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公開番号2025086752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-09
出願番号2023201010
出願日2023-11-28
発明の名称微細気泡発生装置及び植物成長促進システム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類B01F 25/312 20220101AFI20250602BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】簡便かつ安定的に微細気泡を発生可能とする。
【解決手段】微細気泡発生装置1は、導入される液体を旋回させて旋回流体Hを発生させる液体旋回流部2と、旋回流体Hが導入され、旋回流体Hの流れ方向に対してテーパ状に流路を狭めることにより旋回流体Hの流速及び旋回速度を加速させる加速部としての第1テーパ状流路32と、第1テーパ状流路32より旋回流体の流れ方向(X正方向)の下流側にて旋回流体に気体を導入して気液混合する気体導入部としての空間34と、空間34にて気液混合された気液混合流体Kが導入され、流れ方向に対して逆テーパ状に流路を広めることにより気液混合流体Kに微細気泡を発生させる微細気泡発生部としての第2テーパ状流路33と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
導入される液体を旋回させて旋回流体を発生させる液体旋回流部と、
前記旋回流体が導入され、前記旋回流体の流れ方向に対してテーパ状に流路を狭めることにより前記旋回流体の流速及び旋回速度を加速させる加速部と、
前記加速部より前記流れ方向の下流側にて前記旋回流体に気体を導入して気液混合する気体導入部と、
前記気体導入部にて気液混合された気液混合流体が導入され、前記流れ方向に対して逆テーパ状に流路を広めることにより前記気液混合流体に微細気泡を発生させる微細気泡発生部と、
を備える微細気泡発生装置。
続きを表示(約 330 文字)【請求項2】
前記気体導入部に外部から気体を導入する気体流入口を備え、
前記気体流入口は、前記流れ方向に沿って任意に移動可能である、
請求項1に記載の微細気泡発生装置。
【請求項3】
前記微細気泡発生部の前記逆テーパ状の流路は、前記流れ方向に沿って任意に移動可能である、
請求項1に記載の微細気泡発生装置。
【請求項4】
前記加速部の前記テーパ状の流路の最小径部分の断面積と、前記微細気泡発生部の前記逆テーパ状の流路の最小径部分の断面積とが異なる、
請求項1に記載の微細気泡発生装置。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか一項に記載の微細気泡発生装置を含む植物成長促進システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、微細気泡発生装置及び植物成長促進システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、地球環境の悪化により、環境負荷低減技術が求められている。洗浄、廃液処理等では有機溶剤が多量に使用されており、また、その排水処理にも薬剤が使用される現状がある。この有機溶剤、薬剤を使用しない洗浄として微細気泡を用いた技術が多数報告されている。
【0003】
例えば特許文献1では、気体成分である気泡の微細化を非常に細いベンチュリー菅を用いて達成している。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1などに開示されている従来のベンチュリー菅を用いて微細気泡を発生させる技術では、液中に大きな異物、残渣がある場合は、ベンチュリー菅が詰まり、持続的に微細な気泡を発生させることが困難な場合もある。
【0005】
本発明は、簡便かつ安定的に微細気泡を発生可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の一観点に係る微細気泡発生装置は、導入される液体を旋回させて旋回流体を発生させる液体旋回流部と、前記旋回流体が導入され、前記旋回流体の流れ方向に対してテーパ状に流路を狭めることにより前記旋回流体の流速及び旋回速度を加速させる加速部と、前記加速部より前記流れ方向の下流側にて前記旋回流体に気体を導入して気液混合する気体導入部と、前記気体導入部にて気液混合された気液混合流体が導入され、前記流れ方向に対して逆テーパ状に流路を広めることにより前記気液混合流体に微細気泡を発生させる微細気泡発生部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
簡便かつ安定的に微細気泡を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る微細気泡発生装置の縦断面図
液体旋回流部を排出口側(X正方向側)から視たときの内部構造を示す図
:気液混合部における液体及び気体の流れを模式的に示す図
第2テーパ状流路の構成の一例を示す平面図
気体流入口の位置調整構造の一例を示す平面図
気体流入口の位置調整構造の他の例を示す平面図
気体導入部における気液混合の状態を示す画像
実施形態に係る植物成長促進システムの概略構成の一例を示す図
実施形態に係る植物成長促進システムの概略構成の他の例を示す図
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0010】
なお、以下の説明において、X方向、Y方向、Z方向は互いに垂直な方向である。X方向は液体旋回流部2と気液混合部3との配列方向である。また、X方向は気液混合部3内の液体の流れ方向でもあり、X負方向側が流れ方向の上流側(液体流入口4側)であり、X正方向側が流れ方向の下流側(排出口6側)である。Z方向は、液体流入口4及び気体流入口5の延在方向であり、Z正方向側が液体流入口4及び気体流入口5における液体及び気体の流れ方向の上流側であり、Z負方向側が液体及び気体の流れ方向の下流側であるY方向は、液体旋回流部2の円形筐体21の径方向である。
(【0011】以降は省略されています)

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