド4でもよい。図4及び図6では、複数の吐出ヘッド4のうちの吐出ヘッド4a,4bが図示されている。
(【0011】以降は省略されています)
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