TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025075634
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186937
出願日2023-10-31
発明の名称情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G16H 50/30 20180101AFI20250508BHJP(特定の用途分野に特に適合した情報通信技術)
要約【課題】ユーザが主観的なコンディションを正しく申告していない、もしくは把握できていない場合でも、健康状態に注意が必要なユーザをより適切に把握できる情報処理装置を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、端末装置において入力されたユーザに対する調査への回答から前記ユーザの健康に関する主観的なコンディションを示す情報を取得する第1の取得部と、前記調査において前記端末装置で取得した前記ユーザの健康に関する客観的なコンディションを示す情報を取得する第2の取得部と、前記主観的なコンディションが良好であり、かつ前記客観的なコンディションが低下しているユーザの情報を識別可能に出力する出力部と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置において入力されたユーザに対する調査への回答から前記ユーザの健康に関する主観的なコンディションを示す情報を取得する第1の取得部と、
前記調査において前記端末装置で取得した前記ユーザの健康に関する客観的なコンディションを示す情報を取得する第2の取得部と、
前記主観的なコンディションが良好であり、かつ前記客観的なコンディションが低下しているユーザの情報を識別可能に出力する出力部と、
を有する、情報処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記出力部は、前記主観的なコンディションが良好であり、かつ前記客観的なコンディションが低下しているユーザの一覧を、複数のユーザを管理する管理者が利用する管理者端末に表示させる、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記主観的なコンディションを第1の基準値と比較した結果と、前記客観的なコンディションを第2の基準値と比較した結果とに基づいて、前記主観的なコンディションが良好であり、かつ前記客観的なコンディションが低下しているユーザを、高リスク、又は隠れ高リスクと判定する判定部を有する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記客観的なコンディションを示す情報は、前記端末装置で取得した前記ユーザの自律神経指標を含み、
前記客観的なコンディションを示す値を、前記自律神経指標をパラメータとする関数で算出する算出部を有する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記パラメータは、前記自律神経指標の時系列データから算出したLF/HFの変化量とTPの変化量とを含む、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記パラメータは、前記自律神経指標の時系列データから算出したLF/HFの変化量とTPの変化量とにそれぞれ重みをつけて足し合わせた値を含む、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記算出部は、前記自律神経指標の計測値を所定の期間の平均値で除算、又は減算して、前記LF/HFの変化量、及びTPの変化量を算出する、請求項5又は6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記算出部は、前記自律神経指標の時系列データの短期的な平均値を、前記自律神経指標の時系列データの長期的な平均値を除算、又は減算して、前記LF/HFの変化量、及びTPの変化量を算出する、請求項5又は6に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記算出部は、前記端末装置で始業前に取得した前記自律神経指標の計測値に基づいて、前記客観的なコンディションを示す値を算出する、請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記ユーザの勤務情報を取得する第3の取得部と、
前記端末装置で取得した前記客観的なコンディションを示す情報と、前記勤務情報とに基づいて、前記ユーザの前記客観的なコンディションを示す値を算出する算出部と、
を有する、請求項1又は2に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
ユーザの健康状態を示す情報を提供する情報処理システムがある。例えば、複数のユーザの健康関連情報を取得し、取得した健康関連情報に基づいて、複数の健康指標で示すマップ上に、各ユーザの健康指標に関する分析結果をユーザ端末に表示させる情報処理システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
また、アンケート、又は問診票等のユーザの申告による主観的なコンディションを示す情報に基づいて、健康状態に注意が必要なユーザを把握することも行われている。しかし、この方法では、ユーザが主観的なコンディションを正しく申告していない場合、健康状態に注意が必要なユーザを適切に把握できない場合がある。
【0004】
なお、特許文献1に開示された技術においても、取得した健康関連情報に主観的なコンディションが含まれている場合、同様の課題がある。
【0005】
