TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025073576
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184495
出願日2023-10-27
発明の名称情報処理システム、ジョブ処理システム、情報処理方法およびプログラム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人MIP
主分類G06F 3/12 20060101AFI20250502BHJP(計算;計数)
要約【課題】 生産性を向上させることができるシステム、方法およびプログラムを提供すること。
【解決手段】 情報処理システムは、ジョブの実行結果に発生した欠陥の検知結果と該ジョブの実行条件とを含む欠陥情報と、待機中のジョブの実行条件とを照合し、該待機中のジョブについて欠陥の発生を予測する予測手段と、欠陥の発生が予測されたジョブの実行が可能か否かを、他の情報処理システムに問い合わせる問い合わせ手段と、他の情報処理システムから、該他の情報処理システムの欠陥情報と欠陥の発生が予測されたジョブの実行条件とを照合し、該ジョブの実行が可能であるとの問い合わせ結果を受信した場合、該ジョブを該他の情報処理システムへ転送する転送手段とを含む。
【選択図】 図4
特許請求の範囲【請求項1】
ジョブの実行結果に発生した欠陥の検知結果と該ジョブの実行条件とを含む欠陥情報と、待機中のジョブの実行条件とを照合し、該待機中のジョブについて欠陥の発生を予測する予測手段と、
前記欠陥の発生が予測されたジョブの実行が可能か否かを、他の情報処理システムに問い合わせる問い合わせ手段と、
前記他の情報処理システムから、該他の情報処理システムの欠陥情報と前記欠陥の発生が予測されたジョブの実行条件とを照合し、該ジョブの実行が可能であるとの問い合わせ結果を受信した場合、該ジョブを該他の情報処理システムへ転送する転送手段と
を含む、情報処理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記ジョブの実行結果に発生した前記欠陥を検知する検知手段と、
前記検知手段の検知結果と前記ジョブの実行条件とを含む前記欠陥情報を記憶する記憶手段と、
ジョブの実行条件を含む問い合わせを受信して、受信した前記問い合わせに含まれる前記ジョブの実行条件を、前記記憶手段に記憶された前記欠陥情報と照合し、欠陥が発生するか否かを予測して、前記ジョブを代替して実行することが可能か否かを応答する応答手段と
を含む、請求項1に記載の情報処理システム。
【請求項3】
前記欠陥の発生が予測されたジョブの情報と、該ジョブを代替して実行する前記他の情報処理システムの情報とを通知する通知手段を含む、請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項4】
前記通知手段は、対話方式で前記欠陥に関連した会話を実施する、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項5】
前記他の情報処理システムへの問い合わせを実施するか否かの入力を受け付ける入力受付手段を含む、請求項3に記載の情報処理システム。
【請求項6】
前記入力受付手段は、前記ジョブの実行が可能であるとの問い合わせ結果を送信した前記他の情報処理システムが複数存在する場合、前記ジョブの実行が可能であるとの問い合わせ結果を送信した複数の前記他の情報処理システムのうちの1つの選択を受け付ける、請求項5に記載の情報処理システム。
【請求項7】
前記情報処理システムは、前記ジョブとして印刷ジョブを保存する印刷サーバと、前記印刷サーバに保存された前記印刷ジョブを実行する画像形成装置とを含み、
前記予測手段は、前記印刷サーバに保存された前記印刷ジョブを前記待機中のジョブとし、該印刷ジョブの印刷条件を前記欠陥情報と照合する、請求項1または2に記載の情報処理システム。
【請求項8】
ネットワークに接続された複数の情報処理システムを含みジョブ処理システムであって、前記情報処理システムが、
ジョブの実行結果に発生した欠陥の検知結果と該ジョブの実行条件とを含む欠陥情報と、待機中のジョブの実行条件とを照合し、該待機中のジョブについて欠陥の発生を予測する予測手段と、
前記欠陥の発生が予測されたジョブの実行が可能か否かを、前記複数の情報処理システムのうちの他の情報処理システムに問い合わせる問い合わせ手段と、
前記他の情報処理システムから、該他の情報処理システムの欠陥情報と前記欠陥の発生が予測されたジョブの実行条件とを照合し、該ジョブの実行が可能であるとの問い合わせ結果を受信した場合、該ジョブを該他の情報処理システムへ転送する転送手段と
を含む、ジョブ処理システム。
【請求項9】
情報処理システムにおいて、ジョブの実行結果に発生した欠陥の検知結果と該ジョブの実行条件とを含む欠陥情報と、待機中のジョブの実行条件とを照合し、該待機中のジョブについて欠陥の発生を予測するステップと、
前記情報処理システムが、前記欠陥の発生が予測されたジョブの実行が可能か否かを、他の情報処理システムに問い合わせるステップと、
前記情報処理システムが、前記他の情報処理システムから、該他の情報処理システムの欠陥情報と前記欠陥の発生が予測されたジョブの実行条件とを照合し、該ジョブの実行が可能であるとの問い合わせ結果を受信した場合、該ジョブを該他の情報処理システムへ転送するステップと
を含む、情報処理方法。
【請求項10】
請求項9に記載の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理システム、ジョブ処理システム、情報処理方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
印刷等のジョブを実行する装置にエラーが発生した場合でも、ジョブを迅速に処理するべく、ジョブを他の装置に振り分ける技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、ジョブの実行結果に欠陥が発生したとしても、装置が使用不可になるエラーが発生しない限り、他の装置にジョブを実行させることができない。これでは、所望のジョブ実行結果を得るために、装置をメンテナンス等した後に、もしくは他の装置で、再度ジョブを実行させる必要があり、生産性が低下するという問題があった。
