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公開番号
2025071926
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-09
出願番号
2023182355
出願日
2023-10-24
発明の名称
シート処理装置、及び、画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65H
31/36 20060101AFI20250430BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】積載部に積載されたシート束に対して、幅方向の整合を高精度でおこなう。
【解決手段】複数枚のシートPがシート束PTとして積載されるステイプルトレイ60が設けられている。また、ステイプルトレイ60に積載されるシートPT束に対して、幅方向両端部を押圧して幅方向を揃えるサイドフェンス63が設けられている。さらに、サイドフェンス63によってシート束PTに付される幅方向の押圧力を検知する第1圧力センサ93が設けられている。そして、第1圧力センサ93による検知結果に基づいて、サイドフェンス63による幅方向の押圧力が調整される。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
所定の搬送方向に搬送された複数枚のシートがシート束として積載される積載部と、
前記積載部に積載される前記シート束に対して、前記搬送方向に対して直交する幅方向の両端部を押圧して前記幅方向を揃える幅方向整合手段と、
前記幅方向整合手段によって前記シート束に付される前記幅方向の押圧力を検知する検知手段と、
を備え、
前記検知手段による検知結果に基づいて、前記幅方向整合手段による前記幅方向の押圧力が調整されることを特徴とするシート処理装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記積載部に積載される前記シート束に対して、積載方向の上面を押圧して前記積載方向を揃える積載方向整合手段と、
前記積載方向整合手段によって前記シート束に付される前記積載方向の押圧力を検知する第2検知手段と、
を備え、
前記第2検知手段による検知結果に基づいて、前記積載方向整合手段による前記積載方向の押圧力が調整されることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
【請求項3】
前記積載方向整合手段は、前記積載方向に移動可能な押え部材であって、
前記第2検知手段は、前記シート束の上面に接触可能に前記押え部材に設置された圧力センサであって、
前記第2検知手段による検知結果が予め定められた閾値に達するように、前記押え部材が前記シート束に向けて移動されることを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項4】
前記閾値は、前記シート束を構成するシートの厚さとサイズと枚数とのうち少なくとも1つに基づいて変更されることを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
【請求項5】
前記積載部は、前記搬送方向に搬送されたシートが排出される排出トレイであることを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項6】
前記幅方向整合手段は、前記幅方向に移動可能な一対のサイドフェンスであって、
前記検知手段は、前記シート束の側面に接触可能に前記サイドフェンスに設置された圧力センサであって、
前記検知手段による検知結果が予め定められた所定値に達するように、前記一対のサイドフェンスが前記シート束に向けて移動されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項7】
前記所定値は、前記シート束を構成するシートのサイズと厚さと枚数とのうち少なくとも1つに基づいて変更されることを特徴とする請求項6に記載のシート処理装置。
【請求項8】
前記圧力センサは、前記一対のサイドフェンスにそれぞれ設置され、
前記一対のサイドフェンスにそれぞれ設置された一対の前記圧力センサの検知結果が略同等になるように、前記一対のサイドフェンスが前記シート束に向けて移動されることを特徴とする請求項6に記載のシート処理装置。
【請求項9】
前記積載部に積載される前記シート束の前記搬送方向の位置を定めるストッパ部と、
前記ストッパ部に位置決めされた状態で前記幅方向と積載方向との整合がおこなわれた後の前記シート束に対して綴じ処理を施す綴じ処理部と、
を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置。
【請求項10】
シートに画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置によって画像が形成されたシートに対して後処理を施す請求項1又は請求項2に記載のシート処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、シートに整合処理を施すシート処理装置と、それを備えた画像形成システムと、に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機やプリンタ等の画像形成装置に接続されたシート処理装置などにおいて、複数枚のシートからなるシート束に対して整合処理(揃え処理)をおこなう技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
一方、特許文献1には、後処理装置(シート処理装置)の内部に設置されたステイプルトレイ(積載部)に積載されたシート束を、上方からレバーで押圧して高さ方向(積載方向)の整合をおこなう技術が開示されている。
また、特許文献1には、レバーによる加圧力を検知して、その検知結果に基づいてレバーの移動量を制御する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のシート処理装置は、積載部に積載されたシート束の幅方向の整合精度(揃え精度)が充分ではなく、見栄えが悪くなってしまうことがあった。特に、そのように幅方向にズレた状態のシート束に対して綴じ処理がおこなわれるような場合には、後からズレ(見栄え)を修正するのが難しくなっていた。
【0005】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、積載部に積載されたシート束に対して、幅方向の整合を高精度でおこなうことができる、シート処理装置、及び、画像形成システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この発明におけるシート処理装置は、所定の搬送方向に搬送された複数枚のシートがシート束として積載される積載部と、前記積載部に積載される前記シート束に対して、前記搬送方向に対して直交する幅方向の両端部を押圧して前記幅方向を揃える幅方向整合手段と、前記幅方向整合手段によって前記シート束に付される前記幅方向の押圧力を検知する検知手段と、を備え、前記検知手段による検知結果に基づいて、前記幅方向整合手段による前記幅方向の押圧力が調整されるものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、積載部に積載されたシート束に対して、幅方向の整合を高精度でおこなうことができる、シート処理装置、及び、画像形成システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
この発明の実施の形態における画像形成システムを示す全体構成図である。
綴じ装置における押え部材の動作を示す図である。
綴じ装置におけるサイドフェンスの動作の一例を示す図である。
綴じ装置におけるサイドフェンスの動作の別の一例を示す図である。
排出装置におけるサイドフェンスの動作を示す図である。
後処理装置におけるハードウェア構成を示すブロック図である。
綴じ装置における制御の一例を示すフローチャートである。
排出装置における制御の一例を示すフローチャートである。
変形例における、後処理装置を示す構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0010】
まず、図1にて、画像形成システム100における全体の構成・動作について説明する。
本実施の形態において、画像形成装置1は、後処理装置40が着脱可能に設置されていて、後処理装置40とともに1つの画像形成システム100を構成している。
また、画像形成装置1は、コピー機能とプリンタ機能とスキャナ機能とを備えた複合機である。画像形成装置1には、ネットワークを介して遠隔入力装置としてのパソコンが接続されている。そして、ユーザーは、パソコンを用いて画像形成装置1に対して通信によって種々の指令をおこなって所望の印刷(画像形成動作)をおこなったり、操作部としての操作表示パネル99の画面上に表示される操作ボタンや操作キーを手動操作して種々の指令をおこなって所望の印刷(画像形成動作)をおこなったりすることになる。
また、後処理装置40には、複数枚のシートPが積載されてなるシート束PTに対して整合処理をおこなうシート処理装置としての綴じ装置50や排出装置67が設置されている。
(【0011】以降は省略されています)
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