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公開番号
2025113780
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008105
出願日
2024-01-23
発明の名称
画像形成装置、電源装置、変換情報の算出方法、及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G01R
19/00 20060101AFI20250728BHJP(測定;試験)
要約
【課題】入力電圧検知回路における入力電圧に対する出力電圧の増幅比にバラツキが生じた場合であっても、入力電圧を高精度に推定できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】入力された交流の入力電圧を直流の出力電圧に変換して出力する検知部と、出力電圧から入力電圧を特定可能な変換情報を記憶する記憶部と、変換情報に基づいて、出力電圧から入力電圧を特定する特定部とを具備する画像形成装置であって、変換情報は、複数の入力電圧と当該複数の入力電圧を検知部に入力した場合に出力される複数の出力電圧とに基づいて算出されたものである。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
入力された交流の入力電圧を直流の出力電圧に変換して出力する検知部と、
前記出力電圧から前記入力電圧を特定可能な変換情報を記憶する記憶部と、
前記変換情報に基づいて、前記出力電圧から前記入力電圧を特定する特定部と
を具備する画像形成装置であって、
前記変換情報は、複数の前記入力電圧と当該複数の入力電圧を前記検知部に入力した場合に出力される複数の前記出力電圧とに基づいて算出されたものである
画像形成装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記検知部は、入力側と出力側とが絶縁され、前記入力側において前記入力電圧に応じた電流が流れ、当該電流に応じた電圧を出力するフォトカプラを備える
請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記変換情報は、前記画像形成装置が出荷される以前の工程において算出され、前記記憶部に記憶される
請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
入力された交流の入力電圧を直流の出力電圧に変換して出力する検知部と、
前記出力電圧から前記入力電圧を特定可能な変換情報を記憶する記憶部と、
前記変換情報に基づいて、前記出力電圧から前記入力電圧を特定する特定部と
を具備する電源装置であって、
前記変換情報は、複数の前記入力電圧と当該複数の入力電圧を前記検知部に入力した場合に出力される複数の前記入力電圧とに基づいて算出されたものである
電源装置。
【請求項5】
入力された交流の入力電圧を直流の出力電圧に変換して出力する検知部と、
前記出力電圧から前記入力電圧を特定可能な変換情報を記憶する記憶部と、
前記変換情報に基づいて、前記出力電圧から前記入力電圧を特定する特定部と
を具備する装置における前記変換情報の算出方法であって、
複数の前記入力電圧と、当該複数の入力電圧を前記検知部に入力した場合に出力される複数の前記入力電圧とに基づいて前記変換情報を算出するステップ
を具備する前記変換情報の算出方法。
【請求項6】
請求項5に記載のステップをコンピュータに実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置、電源装置、変換情報の算出方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、交流の入力電圧の大きさを検知する入力電圧検知回路が知られている(例えば、特許文献1)。また、入力電圧検知回路に入力された入力電圧を直流の出力電圧に変換し、当該出力電圧から入力電圧の大きさを変換情報に基づいて検知(推定)する構成が従来から知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
ところで、仮に、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とにおいて共通の変換情報が一律に記憶される構成を想定する。以上の構成では、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とで、入力電圧検知回路における入力電圧に対する出力電圧の増幅比にバラツキがない場合、入力電圧が高精度に推定される。
【0004】
ただし、実際は、入力電圧検知回路における入力電圧に対する出力電圧の増幅比にはバラツキが生じる場合がある。以上の場合、第1の画像形成装置と第2の画像形成装置とにおいて共通の変換情報が一律に記憶される構成では、入力電圧が高精度に推定できない不都合が生じ得るという事情がある。以上の事情を考慮して、本発明は、以上の不都合を抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するために、本発明の画像形成装置は、入力された交流の入力電圧を直流の出力電圧に変換して出力する検知部と、出力電圧から入力電圧を特定可能な変換情報を記憶する記憶部と、変換情報に基づいて、出力電圧から入力電圧を特定する特定部とを具備する画像形成装置であって、変換情報は、複数の入力電圧と当該複数の入力電圧を検知部に入力した場合に出力される複数の出力電圧とに基づいて算出されたものである。以上の構成によれば、実際の入力電圧および出力電圧に応じた変換情報が記憶される。したがって、入力電圧検知回路における入力電圧に対する出力電圧の増幅比にバラツキが生じた場合であっても、入力電圧を高精度に推定できる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、入力電圧検知回路における入力電圧に対する出力電圧の増幅比にはバラツキが生じた場合であっても、入力電圧を高精度に推定できる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
画像形成装置の一例であるMFPの構成を説明するための図である。
MFPのハードウェア構成を説明するための図である。
画像形成装置の機能ブロック図である。
変換情報の具体例を説明するための図である。
変換情報設定処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明を図面に示した実施形態により詳細に説明する。図1は、本発明に係る画像形成装置の一例であるMFP(Multifunction Peripheral Product Printer)100の概略構成を説明するための図である。図1に示す通り、MFP100は、電源装置101、操作パネル112、スキャナ部113、画像形成ユニット114、感光体ドラム115、転写ベルト116、および、画像定着ユニット117を含んで構成される。
【0009】
操作パネル140は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等を備えている。スキャナ部113は、各種の画像を読取り可能である。具体的には、スキャナ部113は、コンタクトガラスを具備し、操作パネル112が操作されると、コンタクトガラスに載置された印刷用紙等に表示された画像を読み込む。
【0010】
MFP100は、スキャナ部113が読み込んだ画像を、印刷用紙に印刷可能である。具体的には、スキャナ部113で画像が読み取られると、当該画像(トナー)が画像形成ユニット114により感光体ドラム115に形成される。感光体ドラム115に形成された画像は、転写ベルト116に転写(1次転写)される。また、転写ベルト116に転写された画像は、印刷用紙に転写(2次転写)される。画像が転写された印刷用紙は、画像定着ユニット117へ搬送される。
(【0011】以降は省略されています)
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