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公開番号2025086643
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023200759
出願日2023-11-28
発明の名称媒体処理装置及び画像形成システム
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類B65H 37/04 20060101AFI20250602BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】複数の媒体に所定の処理を実施する媒体処理装置において、異物の混入を防止する技術を提供する。
【解決手段】媒体処理装置は、媒体を載置する載置部と、載置部に載置された少なくとも1枚の媒体に液体を付与する液体付与手段と、液体付与手段で液体が付与された複数の媒体に対して所定の処理を実施する後処理手段と、後処理手段で所定の処理が実施された複数の媒体が排出される排出部と、載置部から排出部に至る媒体の搬送路を開閉する開閉ガイド部材と、液体付与手段、後処理手段、及び開閉ガイド部材の動作を制御する制御手段とを備える。制御手段は、載置部に媒体を載置する際に、開閉ガイド部材による搬送路の開口量を第一開口量とし、媒体に対して液体付与手段に液体を付与させる際に、開閉ガイド部材による搬送路の開口量を、第一開口量より小さい第二開口量とする。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
媒体を載置する載置部と、
前記載置部に載置された少なくとも1枚の前記媒体に液体を付与する液体付与手段と、
前記液体付与手段で液体が付与された複数の前記媒体に対して所定の処理を実施する後処理手段と、
前記後処理手段で所定の処理が実施された複数の前記媒体が排出される排出部と、
前記載置部から前記排出部に至る前記媒体の搬送路を開閉する開閉ガイド部材と、
前記液体付与手段、前記後処理手段、及び前記開閉ガイド部材の動作を制御する制御手段と、を備え、
前記制御手段は、
前記載置部に前記媒体を載置する際に、前記開閉ガイド部材による前記搬送路の開口量を第一開口量とし、
前記媒体に対して前記液体付与手段に液体を付与させる際に、前記開閉ガイド部材による前記搬送路の開口量を、前記第一開口量より小さい第二開口量とする、ことを特徴とする媒体処理装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
請求項1に記載の媒体処理装置において、
前記制御手段は、前記載置部に前記媒体を載置する際に、前記載置部に載置された前記媒体に枚数に合わせて、前記第一開口量を変化させることを特徴とする媒体処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の媒体処理装置において、
前記制御手段は、前記媒体に対して前記液体付与手段に液体を付与させる際に、前記載置部に載置された前記媒体に枚数に合わせて、前記第二開口量を変化させることを特徴とする媒体処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の媒体処理装置において、
前記開閉ガイド部材による前記搬送路の開口量を検知する検知手段を備え、
前記制御手段は、前記検知手段で検知した開口量が閾値以上である場合に、前記媒体に対して前記液体付与手段に液体を付与させないことを特徴とする媒体処理装置。
【請求項5】
請求項1に記載の媒体処理装置において、
前記搬送路の異なる位置において、各々が前記媒体を搬送する複数の搬送手段と、
複数の前記搬送手段のうちの1つは、駆動ローラと、前記搬送路を挟んで前記駆動ローラと対向して配置された従動ローラとで、前記載置部に載置された複数の前記媒体を挟持して、前記排出部に向けて搬送し、
前記開閉ガイド部材は、回動先端で前記従動ローラを支持して回動することによって、前記搬送路を開閉することを特徴とする媒体処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の媒体処理装置において、
複数の前記搬送手段は、
第一搬送手段と、
前記第一搬送手段によって搬送された前記媒体を、前記載置部に向けて搬送する第二搬送手段と、
前記駆動ローラ及び前記従動ローラを備え、前記載置部に載置された複数の前記媒体を前記排出部に向けて搬送する第三搬送手段とを備え、
前記制御手段は、
前記媒体の先端が前記第一搬送手段に到達した後で且つ前記第三搬送手段に到達する前に、前記開閉ガイド部材による前記搬送路の開口量を前記第一開口量とし、
前記載置部に前記媒体を搬送した前記第二搬送手段が停止した後で且つ前記液体付与手段が液体を付与する前に、前記開閉ガイド部材による前記搬送路の開口量を前記第二開口量とする、ことを特徴とする媒体処理装置。
【請求項7】
前記媒体に画像を形成する画像形成装置と、
