TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025096064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023212551
出願日
2023-12-15
発明の名称
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04N
1/04 20060101AFI20250619BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】被写体が検出可能範囲を超えている場合であっても、被写体の主走査方向の幅を判定することができるようにする。
【解決手段】被写体に光を照射する照明部と、前記被写体により反射された光を受光して画像を生成する撮像部と、前記被写体のエッジを検出するエッジ検出部と、前記エッジ検出部の検出結果に応じて前記被写体のサイズを判定するサイズ判定部と、を備え、前記サイズ判定部は、前記エッジ検出部によって前記被写体について前記撮像部の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出されなかった場合に、当該被写体の主走査方向の幅を判定し、前記エッジ検出部によって前記被写体について前記撮像部の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出された場合に、当該被写体の主走査方向の幅を所定幅とみなす判定を行う。
【選択図】図18
特許請求の範囲
【請求項1】
被写体に光を照射する照明部と、
前記被写体により反射された光を受光して画像を生成する撮像部と、
前記被写体のエッジを検出するエッジ検出部と、
前記エッジ検出部の検出結果に応じて前記被写体のサイズを判定するサイズ判定部と、
を備え、
前記サイズ判定部は、
前記エッジ検出部によって前記被写体について前記撮像部の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出されなかった場合に、当該被写体の主走査方向の幅を判定し、
前記エッジ検出部によって前記被写体について前記撮像部の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出された場合に、当該被写体の主走査方向の幅を所定幅とみなす判定を行う、
ことを特徴とする読取装置。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記エッジ検出部は、前記撮像部で生成した画像を用いて前記被写体の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジを検出するものであり、
前記サイズ判定部は、前記撮像部で生成した画像における前記被写体の主走査方向の幅を、前記主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出されたか否かに応じて判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項3】
前記エッジ検出部は、前記被写体の搬送経路または前記被写体の読取領域における前記撮像部の検出可能範囲の主走査方向の両端に所定の間隔で配置される検知センサであり、
前記サイズ判定部は、前記被写体の主走査方向の幅を、前記検知センサによって前記被写体が検出されたか否かに応じて判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項4】
前記エッジ検出部は、前記撮像部で生成した画像を用いて前記被写体の主走査方向一端の上辺または下辺エッジを検出するものであって、かつ、前記被写体の搬送経路または前記被写体の読取領域における前記撮像部の検出可能範囲の主走査方向の他端に配置される検知センサであり、
前記サイズ判定部は、前記撮像部で生成した画像において前記主走査方向の一端の上辺または下辺エッジが検出されたか否か、かつ、前記検知センサによって前記主走査方向の他端で前記被写体が検出されたか否かに応じて、前記被写体の主走査方向の幅を判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項5】
前記サイズ判定部は、前記エッジ検出部にて前記被写体の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジもしくは前記被写体の主走査方向の両端の少なくとも一方の上辺または下辺エッジが検出されなかった場合、当該被写体の主走査方向の幅を判定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項6】
前記照明部は、前記被写体に可視光と不可視光とを照射し、
前記撮像部は、前記被写体により反射された可視光及び不可視光を受光し、可視画像と不可視画像とを撮像し、
前記エッジ検出部は、前記可視画像及び前記不可視画像において、少なくとも一方から前記被写体の上辺または下辺エッジを検出する、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項7】
前記被写体は、運搬物である、
ことを特徴とする請求項1に記載の読取装置。
【請求項8】
請求項1ないし7の何れか一項に記載の読取装置と、
画像形成部と、
を備えることを特徴とする画像処理装置。
【請求項9】
被写体に光を照射する照明部と、前記被写体により反射された光を受光して画像を生成する撮像部と、前記被写体のエッジを検出するエッジ検出部と、前記エッジ検出部の検出結果に応じて前記被写体のサイズを判定するサイズ判定部と、を備える読取装置における読取方法であって、
前記サイズ判定部が、
前記エッジ検出部によって前記被写体について前記撮像部の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出されなかった場合に、当該被写体の主走査方向の幅を判定する工程と、
前記エッジ検出部によって前記被写体について前記撮像部の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出された場合に、当該被写体の主走査方向の幅を所定幅とみなす判定を行う工程と、
を含むことを特徴とする読取方法。
【請求項10】
被写体に光を照射する照明部と、前記被写体により反射された光を受光して画像を生成する撮像部と、を備える読取装置を制御するコンピュータを、
前記被写体のエッジを検出するエッジ検出部と、
前記エッジ検出部の検出結果に応じて前記被写体のサイズを判定するサイズ判定部と、
として機能させるプログラムであって、
前記サイズ判定部は、
前記エッジ検出部によって前記被写体について前記撮像部の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出されなかった場合に、当該被写体の主走査方向の幅を判定し、
