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公開番号
2025070626
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023181091
出願日
2023-10-20
発明の名称
画像投影装置、画像投影方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G09G
5/00 20060101AFI20250424BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】構造の複雑化を抑制しつつ、フォーカスずれを認識しにくくすることができる画像投影装置、画像投影方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】投射光学系から画像を投影する画像投影装置であって、画像データを取得する取得部と、前記取得部により取得された前記画像データが示す画像のパターンを分類する分類部と、前記分類部により分類された前記パターンが切り替わったか否かを検出する検出部と、前記検出部により前記パターンが切り替わったことが検出された場合、前記画像データに適用するガンマカーブを、該パターンに対応するガンマカーブに切り替える切替部と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
投射光学系から画像を投影する画像投影装置であって、
画像データを取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記画像データが示す画像のパターンを分類する分類部と、
前記分類部により分類された前記パターンが切り替わったか否かを検出する検出部と、
前記検出部により前記パターンが切り替わったことが検出された場合、前記画像データに適用するガンマカーブを、該パターンに対応するガンマカーブに切り替える切替部と、
を備えた画像投影装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記切替部により切り替えられた前記ガンマカーブを前記画像データに適用して、前記投射光学系から画像を投影させる投射制御部を、さらに備えた請求項1に記載の画像投影装置。
【請求項3】
複数の前記ガンマカーブのデータを記憶する記憶部を、さらに備え、
前記投射制御部は、前記切替部により切り替えられた前記ガンマカーブに対応するデータを前記記憶部から読み出して前記画像データに適用する請求項2に記載の画像投影装置。
【請求項4】
前記取得部により取得された前記画像データについて所定の特徴量を抽出する抽出部と、
前記抽出部により抽出された前記特徴量から、前記画像データが示す画像の種別を判定する第1判定部と、
をさらに備え、
前記分類部は、少なくとも前記第1判定部の判定結果から、前記画像データが示す画像のパターンを分類する請求項1~3のいずれか一項に記載の画像投影装置。
【請求項5】
前記抽出部は、前記取得部により取得された前記画像データの輝度値を周波数成分に分解して前記特徴量として抽出し、
前記第1判定部は、前記抽出部により抽出された前記周波数成分から、前記画像データが示す画像が、少なくとも、該周波数成分が所定の周波数範囲に連続的に存在する第1画像であるか、該周波数成分が離散的に存在する第2画像であるかを判定する請求項4に記載の画像投影装置。
【請求項6】
前記取得部により取得された前記画像データが示す画像が、少なくとも、所定の明るさ以上の第3画像であるか、該第3画像よりも暗い第4画像であるかを判定する第2判定部を、さらに備え、
前記分類部は、少なくとも前記第2判定部の判定結果から、前記画像データが示す画像のパターンを分類する請求項1~3のいずれか一項に記載の画像投影装置。
【請求項7】
投射光学系から画像を投影する画像投影方法であって、
画像データを取得する取得ステップと、
取得した前記画像データが示す画像のパターンを分類する分類ステップと、
分類した前記パターンが切り替わったか否かを検出する検出ステップと、
前記パターンが切り替わったことを検出した場合、前記画像データに適用するガンマカーブを、該パターンに対応するガンマカーブに切り替える切替ステップと、
を有する画像投影方法。
【請求項8】
投射光学系から画像を投影する画像投影装置であるコンピュータに、
画像データを取得する取得ステップと、
取得した前記画像データが示す画像のパターンを分類する分類ステップと、
分類した前記パターンが切り替わったか否かを検出する検出ステップと、
前記パターンが切り替わったことを検出した場合、前記画像データに適用するガンマカーブを、該パターンに対応するガンマカーブに切り替える切替ステップと、
を実行させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像投影装置、画像投影方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
画像投影装置(プロジェクタ)に搭載されている投射光学系のレンズは、程度の差はあるものの温度により膨張または収縮する。このような、投射光学系のレンズの膨張または収縮は、焦点距離を短くするための反射ミラーを採用している光学系で顕著である。すなわち、明るい画像を投影して表示するときは、透過する光の量が多いため熱くなり投射光学系を構成するレンズ(反射ミラーを採用している場合は当該レンズおよび当該反射ミラー)が膨張する。一方、暗い画像を投影して表示するときは、透過する光の量が少ないため、投射光学系のレンズ(反射ミラーを採用している場合は当該レンズおよび当該反射ミラー)の膨張が抑えられ、膨張時と比較して収縮したようになる。このように、レンズの温度変化により膨張または収縮すると、当該レンズの焦点距離が変動してしまう。この現象を、温度ドリフト(以下、単にドリフトと称する)と呼ぶ。このドリフトにより、レンズの焦点位置が変動するため、スクリーン上に投影される画像においてフォーカスずれとして認識されてしまう。
【0003】
光学系の設計においては、このドリフトを想定している場合もあるが、レンズの使用範囲で完全にドリフトを解消することは難しい。光学設計者は、このドリフトをできる限り最小に抑えるような設計を行うが、完全に無視できるレベルに抑えるには、かなり高額なレンズ構成になってしまい、汎用的なプロジェクタの投射光学系のレンズとしては不釣り合いなものになってしまう。そのため、ある程度のドリフトを許容したレンズ設計にならざるを得ないのが実情である。また、製造工程での調整も簡素化が求められるため、レンズ系設計も簡易化が要求される。
【0004】
また、上述のようなフォーカスずれに対応するための技術としては、プロジェクタがスクリーンに投射している画像をカメラで撮像して、フォーカスずれを検知し、結果をプロジェクタにフィードバックし、プロジェクタに搭載されている電動フォーカスを制御してスクリーン上に投射される画像のフォーカス品位を安定に保つ技術が開示されている(例えば特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載された技術は、投射光学系に電動フォーカス機構、およびスクリーン面を撮像する撮像装置の搭載が必要となり、構造が複雑化してその分高額になるという問題がある。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、構造の複雑化を抑制しつつ、フォーカスずれを認識しにくくすることができる画像投影装置、画像投影方法およびプログラムを提供することをも目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、投射光学系から画像を投影する画像投影装置であって、画像データを取得する取得部と、前記取得部により取得された前記画像データが示す画像のパターンを分類する分類部と、前記分類部により分類された前記パターンが切り替わったか否かを検出する検出部と、前記検出部により前記パターンが切り替わったことが検出された場合、前記画像データに適用するガンマカーブを、該パターンに対応するガンマカーブに切り替える切替部と、を備えたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、構造の複雑化を抑制しつつ、フォーカスずれを認識しにくくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る画像投影装置の全体構造の概略の一例を示す図である。
図2は、実施形態に係る画像投影装置の照明装置の概略構造の一例を示す図である。
図3は、実施形態に係る画像投影装置のハードウェア構成の一例を示す図である。
図4は、実施形態に係る画像投影装置の機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図5は、連続型の画像の周波数特性の一例を示すグラフである。
図6は、離散型の画像の周波数特性の一例を示すグラフである。
図7は、ガンマカーブの一例を示す図である。
図8は、実施形態に係る画像投影装置の動作の流れの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る画像投影装置、画像投影方法およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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