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公開番号
2025079071
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-21
出願番号
2023191497
出願日
2023-11-09
発明の名称
服薬支援装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
A61J
7/00 20060101AFI20250514BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】検索した配薬の組み合わせから自動で配薬することにより、看護師の負担を軽減することができる服薬支援装置を提供する。
【解決手段】カートリッジ10及び配薬トレイ30の小分けボックス34に付加されている服薬者名と服薬タイミングとを含んだ服薬関連情報6cを読み取る服薬関連情報読取り部65と、服薬関連情報を管理するパック情報管理システム212と、服薬関連情報読取り部65によって読み取られた服薬関連情報読取結果及び配薬情報読取結果から、特定のパック2を取り出すカートリッジ10と特定のパック2を配薬する小分けボックス34との組み合わせを見つける配薬検索システム230と、を備え、配薬検索システム230によって検索した配薬の組み合わせから自動で配薬する服薬支援装置300である。
【選択図】図24
特許請求の範囲
【請求項1】
薬剤パックを格納する格納手段と、
特定の前記薬剤パックを特定の位置に配置する配薬手段と、
特定の前記薬剤パックを前記格納手段から取り出して前記配薬手段における前記特定の位置に移送する取出し移送手段と、
前記取出し移送手段に設けられ、前記格納手段及び前記薬剤パックの少なくとも何れかに付加されている服薬者名と服薬タイミングとを含んだ服薬関連情報及び前記配薬手段に付加されている服薬者名と服薬タイミングとを含んだ配薬情報を読み取るパック情報読取手段と、
前記服薬関連情報を管理するパック情報管理システムと、
前記配薬情報を管理する配薬情報管理システムと、
前記パック情報読取手段によって読み取られた前記服薬関連情報の服薬関連情報読取結果、及び前記パック情報読取手段によって読み取られた前記配薬情報の配薬情報読取結果から、前記特定の薬剤パックを取り出す前記格納手段と前記特定の薬剤パックを配薬する前記配薬手段との組み合わせを見つける配薬検索システムと、
を備え、
前記配薬検索システムによって検索した配薬の組み合わせから自動で配薬する服薬支援装置。
続きを表示(約 880 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の服薬支援装置において、
前記配薬手段は、特定の前記薬剤パックを特定の位置に配置する区画、又は前記区画に対して着脱自在な筐体を有し、
セットされている全ての前記区画又は前記筐体に対する配薬動作を自動で実施することを特徴とする服薬支援装置。
【請求項3】
請求項2に記載の服薬支援装置において、
前記パック情報読取手段によって読み取った前記配薬情報と一致する前記服薬関連情報が無い場合、自動でスキップし次の配薬動作を実施することを特徴とする服薬支援装置。
【請求項4】
請求項2に記載の服薬支援装置において、
前記薬剤パックの配薬中に配薬に失敗した場合、自動でスキップし次の配薬動作を実施することを特徴とする服薬支援装置。
【請求項5】
請求項2に記載の服薬支援装置において、
エラーのあった前記配薬手段の前記区画又は前記筐体の場所をユーザへ通知することを特徴とする服薬支援装置。
【請求項6】
請求項2に記載の服薬支援装置において、
エラーのあった前記格納手段の場所をユーザへ通知することを特徴とする服薬支援装置。
【請求項7】
請求項2に記載の服薬支援装置において、
現在の配薬動作を実施している前記配薬手段の前記区画又は前記筐体の場所をユーザへ通知することを特徴とする服薬支援装置。
【請求項8】
請求項2に記載の服薬支援装置において、
配薬が完了した前記区画又は前記筐体の場所をユーザへ通知することを特徴とする服薬支援装置。
【請求項9】
請求項2に記載の服薬支援装置において、
配薬を一時中断することができることを特徴とする服薬支援装置。
【請求項10】
請求項2に記載の服薬支援装置において、
配薬を停止しキャンセルすることができることを特徴とする服薬支援装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、服薬支援装置に関する。
続きを表示(約 3,600 文字)
【背景技術】
【0002】
介護施設などで複数人が服薬する薬剤が配薬された配薬トレイに、薬剤一包化パック(以下、単に「パック」又は「薬パック」ともいう)を配薬する技術として、パックや格納部に記載されている情報を読み取り、PC(以下、「パソコン」ともいう)内などにある服薬関連情報と比較し、パックを格納する格納部から取り出したパックを、配薬トレイなどの特定の位置に移送する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
【0003】
特許文献1記載の発明は、介護施設内で、格納部に記載する薬の情報(カートリッジへ貼り付けるQRコード(登録商標))の作成と、配薬タイミングなどの服薬関連情報をPCアプリなどで入力し設定するなど一つの施設内で、薬の情報と服薬タイミングの情報を管理する必要がある(なお、現在は、装置に接続されているPCアプリで実施している)。これらを全て施設の看護師が実施する必要があり、看護師の負担が大きいという問題があった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、検索した配薬の組み合わせから自動で配薬することにより、看護師等の負担を軽減することができる服薬支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的を達成するために、本発明は、薬剤パックを格納する格納手段と、特定の前記薬剤パックを特定の位置に配置する配薬手段と、特定の前記薬剤パックを前記格納手段から取り出して前記配薬手段における前記特定の位置に移送する取出し移送手段と、前記取出し移送手段に設けられ、前記格納手段及び前記薬剤パックの少なくとも何れかに付加されている服薬者名と服薬タイミングとを含んだ服薬関連情報及び前記配薬手段に付加されている服薬者名と服薬タイミングとを含んだ配薬情報を読み取るパック情報読取手段と、前記服薬関連情報を管理するパック情報管理システムと、前記配薬情報を管理する配薬情報管理システムと、前記パック情報読取手段によって読み取られた前記服薬関連情報の服薬関連情報読取結果、及び前記パック情報読取手段によって読み取られた前記配薬情報の配薬情報読取結果から、前記特定の薬剤パックを取り出す前記格納手段と前記特定の薬剤パックを配薬する前記配薬手段との組み合わせを見つける配薬検索システムと、を備え、前記配薬検索システムによって検索した配薬の組み合わせから自動で配薬する服薬支援装置にある。