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公開番号
2025086371
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-09
出願番号
2023200284
出願日
2023-11-28
発明の名称
定着装置、及び、画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
G03G
15/20 20060101AFI20250602BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着回転体の内部で電気部品に接続されたハーネスを過昇温しにくくする。
【解決手段】定着ベルト21(定着回転体)の中空部に設置された面状ヒータ24(電気部品)と、面状ヒータ24に接続されたハーネス61と、定着ベルト21を覆う定着上カバー45(定着カバー)と、が設けられている。そして、ハーネス61は、定着ベルト21の中空部において面状ヒータ24に接続された部分から定着ベルト21の外部に露出するように幅方向一端側に延びて、その外部で折り返して、定着ベルト21と定着上カバー45との間で幅方向他端側に向けて延びるように配回されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
加熱手段によって加熱されてトナー像を加熱してシートの表面に定着して、内部に中空部が形成された略筒状の定着回転体と、
前記定着回転体に当接することでシートが搬送されるニップ部を形成する加圧回転体と、
前記定着回転体の前記中空部に設置された電気部品と、
前記電気部品に接続されたハーネスと、
前記定着回転体を覆う定着カバーと、
を備え、
前記ハーネスは、前記中空部において前記電気部品に接続された部分から前記定着回転体の外部に露出するように幅方向一端側に延びて、前記外部で折り返して、前記定着回転体と前記定着カバーとの間で、又は、前記定着カバーの外部で、幅方向他端側に向けて延びるように配回されたことを特徴とする定着装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記定着カバーは、前記定着装置の外部における気流によって冷却可能に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記気流を生じさせるファンを備え、
前記定着回転体の回転中心に直交する断面でみたときに、
前記ファンは、前記定着カバーに対して上方で対向する位置に配置されて、
前記ハーネスは、前記ファンの中心と前記加圧回転体の回転中心とを結ぶ仮想直線に直交する仮想線に対して前記ファンの側の位置に配置されたことを特徴とする請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
前記定着回転体の回転中心に直交する断面でみたときに、前記ハーネスは、前記定着回転体の回転中心を通る仮想水平線よりも下方の位置に配置されたことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項5】
前記ファンは、前記幅方向一端側から前記幅方向他端側に向けて気流を生じさせるように配置されたことを特徴とする請求項3に記載の定着装置。
【請求項6】
前記定着カバーは、前記定着回転体との間で、又は、外部で、前記ハーネスを保持する複数のリブが幅方向に間隔をあけて形成されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
【請求項7】
前記複数のリブは、幅方向中央部に配置された数が、幅方向端部に配置された数に比べて少なくなるように配置されたことを特徴とする請求項6に記載の定着装置。
【請求項8】
前記定着カバーは、前記ニップ部の入口側で前記定着回転体に対向する入口側面部と、前記ニップ部の出口側で前記定着回転体に対向する出口側面部と、前記定着回転体の上方に対向する天井面部と、前記入口側面部と前記天井面部とを結ぶ傾斜面部と、を具備し、
前記ハーネスは、前記定着回転体と前記定着カバーの前記傾斜面部との間で、又は、前記傾斜面部の外部で、幅方向一端側で折り返された部分から幅方向他端側に向けて延びるように配回されたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
【請求項9】
前記定着回転体は、弾性層を有しない定着ベルトであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
【請求項10】
前記電気部品は、前記加熱手段としての面状ヒータであって、
前記面状ヒータは、幅方向に複数分割されたものであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の定着装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、トナー像を加熱してシートの表面に定着する定着装置と、それを備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、又は、それらの複合機等の画像形成装置と、に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ等の画像形成装置における定着装置において、定着ベルトなどの定着回転体の内部(中空部)にヒータサーミスタなどの電気部品を設置したものが広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
そして、このような定着装置では、電気部品に電気を供給するためのハーネス(リード線)が配回されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の定着装置は、定着回転体の内部で電気部品に接続されたハーネスが過昇温してしまい、熱的破損する不具合や、電気部品に電気を供給する機能が低下してしまう不具合などが生じてしまっていた。
【0004】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、定着回転体の内部で電気部品に接続されたハーネスが過昇温しにくい、定着装置、及び、画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明における定着装置は、加熱手段によって加熱されてトナー像を加熱してシートの表面に定着して、内部に中空部が形成された略筒状の定着回転体と、前記定着回転体に当接することでシートが搬送されるニップ部を形成する加圧回転体と、前記定着回転体の前記中空部に設置された電気部品と、前記電気部品に接続されたハーネスと、前記定着回転体を覆う定着カバーと、を備え、前記ハーネスは、前記中空部において前記電気部品に接続された部分から前記定着回転体の外部に露出するように幅方向一端側に延びて、前記外部で折り返して、前記定着回転体と前記定着カバーとの間で、又は、前記定着カバーの外部で、幅方向他端側に向けて延びるように配回されたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、定着回転体の内部で電気部品に接続されたハーネスが過昇温しにくい、定着装置、及び、画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
この発明の実施の形態における画像形成装置を示す全体構成図である。
定着装置を示す構成図である。
定着装置を幅方向にみた正面図である。
定着ベルトとガイド部材とを幅方向に示す概略図である。
定着装置におけるハーネスの配回しを幅方向に示す図である。
定着装置のハーネスと、ファンと、の位置関係を示す図である。
変形例1としての、定着装置におけるハーネスの配回しを幅方向に示す図である。
図7の定着装置のハーネスと、ファンと、の位置関係を示す図である。
変形例2としての、定着装置のハーネスと、ファンと、の位置関係を示す図である。
変形例3としての、定着装置のハーネスと、ファンと、の位置関係を示す図である。
変形例4としての、定着装置を示す図である。
変形例5としての、定着装置を示す図である。
変形例6としての、定着装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0009】
まず、図1にて、画像形成装置100における全体の構成・動作について説明する。
図1において、100は画像形成装置としてのプリンタ、1は表面にトナー像が形成される感光体ドラム、6は感光体ドラム1と帯電ローラ4(帯電装置)と現像装置5とクリーニング装置2とが一体化されたプロセスカートリッジ、7はパソコンなどの入力装置から入力された画像情報に基づいた露光光Lを感光体ドラム1上に照射する露光部(書込み部)、を示す。
また、9は感光体ドラム1の表面に担持されたトナー像を転写ニップ部(転写位置)に搬送されるシートPに転写する転写ローラ、12は用紙等のシートPが収納された給紙装置(給紙カセット)、を示す。
また、16は感光体ドラム1と転写ローラ9とが当接する転写ニップ部に向けてシートPを搬送するレジストローラ(タイミングローラ)、20はシートP上の未定着画像を定着する定着装置、を示す。
【0010】
ここで、感光体ドラム1の周囲には、帯電ローラ4(帯電装置)、現像装置5、クリーニング装置2、などが配設されている。そして、これらの部材(感光体ドラム1、帯電ローラ4、現像装置5、クリーニング装置2、である。)は、プロセスカートリッジ6として一体化されていて、画像形成装置本体100に対して着脱可能(交換可能)に設置されている。プロセスカートリッジ6は、所定の交換サイクルに達したときや、メンテナンスをおこなうときなどに、画像形成装置本体100から取り出されて、新品のもの(又は、メンテナンスを施したもの)に入れ替えられる。
(【0011】以降は省略されています)
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