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公開番号
2025117031
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011671
出願日
2024-01-30
発明の名称
学習装置、推定装置、推定システム、表示装置、表示システム、学習方法、推定方法及びコンピュータープログラム
出願人
DIC株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61B
5/16 20060101AFI20250804BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】個人差を反映した色により感情を表す。
【解決手段】推定システムは、第一感情推定部と、学習部と、第二感情推定部と、色推定部とを有する。第一感情推定部は、モデル生成対象者を測定して得られ、かつ、感情に応じて変化する生体情報に基づいてモデル生成対象者の感情を推定する。学習部は、推定された感情の情報と、生体情報の測定時における感情を表す色としてモデル生成対象者が選択した色の情報とを用いて、感情の情報と色の情報との対応を表す色推定モデルをモデル生成対象者毎に学習する。第二感情推定部は、推定対象者を測定して得られ、かつ、感情に対応して変化する生体情報に基づいて推定対象者の感情を推定する。色推定部は、推定対象者と同じ又は異なるモデル生成対象者について学習された色推定モデルを用いて、推定対象者の推定された感情の情報に対応した色の情報を推定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モデル生成対象者を測定して得られ、かつ、感情に応じて変化する生体情報に基づいて前記モデル生成対象者の感情を推定する感情推定部から推定結果として前記感情の情報を取得し、推定された前記感情の情報と、前記生体情報の測定時における感情を表す色として前記モデル生成対象者が選択した色の情報とを用いて、感情の情報と色の情報との対応を表す色推定モデルをモデル生成対象者毎に学習する学習部、
を備える学習装置。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
モデル生成対象者を測定して得られ、かつ、感情に応じて変化する生体情報と、前記生体情報の測定時における感情を表す色として前記モデル生成対象者が選択した色の情報とに基づいて、生体情報と色の情報との対応を表す色推定モデルをモデル生成対象者毎に学習する学習部、
を備える学習装置。
【請求項3】
推定対象者を測定して得られ、かつ、感情に応じて変化する生体情報に基づいて前記推定対象者の感情を推定する感情推定部と、
感情の情報と色の情報との対応を表す色推定モデルを用いて、推定された前記感情の情報に対応した色の情報を推定する色推定部とを備え、
前記色推定モデルは、複数の異なる感情の情報と、複数の異なる前記感情それぞれを表す色として前記推定対象者と同一又は異なるモデル生成対象者が選択した色の情報とを用いてモデル生成対象者毎に学習される、
推定装置。
【請求項4】
感情に対応して変化する生体情報と色の情報との対応を表す色推定モデルを用いて、推定対象者を測定して得られた生体情報に対応した色の情報を推定する色推定部を備え、
前記色推定モデルは、前記推定対象者と同一又は異なるモデル生成対象者を異なるタイミングにおいて測定して得られた生体情報と、前記生体情報の測定時それぞれにおける感情を表す色として前記モデル生成対象者が選択した色の情報とを用いてモデル生成対象者毎に学習される、
推定装置。
【請求項5】
前記推定対象者を第一推定対象者、かつ、前記モデル生成対象者を第二推定対象者とした場合に前記色推定部が推定した前記色の情報を前記第一推定対象者に対応した表示装置に表示する処理と、前記推定対象者を前記第二推定対象者、かつ、前記モデル生成対象者を前記第一推定対象者とした場合に前記色推定部が推定した前記色の情報を前記第二推定対象者に対応した表示装置に表示する処理とを行う情報制御部をさらに備える、
請求項3又は請求項4に記載の推定装置。
【請求項6】
前記推定対象者は被介護者であり、かつ、前記モデル生成対象者は介護者である、
又は、
前記推定対象者は介護者であり、かつ、前記モデル生成対象者は被介護者である、
請求項3又は請求項4に記載の推定装置。
【請求項7】