請求項1に記載の媒体処理装置と、を備えた画像形成システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体処理装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、画像形成装置によって画像が形成されたシート状の媒体を搬送する搬送手段と、搬送手段によって搬送された複数の媒体を積載する積載トレイと、積載トレイに積載された複数の媒体を束にして綴じる綴じ手段と、綴じ手段によって綴じられた媒体の束が排出される排出トレイとを備える媒体処理装置が知られている。
【0003】
このような媒体処理装置において、積載トレイに複数の媒体を積載するために、搬送手段を構成する一対のローラを離間させて、積載トレイから排出トレイに至る媒体の搬送路を開口させる技術がある(例えば、特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の構成では、搬送路の開口を通じて、排出トレイ側から綴じ手段側に異物が混入する可能性がある。その結果、媒体の束を適切に綴じることができなかったり、構成部品が損傷する可能性がある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、複数の媒体に所定の処理を実施する媒体処理装置において、異物の混入を防止する技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、媒体を載置する載置部と、前記載置部に載置された少なくとも1枚の前記媒体に液体を付与する液体付与手段と、前記液体付与手段で液体が付与された複数の前記媒体に対して所定の処理を実施する後処理手段と、前記後処理手段で所定の処理が実施された複数の前記媒体が排出される排出部と、前記載置部から前記排出部に至る前記媒体の搬送路を開閉する開閉ガイド部材と、前記液体付与手段、前記後処理手段、及び前記開閉ガイド部材の動作を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記載置部に前記媒体を載置する際に、前記開閉ガイド部材による前記搬送路の開口量を第一開口量とし、前記媒体に対して前記液体付与手段に液体を付与させる際に、前記開閉ガイド部材による前記搬送路の開口量を、前記第一開口量より小さい第二開口量とする、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数の媒体に所定の処理を実施する媒体処理装置において、異物の混入を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成システムの全体構成を示す図。
第一実施形態に係る後処理装置の内部構造を示す図。
端綴じ処理部を搬送方向の上流側から見た模式図。
端綴じ処理部を主走査方向の液体付与部側から見た模式図。
圧着部の構成を示す模式図。
端綴じ処理部の変形例を示す図。
端綴じ処理部の変形例に係る液体付与圧着部を示す図。
図7の液体付与圧着部による液体付与動作及び圧着綴じ動作を示す図。
針綴じ処理部を搬送方向の上流側から見た模式図。
針綴じ処理部の変形例を搬送方向の上流側から見た模式図。
内部トレイ22周辺の要部拡大図。
第一実施形態に係る後処理装置を制御する制御ブロックのハードウェア構成図。
端綴じ処理部による綴じ処理理のフローチャート。
端綴じ処理部による綴じ処理中における液体付与部及び圧着部の位置を示す図。
異物の混入を防止する綴じ処理のフローチャート。
図15のステップS1501、S1503のときの搬送ローラ対の状態を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る画像形成システム1について、図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成システム1の全体構成を示す図である。画像形成システム1は、用紙P(シート状の媒体)に画像を形成し、画像が形成された用紙Pに対して後処理を施す機能を有する。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置2と、本発明に係る後処理装置3(媒体処理装置)とで構成される。
【0010】
画像形成装置2は、用紙Pに画像を形成し、画像を形成した用紙Pを後処理装置3に排出する。画像形成装置2は、用紙Pが収容されたトレイと、トレイに収容された用紙Pを搬送する搬送部と、搬送部によって搬送された用紙Pに画像を形成する画像形成部とを備える。画像形成部は、インクを用いて画像を形成するインクジェット方式でもよいし、トナーを用いて画像を形成する電子写真方式でもよい。画像形成装置2の構成は既に周知なので、詳細な説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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