本発明の一実施形態は、上記の課題に鑑みてなされたものであって、ユーザが主観的なコンディションを正しく申告していない、もしくは把握できていない場合でも、健康状態に注意が必要なユーザをより適切に把握できる情報処理装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、一実施形態に係る情報処理装置は、端末装置において入力されたユーザに対する調査への回答から前記ユーザの健康に関する主観的なコンディションを示す情報を取得する第1の取得部と、前記調査において前記端末装置で取得した前記ユーザの健康に関する客観的なコンディションを示す情報を取得する第2の取得部と、前記主観的なコンディションが良好であり、かつ前記客観的なコンディションが低下しているユーザの情報を識別可能に出力する出力部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態によれば、ユーザが主観的なコンディションを正しく申告していない、もしくは把握できていない場合でも、健康状態に注意が必要なユーザをより適切に把握できる情報処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。
一実施形態に係るユーザの健康状態の判定方法のイメージを示す図である。
一実施形態に係るコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。
一実施形態に係る情報端末のハードウェア構成の例を示す図である。
第1の実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。
第1の実施形態に係るサーベイ処理の例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る自律神経指標の測定処理の例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る端末装置の表示画面のイメージを示す図である。
第1の実施形態に係るレポートの出力処理の例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係る判定処理の例を示すフローチャートである。
第1の実施形態に係るレポートの例を示す図である。
第2の実施形態に係る判定処理の例を示すフローチャートである。
第3の実施形態に係る情報処理システムの機能構成の例を示す図である。
第3の実施形態に係る判定処理の例を示すフローチャートである。
第4の実施形態に係る判定処理の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態(本実施形態)について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0010】
<システム構成>
図1は、一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成の例を示す図である。情報処理システム1は、ユーザの申告による主観的なコンディションに基づいて、健康状態に注意が必要なユーザに関する情報を提供するシステムである。図1の例では、情報処理システム1は、インターネット、及びLAN(Local Area Network)等の通信ネットワークNに接続された、複数の端末装置10a、10b、10c、・・・、情報処理装置100、及び管理者端末20等を含む。なお、以下の説明において、端末装置10a、10b、10c、・・・のうち、任意の端末装置を示す場合、「端末装置10」を用いる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
撮影装置および移動装置
1日前
株式会社リコー
前処理液、印刷方法、及び印刷装置
2日前
株式会社リコー
投光装置、投受光装置および測距システム
1日前
株式会社リコー
画像処理装置、画像処理システム、及び画像処理方法
1日前
株式会社リコー
液滴吐出ヘッド及び液滴吐出ユニット及び液滴吐出装置
1日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
1日前
株式会社リコー
液体吐出装置、液体吐出システム、液体吐出方法、及びプログラム
2日前
株式会社リコー
液体吐出装置、液体吐出システム、液体吐出方法、及びプログラム
2日前
株式会社リコー
帯電装置、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び、シート状部材
2日前
株式会社リコー
共重合体、インク、インク収容容器、画像形成方法、画像形成装置、及び太陽電池バックシート
2日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理方法、及び情報処理装置
3日前
個人
情報システムおよび方法
1か月前
エムスリー株式会社
媒体
3か月前
ゾーン株式会社
コンピュータシステム
14日前
株式会社M-INT
情報処理システム
29日前
富士電機株式会社
食事管理システム
2か月前
大王製紙株式会社
作業管理システム
1か月前
医療法人社団梅華会
医療の支援装置
3か月前
株式会社サンクスネット
リスク判定システム
3か月前
個人
透析医療に関する回答方法及びその装置
3か月前
アルケア株式会社
コミュニケーションシステム
3か月前
株式会社JVCケンウッド
表示装置及び表示方法
3か月前
合同会社フォース
オンライン診療システム
1か月前
公立大学法人大阪
診断装置
3か月前
株式会社グローバルビジョン
検体検査管理システム
3か月前
株式会社エフアンドエフ
在宅健康チェックシステム
3日前
HITOTSU株式会社
手術管理システム1
23日前
日本光電工業株式会社
医療支援装置
29日前
日本光電工業株式会社
医療支援装置
29日前
個人
服薬指導支援システム、及び、服薬指導支援方法
3か月前
株式会社メディファーム
代替候補品目付き相互作用禁忌DB
1か月前
大和ハウス工業株式会社
推定装置、及び推定方法
1か月前
株式会社HJ Link‐do
オンライン診療システム
22日前
富士通株式会社
敗血症の診断および予測
2か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理装置
5か月前
続きを見る