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公開番号
2025093582
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-24
出願番号
2023209325
出願日
2023-12-12
発明の名称
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20250617BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】定形サイズおよび不定形サイズの被写体を含む異幅混載時における自動サイズ検知結果が、実際の被写体のサイズに近しい大きさで検知でき、かつ、情報の欠落がないようにする。
【解決手段】被写体に光を照射する照明部と、前記被写体により反射された光を受光して画像を生成する撮像部と、前記被写体の幅を検出する第1の幅検出部と、前記第1の幅検出部とは異なる方法で前記被写体の幅を検出する第2の幅検出部と、前記被写体のサイズを決定する幅決定部と、を備え、前記幅決定部は、前記第1の幅検出部による検出が正常の場合、前記第1の幅検出部の検出結果で前記被写体の幅を決定し、前記第1の幅検出部による検出が異常の場合、前記第2の幅検出部の検出結果で前記被写体の幅を決定する。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体に光を照射する照明部と、
前記被写体により反射された光を受光して画像を生成する撮像部と、
前記被写体の幅を検出する第1の幅検出部と、
前記第1の幅検出部とは異なる方法で前記被写体の幅を検出する第2の幅検出部と、
前記被写体のサイズを決定する幅決定部と、
を備え、
前記幅決定部は、
前記第1の幅検出部による検出が正常の場合、前記第1の幅検出部の検出結果で前記被写体の幅を決定し、
前記第1の幅検出部による検出が異常の場合、前記第2の幅検出部の検出結果で前記被写体の幅を決定する、
ことを特徴とする読取装置。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記第1の幅検出部は、前記被写体について前記撮像部の主走査方向両端のエッジを検出して前記被写体の幅を検出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記被写体を搬送する搬送部を更に有し、
前記第2の幅検出部は、搬送中の前記被写体の通過位置を検出するセンサを用いて前記被写体の幅を決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項4】
前記センサは、複数の受光素子であって、
前記幅決定部は、搬送中の前記被写体に反応した受光素子の一つ以上外側の受光素子の位置情報を用いて前記被写体の幅を決定する、
ことを特徴とする請求項3に記載の読取装置。
【請求項5】
前記第2の幅検出部は、前記撮像部で生成した画像の予め定めた複数の位置で前記被写体の有無を判別し、前記被写体ありと判別された位置の一つ以上外側の前記被写体の有無判別位置の情報を用いて前記被写体の幅を決定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項6】
前記照明部は、前記被写体に可視光と不可視光とを照射し、
前記撮像部は、前記被写体により反射された可視光及び不可視光を受光し、可視画像と不可視画像とを撮像し、
前記第1の幅検出部は、前記可視画像及び前記不可視画像において、少なくとも一方から前記被写体のエッジを検出する、
ことを特徴とする請求項2に記載の読取装置。
【請求項7】
前記幅決定部は、前記被写体の幅を、ユーザインタフェースからの入力に応じて調整する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項8】
前記被写体は、運搬物である、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項9】
請求項1ないし8の何れか一項に記載の読取装置と、
画像形成部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
【請求項10】
被写体に光を照射する照明部と、前記被写体により反射された光を受光して画像を生成する撮像部と、前記被写体の幅を検出する第1の幅検出部と、前記第1の幅検出部とは異なる方法で前記被写体の幅を検出する第2の幅検出部と、前記被写体のサイズを決定する幅決定部と、を備える読取装置における読取方法であって、
前記幅決定部が、
前記第1の幅検出部による検出が正常の場合、前記第1の幅検出部の検出結果で前記被写体の幅を決定する工程と、
前記第1の幅検出部による検出が異常の場合、前記第2の幅検出部の検出結果で前記被写体の幅を決定する工程と、
を含むことを特徴とする読取方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、読取装置において、読み取った被写体(例えば、原稿)のサイズを画像処理によって自動的に検知して、検知したサイズに合わせて画像を切り出す技術が知られている。
【0003】
特許文献1には、原稿サイズを自動検知することを目的として、画像処理(エッジ検出)によるサイズ検知に失敗した場合に、読取装置のサイドフェンスの幅を用いて画像サイズを決定する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の読取装置では、例えば定形サイズの原稿と不定形サイズの原稿とが混じる異幅混載時において自動サイズ検知に失敗した場合、被写体の幅ではなくサイドフェンスの幅を用いることで正しい原稿サイズと大きく異なるサイズが検知されることにより、検知したサイズに合わせて切り出した画像の一部が欠損することによって情報が欠落する可能性があるという問題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、定形サイズおよび不定形サイズの被写体を含む異幅混載時における自動サイズ検知結果が、実際の被写体のサイズに近しい大きさで検知でき、かつ、情報の欠落がないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被写体に光を照射する照明部と、前記被写体により反射された光を受光して画像を生成する撮像部と、前記被写体の幅を検出する第1の幅検出部と、前記第1の幅検出部とは異なる方法で前記被写体の幅を検出する第2の幅検出部と、前記被写体のサイズを決定する幅決定部と、を備え、前記幅決定部は、前記第1の幅検出部による検出が正常の場合、前記第1の幅検出部の検出結果で前記被写体の幅を決定し、前記第1の幅検出部による検出が異常の場合、前記第2の幅検出部の検出結果で前記被写体の幅を決定する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、定形サイズおよび不定形サイズの被写体を含む異幅混載時における自動サイズ検知結果が、実際の被写体のサイズに近しい大きさで検知でき、かつ、情報の欠落がないようにすることができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の一例の構成を示す図である。
図2は、画像読取装置の装置構成の一例を示す図である。
図3は、原稿幅センサの配置例を示す図である。
図4は、読取部の構成の一例を説明する図である。
図5は、画像読取装置を構成する各部の電気的接続を示すブロック図である。
図6は、画像処理部の機能構成を示すブロック図である。
図7は、媒質による分光反射特性の違いを示す図である。
図8は、可視画像と不可視画像の違いを例示的に示す図である。
図9は、被写体のエッジ検出例を示す図である。
図10は、原稿の傾きと位置の補正例を示す図である。
図11は、被写体のエッジから得られる情報を示す図である。
図12は、エッジ検出の手法を例示的に示す図である。
図13は、エッジを利用した特徴量の例を示す図である。
図14は、回帰直線式における直線式の選択を示す図である。
図15は、画像切り出し処理の流れを示すフローチャートである。
図16は、原稿幅センサの別の配置例を示す図である。
図17は、原稿幅センサの別の配置例を示す図である。
図18は、コンタクトガラスを上方から見た図である。
図19は、画像データレベル例を示す図である。
図20は、第2の実施の形態にかかる原稿幅センサを用いて原稿サイズを決定する際の処理を示す図である。
図21は、原稿幅センサを用いて原稿サイズを決定する際の処理の別の例を示す図である。
図22は、原稿幅センサを用いて原稿サイズを決定する際の処理の更に別の例を示す図である。
図23は、第3の実施の形態にかかる画像読取装置を構成する各部の電気的接続を示すブロック図である。
図24は、画像処理部の機能構成を示すブロック図である。
図25は、ADF読取の場合の操作部における表示例を示す図である。
図26は、フラットベット方式の読取の場合の操作部における表示例を示す図である。
図27は、読取装置の変形例を示す図である。
図28は、読取装置の別の変形例を示す図である。
図29は、原稿幅センサの配置例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照して、読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
【0010】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置1の一例の構成を示す図である。図1において、画像処理装置である画像形成装置1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する一般に複合機と称されるものである。
(【0011】以降は省略されています)
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