【0004】
そこで、生産性を向上させることができるシステム、方法およびプログラムの提供が望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、ジョブの実行結果に発生した欠陥の検知結果と該ジョブの実行条件とを含む欠陥情報と、待機中のジョブの実行条件とを照合し、該待機中のジョブについて欠陥の発生を予測する予測手段と、
欠陥の発生が予測されたジョブの実行が可能か否かを、他の情報処理システムに問い合わせる問い合わせ手段と、
他の情報処理システムから、該他の情報処理システムの欠陥情報と欠陥の発生が予測されたジョブの実行条件とを照合し、該ジョブの実行が可能であるとの問い合わせ結果を受信した場合、該ジョブを該他の情報処理システムへ転送する転送手段と
を含む、情報処理システムが提供される。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、生産性を向上させることができるシステム、方法およびプログラムを提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
ジョブ処理システムの構成例を示した図。
情報処理システムを構成する画像形成装置のハードウェア構成を示した図。
画像形成システムを構成する印刷サーバのハードウェア構成を示した図。
情報処理システムの機能構成の一例を示したブロック図。
情報処理システムが保持する情報の一例を示した図。
ジョブ処理システムで実施される処理の第1の例を示したフローチャート。
図6に示した処理の流れを示したシーケンス図。
代替システムでジョブを実行した場合にユーザに通知する画面の第1の例を示した図。
代替システムでジョブを実行した場合にユーザに通知する画面の第2の例を示した図。
他の情報処理システムに問い合わせを行うか否かを選択する画面の一例を示した図。
ジョブを実行可能な他の情報処理システムが複数存在する場合の1の情報処理システムを選択する画面の一例を示した図。
ジョブ処理システムで実施される処理の第2の例を示したフローチャート。
図12に示した処理の流れを示したシーケンス図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
図1は、ジョブ処理システムの構成例を示した図である。ジョブ処理システムは、ネットワーク10に接続される複数の情報処理システムを含む。情報処理システムは、通信機能を備え、ジョブを実行することができるシステムであれば、いかなるシステムであってもよく、1つの装置で構成されていてもよいし、2以上の装置で構成されていてもよい。
【0009】
情報処理システムを構成する装置としては、例えば、MFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、産業機械、撮像装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、デスクトップPC、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、PDA(Personal Digital Assistant)等の1つ、または2以上を用いることができる。
【0010】
情報処理システムが実行するジョブは、投影、撮影、スキャン、印刷等である。なお、ジョブは、印刷という1つのジョブに限らず、スキャンして配信といった2以上のジョブを組み合わせたものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
投影装置
今日
株式会社リコー
撮影装置および移動装置
1日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
今日
株式会社リコー
接合体の製造方法、接合体、およびヒートシンク
今日
株式会社リコー
画像処理装置、画像処理システム、及び画像処理方法
1日前
株式会社リコー
液滴吐出ヘッド及び液滴吐出ユニット及び液滴吐出装置
1日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理方法、サーバ装置及びプログラム
今日
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
1日前
個人
物品給付年金
1日前
個人
非正規コート
1か月前
個人
人物再現システム
29日前
個人
在宅介護システム
14日前
個人
RFタグ読取装置
14日前
個人
AI飲食最適化プラグイン
22日前
キヤノン株式会社
通信装置
2日前
個人
電話管理システム及び管理方法
23日前
有限会社ノア
データ読取装置
1か月前
個人
広告提供システムおよびその方法
1か月前
株式会社ザメディア
出席管理システム
1か月前
株式会社CROSLAN
支援装置
14日前
個人
日誌作成支援システム
29日前
トヨタ自動車株式会社
作業判定方法
1か月前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1日前
トヨタ自動車株式会社
工程計画装置
1か月前
長屋印刷株式会社
画像形成システム
14日前
株式会社タクテック
商品取出集品システム
1か月前
ミサワホーム株式会社
情報処理装置
1か月前
個人
ポイント還元付き配送システム
1か月前
ひびきの電子株式会社
認証システム
16日前
株式会社ユピテル
電子機器及びプログラム等
4日前
オムロン株式会社
回転装置及びマウス
18日前
オベック実業株式会社
接続構造
29日前
株式会社村田製作所
動き検知装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
情報処理システム
1か月前
株式会社ドクター中松創研
生成AIの適切使用法
29日前
トヨタ自動車株式会社
情報処理方法
1か月前
続きを見る