TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025113715
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024008006
出願日
2024-01-23
発明の名称
傾き検知装置、表示装置、視線深さ位置測定装置、眼球運動情報出力装置、及び視線方向追跡装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
A61B
5/107 20060101AFI20250728BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】2つの対象物それぞれの傾きを検知可能な装置を小型化する。
【解決手段】傾き検知装置は、第1発光部と、前記第1発光部とは異なる第2発光部と、を含む光源と、前記第1発光部から出射した光のうち第1の対象物により反射された第1反射光と、前記第2発光部から出射した光のうち第2の対象物により反射された第2反射光と、を受光する1つの受光部と、前記受光部が受光した結果に基づいて、前記第1の対象物の傾きに関する情報及び前記第2の対象物の傾きに関する情報のそれぞれを出力する処理部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1発光部と、前記第1発光部とは異なる第2発光部と、を含む光源と、
前記第1発光部から出射した光のうち第1の対象物により反射された第1反射光と、前記第2発光部から出射した光のうち第2の対象物により反射された第2反射光と、を受光する1つの受光部と、
前記受光部が受光した結果に基づいて、前記第1の対象物の傾きに関する情報及び前記第2の対象物の傾きに関する情報を出力する処理部と、を有する、傾き検知装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記第1発光部及び前記第2発光部のそれぞれから出射する光を変調する変調部と、
前記変調部による前記第1発光部の第1変調情報と、前記変調部による前記第2発光部の第2変調情報と、に基づき、前記受光部の出力信号から、第1反射光に関する情報及び第2反射光に関する情報と、を抽出する抽出部と、を有し、
前記処理部は、前記第1反射光に関する情報に基づいて前記第1の対象物の傾きに関する情報を出力するとともに、前記第2反射光に関する情報に基づいて前記第2の対象物の傾きに関する情報を出力する、請求項1に記載の傾き検知装置。
【請求項3】
前記変調部は、第1の符号化パターンに応じて前記第1発光部から出射する光を時間変調するとともに、前記第1の符号化パターンと直交する第2符号化パターンに応じて前記第2発光部から出射する光を時間変調する、請求項2に記載の傾き検知装置。
【請求項4】
前記変調部は、前記第1発光部及び前記第2発光部に互いに重複しない期間に光を出射させる、請求項2に記載の傾き検知装置。
【請求項5】
前記光源は、垂直共振器型面発光レーザである、請求項1に記載の傾き検知装置。
【請求項6】
前記第1の対象物と前記第2の対象物とが並ぶ方向に交差して前記第1の対象物の中心を通る第1中心軸と、前記並ぶ方向に交差して前記第2の対象物の中心を通る第2中心軸と、の間に配置され、前記第1反射光及び前記第2反射光のそれぞれを前記受光部に導光する導光部を有する、請求項1に記載の傾き検知装置。
【請求項7】
前記導光部は、
前記第1反射光を透過させる第1レンズと、
前記第2反射光を透過させる第2レンズと、
前記第1レンズと前記第2レンズとの間に配置され、前記第1レンズを透過した前記第1反射光及び前記第2レンズを透過した前記第2反射光のそれぞれを前記受光部が位置する方向に偏向させるプリズムと、を有し、
前記第1レンズ、前記プリズム、及び前記第2レンズは、一体に構成されている、請求項6に記載の傾き検知装置。
【請求項8】
前記第1発光部及び前記第2発光部は、それぞれ直線偏光を出射し、
前記プリズムは、
第1方向に偏光する前記第1反射光を前記受光部に向けて反射するとともに、前記第1方向と直交する第2方向に偏光する前記第2反射光を透過させる第1面と、
前記第2方向に偏光する前記第2反射光を前記受光部に向けて反射するとともに、前記第1方向に偏光する前記第1反射光を透過させる第2面と、を含む、請求項7に記載の傾き検知装置。
【請求項9】
前記導光部は、前記第1の対象物による前記第1反射光の第1反射点と前記プリズムとの間、又は前記第2の対象物による前記第2反射光の第2反射点と前記プリズムとの間、のどちらか一方に配置され、入射する直線偏光の偏光方向を90度回転させる1/2波長板を有する、請求項8に記載の傾き検知装置。
【請求項10】
支持体と、
請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の傾き検知装置と、を有し、
前記第1の対象物は、前記支持体の装着者の右眼であり、
前記第2の対象物は、前記装着者の左眼であり、
前記傾き検知装置から出力される前記第1の対象物の傾きに関する情報及び前記第2の対象物の傾きに関する情報に応じて表示を行う、表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、傾き検知装置、表示装置、視線深さ位置測定装置、眼球運動情報出力装置、及び視線方向追跡装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
対象物に照射した光の対象物による反射光に基づき、対象物の傾きを検知する傾き検知装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、複数の照明光源と複数のカメラとを備え、複数の照明光源から眼に光を照射し、複数のカメラで撮像した画像を分析することで、視線検出を行うシステムが開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、2つの対象物それぞれの傾きを検知可能な装置を小型化することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の一態様に係る傾き検知装置は、第1発光部と、前記第1発光部とは異なる第2発光部と、を含む光源と、前記第1発光部から出射した光のうち第1の対象物により反射された第1反射光と、前記第2発光部から出射した光のうち第2の対象物により反射された第2反射光と、を受光する1つの受光部と、前記受光部が受光した結果に基づいて、前記第1の対象物の傾きに関する情報及び前記第2の対象物の傾きに関する情報のそれぞれを出力する処理部と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、2つの対象物それぞれの傾きを検知可能な装置を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置の模式的上面図である。
