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公開番号
2025095492
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-26
出願番号
2023211526
出願日
2023-12-14
発明の名称
推定方法、情報処理装置、及びプログラム
出願人
DIC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06N
20/00 20190101AFI20250619BHJP(計算;計数)
要約
【課題】サンプルに係るスペクトル計測値に基づき、サンプルの物性情報等を推定する技術を改善する。
【解決手段】情報処理装置が実行する、推定方法であって、サンプルに係るスペクトル計測値を取得するステップと、スペクトル計測値を一次元データに変換するステップと、一次元データのデータサイズを1/α倍(αは自然数)にする複数の異なるウィンドウサイズによりマックスプーリング処理を行い、1/α倍にされた複数の処理済一次元データをα倍にする拡大処理を行い、拡大処理された複数のデータを組み合わせることで二次元データを生成するステップと、二次元データのうち、所定領域のデータを入力情報として決定するステップと、所定領域のデータを入力情報として予測モデルに入力してサンプルの情報を推定するステップと、サンプルの情報を出力するステップと、を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置が実行する、推定方法であって、
サンプルに係るスペクトル計測値を取得するステップと、
前記スペクトル計測値を一次元データに変換するステップと、
前記一次元データのデータサイズを1/α倍(αは自然数)にする複数の異なるウィンドウサイズによりマックスプーリング処理を行い、1/α倍にされた複数の処理済一次元データをα倍にする拡大処理を行い、拡大処理された複数のデータを組み合わせることで二次元データを生成するステップと、
前記二次元データのうち、所定領域のデータを入力情報として決定するステップと、
前記所定領域のデータを入力情報として予測モデルに入力して前記サンプルの情報を推定するステップと、
前記サンプルの情報を出力するステップと、
を含む、推定方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の推定方法であって、
前記スペクトル計測値は、IRスペクトルを含む、推定方法。
【請求項3】
請求項1に記載の推定方法であって、
前記サンプルの情報は、前記サンプルの組成情報、及び物性情報の少なくともいずれかを含む、推定方法。
【請求項4】
請求項1に記載の推定方法であって、
前記二次元データを生成するステップは、二次元画像を生成するステップであり、
前記スペクトル計測値に基づき、計測値に対応する画素情報を波数順に並べた一次元画像を生成することと、
前記複数の異なるウィンドウサイズによりマックスプーリング処理を行い、マックスプーリング処理により1/α倍した処理画像を前記一次元画像のサイズと同サイズになるようα倍する処理を行い、前記一次元画像から複数の加工画像を生成することと、
前記波数をX軸とし前記ウィンドウサイズをY軸として前記一次元画像及び前記複数の加工画像を結合して二次元画像を生成することと、
を含む、推定方法。
【請求項5】
請求項4に記載の推定方法であって、
前記所定領域は、前記二次元画像における複数の矩形領域である、推定方法。
【請求項6】
請求項5に記載の推定方法であって、
前記決定するステップにおいて、前記複数の矩形領域は遺伝的アルゴリズムにより決定され、前記遺伝的アルゴリズムにおける染色体情報は、前記複数の矩形領域に対応した複数の遺伝子情報を含み、各遺伝子情報は、矩形領域を示すX座標情報及びY座標情報を含む、推定方法。
【請求項7】
制御部を備える情報処理装置であって、
前記制御部は、
サンプルに係るスペクトル計測値を取得し
前記スペクトル計測値を一次元データに変換し、
前記一次元データのデータサイズを1/α倍(αは自然数)にする複数の異なるウィンドウサイズによりマックスプーリング処理を行い、1/α倍にされた複数の処理済一次元データをα倍にする拡大処理を行い、拡大処理された複数のデータを組み合わせることで二次元データを生成し、
前記二次元データのうち、所定領域のデータを入力情報として決定し、
前記所定領域のデータを入力情報として予測モデルに入力して前記サンプルの情報を推定し、
前記サンプルの情報を出力する、情報処理装置。
【請求項8】