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、検索した配薬の組み合わせから自動で配薬することにより、看護師等の負担を軽減することができる服薬支援装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
(a)は一実施形態に係る服薬支援装置を構成する配薬装置の要部の正面図、(b)は(a)の側面図である。
(a)は単一の薬剤一包化パックの平面図、(b)は(a)の薬剤一包化パックをA矢視方向から見た側面図、(c)は薬剤一包化パック結合体の側面図、(d)はパック連続体の一般的な形態を示す図である。
配薬トレイの一構成例を示す外観斜視図である。
(a)は小分けボックス内に配置するQRコード(登録商標)付きラベルの取付例を示す図、(b)はQRコード(登録商標)付きラベルの表示例について説明する図である。
(a)はカートリッジの一例の縦断面図、(b)は(a)の下面図である。
(a)は図5(a)とは別例のカートリッジの縦断面図、(b)は(a)のカートリッジの下面図である。
引出し部に設けられたカートリッジの着脱機構を示す要部の平断面図である。
引出し部に備えられているカートリッジの識別構成を説明する模式的な平面図である。
(a)はキャリッジの構成を示す正面図、(b)は(a)の平面図である。
キャリッジの動作推移を示す正面図である。
図10に続くキャリッジの動作推移を示す正面図である。
図11に続くキャリッジの動作推移を示す正面図である。
カートリッジに表示された服薬関連情報を読み取る動作を示す正面図である。
(a)は移送部の要部構成を示す正面図、(b)は(a)の側面図である。
配薬装置の主な制御構成を示す制御ブロック図である。
服薬支援装置に係る制御ブロック図である。
(a)、(b)はカートリッジの着脱(出し入れ)を検出するカートリッジ検知センサの説明図である。
(1)はカートリッジが未セット状態のカートリッジトレイを示す図、(2)はカートリッジがカートリッジトレイにセットされた状態を示す図である。
カートリッジ検知センサがそれぞれ配置された複数のカートリッジトレイの下面図である。
(a)はカートリッジトレイセット部に複数のカートリッジが一体となったカートリッジ一体化群が未装着(未セット)である場合をカートリッジ検知センサで検知する動作図、(b)はカートリッジトレイセット部にカートリッジ一体化群が装着(セット)された状態をカートリッジ検知センサで検知する動作図である。
配薬装置において、カートリッジトレイ毎に管理が分けて配置された実施例を示す図である。
管理アプリの操作画面の一例を示す図である。
実施例の読取判断の制御フローチャートである。
配薬装置内のシステム構成を説明する図である。
パック情報管理システム内での管理データの一例について説明する図表である。
配薬情報管理システム内での管理データの一例について説明する図表である。
配薬検索システムの検索例について説明する図である。
配薬検索システム内の配薬データの組み合わせイメージの一例を示す図である。
配薬制御部の配薬動作フローを示すフローチャートである。
表示管理システムの構成イメージについて説明する図である。
(a)は配薬装置に接続されているモニター、パトランプ、カートリッジトレイや小分けボックスの状態表示用LED群の配置例を示す正面図、(b)は(a)の側面図である。
モニターを使った状態表示の一例を示す図である。
パトランプを使った状態表示の一例を示す図である。
小分けボックス状態表示用LED群配置の一例を示す図である。
(a)は配薬装置の正面図、(b)は(a)の配薬装置に配薬指示を出す操作ボタン配置部の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図を参照して実施例を含む本発明の実施の形態を詳細に説明する。各実施形態、各実施例等に亘り、同一の機能及び形状等を有する構成要素(部材や構成部品)等については、混同の虞がない限り一度説明した後では同一符号を付すことによりその説明を省略する。
【0009】
図1を参照して本発明の一実施形態に係る服薬支援装置を構成する配薬装置の要部の主要な構成を説明する。図1(a)は配薬装置の要部の主要な構成を模式的に示す正面図、図1(b)は図1(a)の側面構成を模式的に示す側面図である。
図1に示すように、配薬装置200の要部は、第1の格納部とも呼ばれるカートリッジ10と、第2の格納部とも呼ばれるカートリッジトレイ20と、引出し部80と、配薬トレイ30と、取出し部とも呼ばれるキャリッジ50と、移送部90と、第1出入り口部41~第4出入り口部44と、を備えている。
図1において、配薬装置200の左右方向ないしは横方向(幅方向でもある)をX方向と、前後方向ないしは奥行方向をY方向と、上下方向ないしは縦方向(鉛直方向でもある)をZ方向とする(後述の各図でも同じ)。
【0010】
カートリッジ10は、薬剤パックとして後述するように含まれる、薬剤が一包化された薬剤一包化パックや薬剤一包化パック結合体等(後述する)を段積みで格納する本発明の第1の格納手段としての機能を有する。カートリッジ10は、配薬装置200の装置本体としての本体フレーム199内の中段及び下段に、カートリッジトレイ20を介して複数配置されている。カートリッジ10は、第2の格納手段としてのカートリッジトレイ20に対して着脱自在に構成されている。ここで、「段積みで格納する」とは、パックを略水平状態ないし平積み状態で格納することを意味する。
(【0011】以降は省略されています)
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