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置の第一例の模式的正面図である。
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置の第二例の模式的正面図である。
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置の模式的側面図である。
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置が備える処理部のハードウェア構成を示すブロック図である。
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置が備える処理部の機能構成を示すブロック図である。
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置による変調処理及び抽出処理の第一例を示す図であって、受光部の出力信号及び第1変調情報の第一例を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置による変調処理及び抽出処理の第一例を示す図であって、受光部の出力信号及び第2変調情報の第一例を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置による変調処理及び抽出処理の第一例を示す図であって、受光部の出力信号及び第1変調情報の第二例を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置による変調処理及び抽出処理の第一例を示す図であって、受光部の出力信号及び第2変調情報の第二例を示す図である。
本発明の第一実施形態に係る傾き検知装置による抽出処理の第二例を示す図である。
本発明の第二実施形態に係る表示装置を示す模式的斜視図である。
本発明の第二実施形態に係る表示装置の構成の一部を示す模式図である。
本発明の第三実施形態に係る視線深さ位置測定装置を示す模式的上面図である。
本発明の第四実施形態に係る眼球運動情報出力装置を示す模式的上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施形態に係る傾き検知装置、表示装置、視線深さ位置測定装置、及び眼球運動情報出力装置について図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本発明の傾き検知装置、表示装置、視線深さ位置測定装置、及び眼球運動情報出力装置を例示するものであって、以下に限定するものではない。
【0009】
また、本発明の実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の実施形態の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。
【0010】
以下では、説明をわかりやすくするために、XYZ直交座標系を用いて、各部分の配置及び構成を説明する。X軸、Y軸、Z軸は、相互に直交している。X軸が延びる方向を「X方向」とし、Y軸が延びる方向を「Y方向」とし、Z軸が延びる方向を「Z方向」とする。X軸を示す矢印が向く方向を+X方向又は+X側と表記し、+X方向とは反対方向を-X方向又は-X側と表記する。Y軸を示す矢印が向く方向を+Y方向又は+Y側と表記し、+Y方向とは反対方向を-Y方向又は-Y側と表記する。Z軸を示す矢印が向く方向を+Z方向又は+Z側と表記し、+Z方向とは反対方向を-Z方向又は-Z側と表記する。本明細書では、+Y方向を「上」、-Z方向を「下」といい、+X方向を「右側」、-X方向を「左側」という。また、本明細書では、+Y方向から対象物を視た図を上面図といい、-Z方向から対象物を視た図を正面図という。但し、これらは、相対的な位置、向き、方向等の関係を述べるに過ぎず、使用時における関係と一致していなくてもよい。また、これらの方向は重力方向とは無関係である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
画像形成装置
28日前
株式会社リコー
画像形成装置
29日前
株式会社リコー
画像形成装置
5日前
株式会社リコー
画像形成装置
2日前
株式会社リコー
印刷装置及び印刷方法
2日前
株式会社リコー
炭素繊維含有樹脂組成物
2日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
29日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
今日
株式会社リコー
電源装置及び画像形成装置
7日前
株式会社リコー
検査装置および液体吐出装置
6日前
株式会社リコー
媒体供給装置及び画像形成装置
今日
株式会社リコー
画像読取装置及び画像形成装置
28日前
株式会社リコー
シート搬送装置及び画像形成装置
28日前
株式会社リコー
押圧ローラ、及び、画像形成装置
6日前
株式会社リコー
液付与システム及び排気量制御方法
6日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
8日前
株式会社リコー
画像処理装置、および画像処理方法
28日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
27日前
株式会社リコー
シート処理装置及び画像形成システム
5日前
株式会社リコー
画像読取装置、プログラム、案内方法
15日前
株式会社リコー
後処理装置、及び、画像形成システム
29日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
今日
株式会社リコー
シート給送装置、及び、画像形成装置
1日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
2日前
株式会社リコー
機器、プログラム更新方法、プログラム
6日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
2日前
株式会社リコー
投光装置、投受光装置及び測距システム
2日前
株式会社リコー
画像形成方法、及び電子部品の製造方法
1日前
株式会社リコー
廃トナー回収装置、及び、画像形成装置
6日前
株式会社リコー
情報処理システム、出力方法、プログラム
1日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
2日前
株式会社リコー
給排気装置、給排気システム及び給排気方法
1日前
株式会社リコー
積層体の製造方法、及び電気化学素子の製造方法
14日前
株式会社リコー
設備機器の制御システム及び設備機器の制御方法
1日前
株式会社リコー
情報処理システム、情報処理装置およびプログラム
今日
株式会社リコー
情報処理装置、開発支援システムおよびプログラム
28日前
続きを見る
他の特許を見る