TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025084206
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023197929
出願日
2023-11-22
発明の名称
液体吐出装置、および画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250527BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】短時間で着弾位置の補正を完了することができる、液体吐出装置、および画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明は、被搬送物を搬送する搬送方向の経路上における異なる位置に設けられた複数の液体吐出ヘッドユニットと、前記液体吐出ヘッドユニットによって液体が吐出された前記被搬送物の領域を撮像する画像センサと、前記各画像センサにより撮像された画像情報に基づいて、複数の前記液体吐出ヘッドユニットによって液体が吐出された位置の間のずれ量を検知する検知処理部と、前記検知処理部によって検知された前記ずれ量に基づいて、前記液体吐出ヘッドユニットから液体を吐出するタイミングを補正する補正部と、指定された前記被搬送物に基づいて、前記補正部における前記タイミングの補正に用いる補正上限値を変更する変更部と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被搬送物を搬送する搬送方向の経路上における異なる位置に設けられた複数の液体吐出ヘッドユニットと、
前記液体吐出ヘッドユニットによって液体が吐出された前記被搬送物の領域を撮像する画像センサと、
前記各画像センサにより撮像された画像情報に基づいて、複数の前記液体吐出ヘッドユニットによって液体が吐出された位置の間のずれ量を検知する検知処理部と、
前記検知処理部によって検知された前記ずれ量に基づいて、前記液体吐出ヘッドユニットから液体を吐出するタイミングを補正する補正部と、
指定された前記被搬送物に基づいて、前記補正部における前記タイミングの補正に用いる補正上限値を変更する変更部と、
を備える液体吐出装置。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
複数の前記補正上限値を記録する記録部をさらに備え、
前記変更部は、前記記録部に記録される複数の前記補正上限値のうち、指定された前記被搬送物に対応する前記補正上限値に変更する、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記変更部は、前記液体吐出ヘッドユニットからの液体の吐出に影響しないタイミングで、前記補正部における前記補正上限値を変更する、請求項1または2に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記変更部は、頁間または間欠動作時における前記補正上限値を大きくする、請求項3に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記変更部は、前記搬送方向に対する前記ずれ量が大きい被搬送物に対して、前記補正上限値を増加させる、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記変更部は、前記搬送方向に対する前記ずれ量が小さい被搬送物に対して、前記補正上限値を小さくする、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
被搬送物を搬送する搬送方向の経路上における異なる位置に設けられた複数の液体吐出ヘッドユニットと、
前記液体吐出ヘッドユニットによって液体が吐出された前記被搬送物の領域を撮像する画像センサと、
前記各画像センサにより撮像された画像情報に基づいて、複数の前記液体吐出ヘッドユニットによって液体が吐出された位置の間のずれ量を検知する検知処理部と、
前記検知処理部によって検知された前記ずれ量に基づいて、前記液体吐出ヘッドユニットから液体を吐出するタイミングを補正する補正部と、
指定された前記被搬送物に基づいて、前記補正部における前記タイミングの補正に用いる補正上限値を変更する変更部と、
を備える画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、および画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
インクジェット方式の画像形成技術において、プリントヘッド前に実装されたセンサの検出値(搬送物の位置、移動速度、移動量)を用い、プリントヘッド(液体吐出ヘッドの一例)の吐出タイミングに補正をかけることで、被搬送物の搬送方向に対する着弾位置精度を向上させる技術が開発されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、上記の着弾位置精度の向上技術では、被搬送物によらず常に補正量が一定である。また、被搬送物が紙である場合、紙は湿度変化によってパルプ繊維の伸縮を起こす。そのため、搬送方向に伸びやすい薄紙等は、上記の着弾位置精度の向上技術では、補正に時間がかかる。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、短時間で着弾位置の補正を完了することができる、液体吐出装置、および画像形成装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被搬送物を搬送する搬送方向の経路上における異なる位置に設けられた複数の液体吐出ヘッドユニットと、前記液体吐出ヘッドユニットによって液体が吐出された前記被搬送物の領域を撮像する画像センサと、前記各画像センサにより撮像された画像情報に基づいて、複数の前記液体吐出ヘッドユニットによって液体が吐出された位置の間のずれ量を検知する検知処理部と、前記検知処理部によって検知された前記ずれ量に基づいて、前記液体吐出ヘッドユニットから液体を吐出するタイミングを補正する補正部と、指定された前記被搬送物に基づいて、前記補正部における前記タイミングの補正に用いる補正上限値を変更する変更部と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、短時間で着弾位置の補正を完了することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本実施の形態にかかる液体を吐出する装置の全体構成例を示す概略図である。
図2は、従来の画像形成装置における複数の液体吐出ヘッドユニット間における着弾位置のずれ量の補正処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図3は、本実施の形態にかかる画像形成装置における複数の液体吐出ヘッドユニット間における着弾位置のずれ量の補正処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図4は、本実施の形態にかかる画像形成装置における補正上限値の変更処理の一例を説明するためのタイミングチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、液体吐出装置、および画像形成装置の実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
図1は、本実施の形態にかかる液体を吐出する装置の全体構成例を示す概略図である。図示するように、画像形成装置510(液体吐出装置の一例)は、4色のそれぞれのインクを吐出するため、4つの液体吐出ヘッドユニット210A,210B,210C,210Dを有する。以下の説明では、液体吐出ヘッドユニット210A,210B,210C,210Dを区別しない場合には、液体吐出ヘッドユニット210(液体吐出ユニットの一例)と記載する場合もある。
【0010】
各液体吐出ヘッドユニット210は、ウェブ方向(搬送方向)に搬送されるウェブ120に対して、各色のそれぞれの液体を吐出する。また、ウェブ120は、2対のニップローラ(nip roller)およびローラ230等で搬送されるとする。なお、各ニップローラは、図示するように、ウェブ120等の被搬送物を挟んで回転する。このように、各ニップローラおよびローラ230は、ウェブ120等を所定の方向へ搬送する機構等である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
シヤチハタ株式会社
印判
1か月前
シヤチハタ株式会社
反転式印判
5か月前
独立行政法人 国立印刷局
印刷物
3か月前
三光株式会社
感熱記録材料
3か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
2か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
5か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
1か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
25日前
日本製紙株式会社
感熱記録体
4か月前
株式会社リコー
液体吐出装置
4か月前
独立行政法人 国立印刷局
記録媒体
5か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2か月前
キヤノン株式会社
画像処理装置
1か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
キヤノン株式会社
印刷システム
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
26日前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
4か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
1か月前
理想科学工業株式会社
印刷装置
3か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
2か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4か月前
キヤノン株式会社
画像形成装置
5か月前
キヤノン株式会社
情報処理装置
5か月前
ブラザー工業株式会社
プリンタ
5か月前
沖電気工業株式会社
画像形成装置
3か月前
ベルク工業有限会社
静電成膜装置
4か月前
三栄電機株式会社
プリンタ
3か月前
キヤノン電子株式会社
サーマルプリンタ
3か月前
株式会社リコー
液体吐出方法
4か月前
株式会社リコー
画像形成装置
3か月前
続きを見る
他の特許を見る