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公開番号2025095233
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211103
出願日2023-12-14
発明の名称画像形成装置、画像定着装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類G03G 15/20 20060101AFI20250619BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】定着ヒータの抵抗値を記憶するメモリを画像定着装置から削減可能にしつつ、抵抗値に応じて適切な電力を定着ヒータに供給可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像を読取り可能な画像読取部と、読取られた画像を記録媒体に形成する画像形成部と、供給された電力により発熱する定着ヒータを有し、画像が形成された記録媒体を定着ヒータにより加熱することで、当該記録媒体に当該画像を定着させる画像定着部と、読取られた画像から情報画像を識別する識別部と、識別された情報画像から定着ヒータの抵抗値を特定する特定部と、特定された抵抗値に基づいて、定着ヒータに供給される電力を制御する電力制御部とを具備する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
画像を読取り可能な画像読取部と、
読取られた画像を記録媒体に形成する画像形成部と、
供給された電力により発熱する定着ヒータを有し、前記画像が形成された記録媒体を前記定着ヒータにより加熱することで、当該記録媒体に当該画像を定着させる画像定着部と、
読取られた画像から情報画像を識別する識別部と、
識別された前記情報画像から前記定着ヒータの抵抗値を特定する特定部と、
特定された前記抵抗値に基づいて、前記定着ヒータに供給される電力を制御する電力制御部と
を具備する画像形成装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記画像定着部は、少なくとも前記画像形成部を具備する本体部に対して着脱可能であるとともに、前記情報画像を表示する
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記画像定着部は、少なくとも前記画像形成部を具備する本体部に対して着脱可能であり、
前記画像定着部が前記本体部から取外された場合、前記情報画像を前記画像読取部に読取らせるべき旨の報知を実行する報知部を具備する
請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
供給された電力により発熱する定着ヒータを有し、画像が形成された記録媒体を前記定着ヒータにより加熱することで、当該記録媒体に当該画像を定着させる画像定着装置であって、
画像を読取り可能な画像読取部と、
読取られた画像を記録媒体に形成する画像形成部と、
読取られた画像から情報画像を識別する識別部と、
前記定着ヒータの抵抗値を、識別された前記情報画像から特定する特定部と、
特定された前記抵抗値に基づいて、前記定着ヒータに供給される電力を制御する電力制御部とを具備する画像形成装置に着脱可能であり、
前記情報画像を表示する
画像定着装置。
【請求項5】
画像を読取り可能な画像読取部と、
読取られた画像を記録媒体に形成する画像形成部と、
供給される電力により発熱する定着ヒータを有し、前記画像が形成された記録媒体を前記定着ヒータにより加熱することで、当該記録媒体に当該画像を定着させる画像定着部と、
を具備する画像形成装置における情報処理方法であって、
前記画像形成装置が、
読取られた画像から情報画像を識別するステップと、
識別された前記情報画像から前記定着ヒータの抵抗値を特定するステップと、
特定された前記抵抗値に基づいて、前記定着ヒータに供給される電力を制御するステップと
を具備する情報処理方法。
【請求項6】
請求項5に記載の各ステップをコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、画像定着装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、画像が形成された記録媒体を定着ヒータにより加熱することで、当該記録媒体に当該画像を定着させる画像定着装置を具備する画像形成装置が知られている。例えば、特許文献1には、画像定着装置にメモリを設け、当該メモリに定着ヒータの抵抗値を記憶する技術が開示される。以上の特許文献1の技術では、画像定着装置のメモリから抵抗値が読み出され、読み出した抵抗値に応じて、定着ヒータに供給する電力が制御される構成が採用される。以上の構成によれば、画像定着装置が交換された場合であっても、当該画像定着装置の定着ヒータに適切な電力を供給できる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ただし、特許文献1の技術では、画像定着装置にメモリを設ける必要がある。したがって、例えば、画像定着装置にメモリを設けない構成と比較して、コストが過大になり易いという不都合がある。以上の事情を考慮して、本発明は、定着ヒータの抵抗値を記憶するメモリを画像定着装置から削減可能にしつつ、抵抗値に応じて適切な電力を定着ヒータに供給可能にすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、画像を読取り可能な画像読取部と、読取られた画像を記録媒体に形成する画像形成部と、供給された電力により発熱する定着ヒータを有し、画像が形成された記録媒体を定着ヒータにより加熱することで、当該記録媒体に当該画像を定着させる画像定着部と、読取られた画像から情報画像を識別する識別部と、識別された情報画像から定着ヒータの抵抗値を特定する特定部と、特定された抵抗値に基づいて、定着ヒータに供給される電力を制御する電力制御部とを具備する。
【発明の効果】
【0005】
本発明によれば、定着ヒータの抵抗値を記憶するメモリを画像定着装置から削減可能にしつつ、抵抗値に応じて適切な電力を定着ヒータに供給可能になる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
画像形成装置の一例であるMFPの構成を説明するための図である。
MFPの構成を説明するための他の図である。
MFPの構成の詳細を説明するための図である。
MFPの構成の詳細を説明するための他の図である。
画像形成装置の機能ブロック図である。
画像定着装置交換処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を図面に示した実施形態により詳細に説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるMFP(Multifunction Peripheral Product Printer)100の概略構成を説明するための図である。図1に示す通り、MFP100は、スキャナ部102、操作パネル103、制御部104および画像定着ユニット105を含んで構成される。
【0008】
MFP100の各構成のうち、スキャナ部102、操作パネル103および制御部104は、MFP100の本体部101側に設けられる。また、画像定着ユニット105は、MFP100の本体部101に着脱可能に構成される。例えば、画像定着ユニット105が使用劣化した場合、当該画像定着ユニット105が新品の画像定着ユニット105に交換される。
【0009】
図1の具体例では、画像定着ユニット105が本体部101から取り外されている場合を想定する。MFP100は、画像定着ユニット105が取り外れているか否かを検知可能に構成される。具体的には、画像定着ユニット105が本体部101に取り付けられた場合にON状態となり、画像定着ユニット105が本体部101から取り外された場合にOFF状態になる取付検知センサがMFP100に設けられる。ただし、画像定着ユニット105が取り付けられているか否かを検知するための方法は以上の例に限定されない。
【0010】
スキャナ部102は、各種の画像を読取り可能である。具体的には、スキャナ部102は、コンタクトガラスを具備し、コンタクトガラスに載置された印刷用紙(記録媒体の一例)等に表示された画像を読み込む。MFP100は、スキャナ部102で読み込んだ画像を、印刷用紙に印刷可能である。具体的には、MFP100は、後述の画像形成ユニット109(y、m、c、k)等(図2参照)を用いて印刷用紙に画像を形成する。
(【0011】以降は省略されています)

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