情報処理装置が実行する推定するプログラムであって、コンピュータに、
サンプルに係るスペクトル計測値を取得するステップと、
前記スペクトル計測値を一次元データに変換するステップと、
前記一次元データのデータサイズを1/α倍(αは自然数)にする複数の異なるウィンドウサイズによりマックスプーリング処理を行い、1/α倍にされた複数の処理済一次元データをα倍にする拡大処理を行い、拡大処理された複数のデータを組み合わせることで二次元データを生成するステップと、
前記二次元データのうち、所定領域のデータを入力情報として決定するステップと、
前記所定領域のデータを入力情報として予測モデルに入力して前記サンプルの情報を推定するステップと、
前記サンプルの情報を出力するステップと、
を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、推定方法、情報処理装置、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来からサンプルに係るスペクトル計測値に基づき、サンプルに係る物性等の情報を推定する技術が知られている。例えば非特許文献1には、スペクトルデータにおいても予測精度の高いモデリングを行うことを可能にする新しい変数選択手法として、GAWLS法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
河村、荒川、船津、“遺伝的アルゴリズムを用いた波長領域選択手法の開発”、Journal of Computer Aided Chemistry , Vol.7, 10-17 (2006)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、実測作業では信号点がずれて信号強度がばらつくケースある。例えば、避けられない機械誤差等により、スペクトル計測値のピーク位置がずれることがある。この場合において、GAWLS法によりサンプルに係る情報を推定することは困難であった。このようにスペクトル計測値に基づき、サンプルの物性情報等を推定する技術には改善の余地があった。
【0005】
かかる事情に鑑みてなされた本開示の目的は、サンプルに係るスペクトル計測値に基づき、サンプルの物性情報等を推定する技術を改善することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本開示の一実施形態に係る推定方法は、情報処理装置が実行する、推定方法であって、
サンプルに係るスペクトル計測値を取得するステップと、
前記スペクトル計測値を一次元データに変換するステップと、
前記一次元データのデータサイズを1/α倍(αは自然数)にする複数の異なるウィンドウサイズによりマックスプーリング処理を行い、1/α倍にされた複数の処理済一次元データをα倍にする拡大処理を行い、拡大処理された複数のデータを組み合わせることで二次元データを生成するステップと、
前記二次元データのうち、所定領域のデータを入力情報として決定するステップと、
前記所定領域のデータを入力情報として予測モデルに入力して前記サンプルの情報を推定するステップと、
前記サンプルの情報を出力するステップと、
を含む。
【0007】
(2)本開示の一実施形態に係る推定方法は、(1)に記載の推定方法であって、
前記スペクトル計測値は、IRスペクトルを含む。
【0008】
(3)本開示の一実施形態に係る推定方法は、(1)又は(2)に記載の推定方法であって、
前記サンプルの情報は、前記サンプルの組成情報、及び物性情報の少なくともいずれかを含む。
【0009】
(4)本開示の一実施形態に係る推定方法は、(1)乃至(3)のいずれか一項に記載の推定方法であって、
前記二次元データを生成するステップは、二次元画像を生成するステップであり、
前記スペクトル計測値に基づき、計測値に対応する画素情報を波数順に並べた一次元画像を生成することと、
前記複数の異なるウィンドウサイズによりマックスプーリング処理を行い、マックスプーリング処理により1/α倍した処理画像を前記一次元画像のサイズと同サイズになるようα倍する処理を行い、前記一次元画像から複数の加工画像を生成することと、
前記波数をX軸とし前記ウィンドウサイズをY軸として前記一次元画像及び前記複数の加工画像を結合して二次元画像を生成することと、
を含む。
【0010】
(5)本開示の一実施形態に係る推定方法は、(4)に記載の推定方法であって、
前記所定領域は、前記二次元画像における複数の矩形領域である。
(【0011】以降は省略されています)
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