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公開番号2025074756
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185774
出願日2023-10-30
発明の名称共重合体、インク、インク収容容器、画像形成方法、画像形成装置、及び太陽電池バックシート
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類C08F 290/06 20060101AFI20250507BHJP(有機高分子化合物;その製造または化学的加工;それに基づく組成物)
要約【課題】保存安定性に優れた色材分散体、並びに保存安定性及び再分散性に優れたインクを作製可能な共重合体を提供する。
【解決手段】下記一般式(1)で表される構造単位と、アニオン性基を有する構造単位と、ナフチル基及び/又はピリジル基を有する構造単位と、を有することを特徴とする共重合体である。
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(但し、一般式(1)中、R1は水素又はメチル基を示し、R2はメチル基、「CH2=CH-COO-」、又は「CH2=C(CH3)-COO-」を示し、nは、前記一般式(1)で表される構造単位の重量平均分子量が420以上120,000以下となる整数である。)
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記一般式(1)で表される構造単位と、アニオン性基を有する構造単位と、ナフチル基及び/又はピリジル基を有する構造単位と、を有することを特徴とする共重合体。
JPEG
2025074756000067.jpg
23
124
(但し、一般式(1)中、R

は水素又はメチル基を示し、R

はメチル基、「CH

=CH-COO-」、又は「CH

=C(CH

)-COO-」を示し、nは、前記一般式(1)で表される構造単位の重量平均分子量が420以上120,000以下となる整数である。)
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
水、色材、及び共重合体を有するインクであって、
前記共重合体は、下記一般式(1)で表される構造単位と、アニオン性基を有する構造単位と、ナフチル基及び/又はピリジル基を有する構造単位と、を有することを特徴とするインク。
JPEG
2025074756000068.jpg
23
124
(但し、一般式(1)中、R

は水素又はメチル基を示し、R

はメチル基、「CH

=CH-COO-」、又は「CH

=C(CH

)-COO-」を示し、nは、前記一般式(1)で表される構造単位の重量平均分子量が420以上120,000以下となる整数である。)
【請求項3】
前記ナフチル基及び/又はピリジル基を有する構造単位が、下記一般式(2)で表される、請求項2に記載のインク。
JPEG
2025074756000069.jpg
25
123
(一般式(2)中、R

は水素又はメチル基を示し、L

は「-COO-(Xに結合)」、「-CONH-(Xに結合)」、又は結合手を示し、Xは炭素数が2~10の炭化水素基、又は酸素を含有した炭素数が2~10の炭化水素基を示し、L

は「-O-」又は「-NH-」を示し、Yは炭素数が2~12の炭化水素基又は結合手を示し、L

は「-NHCO-(Zに結合)」、「-OCO-(Zに結合)」、「-O-」、又は「-(CH

)n-」を示し、nは1~3の整数を示し、Zはナフチル基又はピリジル基を示す。)
【請求項4】
前記共重合体の重量平均分子量が、5,000以上50,000以下である、請求項2又は3に記載のインク。
【請求項5】
前記色材が、酸化チタンである、請求項2又は3に記載のインク。
【請求項6】
請求項2又は3に記載のインクを収容することを特徴とするインク収容容器。
【請求項7】
請求項2又は3に記載のインクを記録媒体上に吐出して、画像を形成することを特徴とする画像形成方法。
【請求項8】
請求項2又は3に記載のインクを収容するインク収容容器と、
前記インク収容容器に収容されている前記インクを記録媒体上に吐出する吐出手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。
【請求項9】
保護層を有する太陽電池バックシートであって、
前記保護層が、請求項2又は3に記載のインクからなる塗膜であることを特徴とする太陽電池バックシート。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、共重合体、インク、インク収容容器、画像形成方法、画像形成装置、及び太陽電池バックシートに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
紙媒体への印刷機として、インクジェットプリンタが広く利用されている。紙媒体以外の媒体(例えば、透明な又は着色されたプラスチックフィルムや、着色された布地等の媒体)に印刷する場合、ブラックインク、イエローインク、マゼンタインク、及びシアンインクに加えて、隠ぺい性の高い白色インクが必要とされる。
【0003】
隠ぺい性の高い白色インクの顔料として、例えば、屈折率の高いルチル型酸化チタンなどが使用されている。当該酸化チタンの分散剤としては、例えば、少なくとも炭素数6以上の脂肪族環状アルキル基を含有してなるメタクリレートと、メタクリル酸とを形成成分としてなるA-Bブロック型のカルボキシル基含有A-Bブロックコポリマーが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、保存安定性に優れた色材分散体、並びに保存安定性及び再分散性に優れたインクを作製可能な共重合体を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
前記課題を解決するための手段としての本発明の共重合体は、以下の通りである。即ち、下記一般式(1)で表される構造単位と、アニオン性基を有する構造単位と、ナフチル基及び/又はピリジル基を有する構造単位と、を有する共重合体である。
【0006】
JPEG
2025074756000001.jpg
23
124
(但し、一般式(1)中、R

は水素又はメチル基を示し、R

はメチル基、「CH

=CH-COO-」、又は「CH

=C(CH

)-COO-」を示し、nは、前記一般式(1)で表される構造単位の重量平均分子量が420以上120,000以下となる整数である。)
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、保存安定性に優れた色材分散体、並びに保存安定性及び再分散性に優れたインクを作製可能な共重合体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明の画像形成装置の一例を示す概略図である。
図2は、インクカートリッジの一例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
従来の隠ぺい性の高い白色インクに用いられているルチル型酸化チタンは、4.17g/mLの比重を有するため、経時でインク中に沈降し、やがては分離が生じることが知られている。当該白色インクを使用する際に、撹拌や振盪することで、元の分散状態に戻れば使用上の問題はないが、インクの下層に堆積した酸化チタンが凝集し、分散状態が元に戻らないという懸念点があった。また、インクの分散状態が戻らないことに起因して、インクの粘度の上昇、白色隠ぺい率の低下、及び吐出不良などが発生するという懸念点もあった。
【0010】
前記特許文献1に記載されている従来の分散剤は、インクの保存安定性や、色材の再分散性が十分ではなく、更なる改善が求められていた。
(【0011】以降は省略されています)

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