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公開番号
2025101283
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218017
出願日
2023-12-25
発明の名称
二酸化炭素吸収材
出願人
DIC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B01J
20/22 20060101AFI20250630BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約
【課題】アミン化合物を効率的に担持でき、かつ繰り返し使用に耐えうる強度を有する二酸化炭素吸収材の提供。
【解決手段】直径0.03~5mmのアモルファス2相共連続型シリカ構造体を担体とし、アミン化合物を担持させた二酸化炭素吸収材。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
直径0.03~5mmのアモルファス2相共連続型シリカ構造体を担体とし、アミン化合物を担持させた二酸化炭素吸収材。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記アモルファス2相共連続型シリカ構造体が、シリカを主成分とする相と空気相とからなり、当該シリカの化学結合がQ4結合で構成されている、請求項1に記載の二酸化炭素吸収材。
【請求項3】
前記アモルファス2相共連続型シリカ構造体における空気相の直径が10~1000nmの範囲である請求項1に記載の二酸化炭素吸収材。
【請求項4】
前記アモルファス2相共連続型シリカ構造体におけるシリカを主成分とする相が、太さが5~1000nmの範囲のナノワイヤから形成されている請求項1に記載の二酸化炭素吸収材。
【請求項5】
前記アモルファス2相共連続型シリカ構造体の比表面積が0.1~200m
2
/gの範囲である請求項1に記載の二酸化炭素吸収材。
【請求項6】
前記アモルファス2相共連続型シリカ構造体のシリカを主成分とする相に、酸化モリブデンが5質量%以下で含まれている請求項1に記載の二酸化炭素吸収材。
【請求項7】
25℃、1気圧における、前記二酸化炭素吸収材1kgあたりの二酸化炭素吸収容量が50g以上である、請求項1に記載の二酸化炭素吸収材。
【請求項8】
細孔容積が0.13~1.0cm
3
/gである、請求項1に記載の二酸化炭素吸収材。
【請求項9】
前記担体の単位重量当たりの前記アミン化合物の担持量が、0.01g/g以上0.5g/g以下である、請求項1に記載の二酸化炭素吸収材。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、二酸化炭素吸収材に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
温室効果ガスの排出を全体としてゼロにするカーボンニュートラルを目指す動きが国際的に広がっている。温室効果ガスの排出量の中で二酸化炭素の占める割合は80%以上であり、二酸化炭素を資源として捉え、分離・回収して様々な製品や燃料に再利用することで、二酸化炭素の排出を抑制する「カーボンリサイクル」の取組みが始まっている。
【0003】
具体的には、ボイラ等の燃焼設備から排出されたプロセスガスなどの二酸化炭素を含む被処理ガスから固体の二酸化炭素吸着剤を用いて二酸化炭素を分離し除去するシステムが知られている。固体の二酸化炭素吸収材としてはアミンを担持させた多孔質シリカが一般的になりつつある。
【0004】
特許文献1には、多孔質物質にアミン化合物を含浸させた二酸化炭素捕捉材と、多孔質物質に潮解性化合物を含浸させた冷却材とを混合した、耐熱性二酸化炭素吸収材が記載されている。
【0005】
特許文献2には、シリカゲルにアミン化合物を担持させて成る二酸化炭素吸着剤であって、前記シリカゲルは、粒子径が1mm以上5mm以下であり、平均細孔径が10nm以上100nm以下であり、且つ、細孔容積が0.1cm
3
/g以上1.3cm
3
/g以下である、二酸化炭素吸収材が記載されている。
【0006】
特許文献3には、親水性バインダーによって親水性繊維と多孔質粉末とが複合された多孔質粒子に、アミン化合物が担持されてなる、二酸化炭素吸収材が記載されている。
【0007】
特許文献4には、メソ孔を有する多孔質基材を用意すること、アミノ基を有するアミノ化合物を用意すること、前記アミノ化合物を気相状態とした雰囲気中に前記多孔質基材をさらすことで、少なくとも前記多孔質基材の前記メソ孔の内部に前記アミノ化合物を担持させること、を包含する、アミノ化合物担持多孔質材の製造方法、が記載されている。
【0008】
特許文献5には、ケイ酸リチウムを主成分とする二酸化炭素吸収材料の製造方法であって、リチウム(Li)成分とケイ素(Si)成分とを含むLi-Si前駆体化合物が水溶液中に分散されたゾル状組成物を用意すること、 前記ゾル状組成物に対し電磁波を照射してゲル状組成物を得ること、および、前記ゲル状組成物を焼成してリチウムとケイ素とを含むケイ酸リチウムを得ること、を包含する、二酸化炭素吸収材料の製造方法、が記載されている。
【0009】
特許文献6には、窒素原子上に少なくとも2つイソプロピル基を有するポリアミンを支持体に担持したポリアミン担持体を含有する二酸化炭素分離材、が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
特開2010-119958号公報
特開2017-164656号公報
特開2018-187574号公報
特開2015-113337号公報
特表2018-528851号公報
特開2015-009185号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
(【0011】以降は省略されています)
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