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公開番号2025088940
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-12
出願番号2023203790
出願日2023-12-01
発明の名称二酸化炭素吸着材
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人平木国際特許事務所
主分類B01J 20/22 20060101AFI20250605BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】本開示は、二酸化炭素吸着量に優れる二酸化炭素吸着材を提供することを目的とする。
【解決手段】本実施形態の一態様の二酸化炭素吸着材は、シリカ担体及びシリカ担体に担持されたアミンを含む二酸化炭素吸着材であり、前記シリカ担体の細孔容積が0.1cm3/g以上1.5cm3/g以下、比表面積が1000m2/g以下、平均細孔径が6nm以上100nm以下であり、担持されたアミンの幾何厚みが1nm以上12nm以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
シリカ担体及びシリカ担体に担持されたアミンを含む二酸化炭素吸着材であり、
前記シリカ担体の細孔容積が0.1cm

/g以上1.5cm

/g以下、比表面積が1000m

/g以下、平均細孔径が6nm以上100nm以下であり、
担持されたアミンの幾何厚みが1nm以上12nm以下である、二酸化炭素吸着材。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
前記幾何厚みが2nm以上6nm以下である、請求項1に記載の二酸化炭素吸着材。
【請求項3】
前記幾何厚みが3nm以上6nm以下である、請求項1に記載の二酸化炭素吸着材。
【請求項4】
前記シリカ担体が、平均粒径が0.2μm以上40μm以下のシリカ粉末である、請求項1に記載の二酸化炭素吸着材。
【請求項5】
前記シリカ担体の比表面積が5m

/g以上400m

/g以下である、請求項1に記載の二酸化炭素吸着材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、二酸化炭素吸着材に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
近年、大気中への二酸化炭素の放出の削減や、大気中、或いは、潜水艦や宇宙ステーション等の密閉空間中の二酸化炭素を分離回収することを目的として、二酸化炭素吸着材についての研究が盛んにおこなわれている。
【0003】
例えば、特許文献1には、窒素原子上に少なくとも2つイソプロピル基を有するポリアミンを支持体に担持したポリアミン担持体を含有する二酸化炭素分離材が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-9185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明者らは、担体(支持体)にアミンを担持した二酸化炭素吸着材は、その担体の表面や、細孔の状態によっては、アミンへ二酸化炭素が十分に吸着することができず、二酸化炭素の吸着量、脱離量が低下することを見出した。
【0006】
本開示は、二酸化炭素吸着量に優れる二酸化炭素吸着材を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を行ったところ、特定のシリカ担体に、特定の幾何厚みでアミンを担持することにより、優れた二酸化炭素吸着材が得られることを見出し、本開示に至った。
【0008】
本実施形態の態様例は、以下の通りに記載される。
【0009】
(1) シリカ担体及びシリカ担体に担持されたアミンを含む二酸化炭素吸着材であり、
前記シリカ担体の細孔容積が0.1cm

/g以上1.5cm

/g以下、比表面積が1000m

/g以下、平均細孔径が6nm以上100nm以下であり、
担持されたアミンの幾何厚みが1nm以上12nm以下である、二酸化炭素吸着材。
(2) 前記幾何厚みが2nm以上6nm以下である、(1)に記載の二酸化炭素吸着材。
(3) 前記幾何厚みが3nm以上6nm以下である、(1)に記載の二酸化炭素吸着材。
(4) 前記シリカ担体が、平均粒径が0.2μm以上40μm以下のシリカ粉末である、(1)~(3)のいずれかに記載の二酸化炭素吸着材。
(5) 前記シリカ担体の比表面積が5m

/g以上400m

/g以下である、(1)~(4)のいずれかに記載の二酸化炭素吸着材。
【発明の効果】
【0010】
本開示により、二酸化炭素吸着量に優れる二酸化炭素吸着材を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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