前記エッジ検出部によって前記被写体について前記撮像部の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出された場合に、当該被写体の主走査方向の幅を所定幅とみなす判定を行うことを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、原稿の傾き及び位置の偏りに起因する読取品質の低下を解消することを目的として、読み取った画像データから原稿部分の傾きを判定し、原稿部分の傾きを補正して原稿部分を切り出す技術が知られている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、従来技術によれば、主走査エリアの検出範囲が限られる画像読取センサや光学系を備えていた場合、原稿が主走査エリアの幅を超えてしまうと原稿のエッジ部分を検出することができない、という問題がある。また、主走査エリアの検出範囲の拡大を目的として検出範囲の広いセンサ等を用いた場合、筐体が大きくなったり、コストが高くなってしまったりする、という問題がある。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、被写体が検出可能範囲を超えている場合であっても、被写体の主走査方向の幅を判定することができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被写体に光を照射する照明部と、前記被写体により反射された光を受光して画像を生成する撮像部と、前記被写体のエッジを検出するエッジ検出部と、前記エッジ検出部の検出結果に応じて前記被写体のサイズを判定するサイズ判定部と、を備え、前記サイズ判定部は、前記エッジ検出部によって前記被写体について前記撮像部の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出されなかった場合に、当該被写体の主走査方向の幅を判定し、前記エッジ検出部によって前記被写体について前記撮像部の主走査方向の両端の上辺または下辺エッジが検出された場合に、当該被写体の主走査方向の幅を所定幅とみなす判定を行う、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、被写体が検出可能範囲を超えている場合であっても、被写体の主走査方向の幅を判定することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置の一例の構成を示す図である。
図2は、画像読取装置の装置構成の一例を示す図である。
図3は、原稿幅センサの配置例を示す図である。
図4は、読取部の構成の一例を説明する図である。
図5は、画像読取装置を構成する各部の電気的接続を示すブロック図である。
図6は、画像処理部の機能構成を示すブロック図である。
図7は、媒質による分光反射特性の違いを示す図である。
図8は、可視画像と不可視画像の違いを例示的に示す図である。
図9は、被写体のエッジ検出例を示す図である。
図10は、原稿の傾きと位置の補正例を示す図である。
図11は、被写体のエッジから得られる情報を示す図である。
図12は、エッジ検出の手法を例示的に示す図である。
図13は、エッジを利用した特徴量の例を示す図である。
図14は、回帰直線式における直線式の選択を示す図である。
図15は、不定形サイズ原稿の読取例を示す図である。
図16は、画像データからの原稿の上辺のエッジ検出の実行例を示す図である。
図17は、主走査方向の両端の上辺エッジが検出されなかった場合の一例を示す図である。
図18は、サイズ判定処理の流れを示すフローチャートである。
図19は、第2の実施の形態にかかる画像読取装置における原稿幅センサの配置例を示す図である。
図20は、画像読取装置におけるエッジ検出例を示す図である。
図21は、第3の実施の形態にかかる画像読取装置におけるエッジ検出例を示す図である。
図22は、読取装置の変形例を示す図である。
図23は、読取装置の別の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラムの実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態にかかる画像形成装置1の一例の構成を示す図である。図1において、画像処理装置である画像形成装置1は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能およびファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する一般に複合機と称されるものである。
【0010】
画像形成装置1は、読取装置である画像読取装置101を有し、その下部に画像形成部103を有する。画像形成部103については、内部の構成を説明するために、外部カバーを外して内部の構成を示している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
画像形成装置
13日前
株式会社リコー
画像形成装置
12日前
株式会社リコー
多関節ロボット
18日前
株式会社リコー
システムおよび方法
14日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
13日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
14日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報表示方法
21日前
株式会社リコー
画像読取装置及び画像形成装置
12日前
株式会社リコー
シート搬送装置及び画像形成装置
12日前
株式会社リコー
画像処理装置、および画像処理方法
12日前
株式会社リコー
画像形成装置、方法およびプログラム
18日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
11日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
21日前
株式会社リコー
後処理装置、及び、画像形成システム
18日前
株式会社リコー
後処理装置、及び、画像形成システム
13日前
株式会社リコー
造形方法、造形システム及びプログラム
20日前
株式会社リコー
画像処理装置、画像処理方法、プログラム
20日前
株式会社リコー
圧切替機構、画像形成装置及び圧切替方法
14日前
株式会社リコー
測距システム、測距方法およびプログラム
18日前
株式会社リコー
電子機器、システム、画像形成装置、異常検出方法
14日前
株式会社リコー
情報処理装置、開発支援システムおよびプログラム
12日前
株式会社リコー
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
25日前
株式会社リコー
固有表現抽出方法、固有表現抽出装置及びプログラム
4日前
株式会社リコー
情報処理装置、通信システム、情報処理方法及びプログラム
25日前
株式会社リコー
クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
18日前
株式会社リコー
伝送管理装置
4日前
株式会社リコー
情報提供システム、電子機器、情報提供方法、及びプログラム
5日前
株式会社リコー
情報処理システム、画像処理装置、情報処理方法及びプログラム
21日前
株式会社リコー
液体塗布装置、液体塗布システム、液体塗布方法およびプログラム
11日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
18日前
株式会社リコー
位置決め調整機構、位置決め調整システム、及び充電ステーション
25日前
株式会社リコー
液体塗布装置、液体塗布システム、液体塗布方法およびプログラム
11日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
25日前
株式会社リコー
ファクシミリ装置、情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
12日前
株式会社リコー
レーザ照射装置、レーザ照射方法、レーザ照射システム及び被加工物
18日前
株式会社リコー
足踏み検知装置、情報処理システム、足踏み検知方法および動画再生方法
13日前
続きを見る
他の特許を見る