モデル生成対象者を測定して得られ、かつ、感情に応じて変化する生体情報に基づいて前記モデル生成対象者の感情を推定する第一感情推定部と、
推定された前記感情の情報と、前記生体情報の測定時における感情を表す色として前記モデル生成対象者が選択した色の情報とを用いて、感情の情報と色の情報との対応を表す色推定モデルをモデル生成対象者毎に学習する学習部と、
推定対象者を測定して得られ、かつ、感情に対応して変化する生体情報に基づいて前記推定対象者の感情を推定する第二感情推定部と、
前記推定対象者と同じ又は異なるモデル生成対象者について学習された前記色推定モデルを用いて、前記推定対象者の推定された前記感情の情報に対応した色の情報を推定する色推定部と、
を備える推定システム。
【請求項8】
モデル生成対象者を測定して得られ、かつ、感情に応じて変化する生体情報と、前記生体情報の測定時における感情を表す色として前記モデル生成対象者が選択した色の情報とに基づいて、生体情報と色の情報との対応を表す色推定モデルをモデル生成対象者毎に学習する学習部と、
推定対象者と同じ又は異なるモデル生成対象者について学習された前記色推定モデルを用いて、前記推定対象者を測定して得られた生体情報に対応した色の情報を推定する色推定部と、
を備える推定システム。
【請求項9】
推定対象者の生体情報に基づき推定された感情の情報に対応した色の情報を、感情の情報とモデル生成対象者の前記感情を表す色の情報との対応を表す色推定モデルを用いて推定する処理、又は、前記推定対象者の生体情報に対応した色の情報を、前記モデル生成対象者の生体情報と前記モデル生成対象者の前記生体情報の測定時における感情を表す色との対応を表す色推定モデルを用いて推定する処理により得られた前記色の情報を表示する表示部、
を備える表示装置。
【請求項10】
第一推定対象者の生体情報に基づき推定された感情の情報に対応した色の情報を、感情の情報と第二推定対象者の前記感情を表す色の情報との対応を表す色推定モデルを用いて推定する処理、又は、前記第一推定対象者の生体情報に対応した色の情報を、前記第二推定対象者の生体情報と前記第二推定対象者の前記生体情報の測定時における感情を表す色との対応を表す色推定モデルを用いて推定する処理により得られた前記色の情報を表示する第一表示部と、
前記第二推定対象者の生体情報に基づき推定された感情の情報に対応した色の情報を、感情の情報と前記第一推定対象者の前記感情を表す色の情報との対応を表す色推定モデルを用いて推定する処理、又は、前記第二推定対象者の生体情報に対応した色の情報を、前記第一推定対象者の生体情報と前記第一推定対象者の前記生体情報の測定時における感情を表す色との対応を表す色推定モデルを用いて推定する処理により得られた前記色の情報を表示する第二表示部と、
を備える表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、学習装置、推定装置、推定システム、表示装置、表示システム、学習方法、推定方法及びコンピュータープログラムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
現在、介護職の人手不足が社会課題となっており、将来的には高齢者の増加や感情労働によるバーンアウトなどによる離職率の増加が予想されている。しかしながら、これに対して、十分な対策を早急に策定することは容易ではない。この離職率の増加の原因の一つとして、介護におけるコミュニケーションの不和が考えられる。
【0003】
高齢者との円滑なコミュニケーションを実現する従来技術として、ロボットや音声システム、画像表示システムなどがあるものの(例えば、特許文献1、2参照)、これら従来技術では、被介護者や介護者の感情や思考を考慮した円滑なコミュニケーションのプロセスが欠如しており、被介護者に寄り添った介護に繋がらない場合あった。そこで、より円滑なコミュニケーションを支援する技術として、対象者の生体状態に基づいて推定した感情を表す情報を出力するものがある(例えば、特許文献3、4参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2008-158697号公報
特開2003-108362号公報
特開2020-185138号公報
特開2019-17499号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献3などの従来技術では、推定した感情を色によって表している。一方で、同じ感情でも、その感情を表す色には個人差がある。従来技術では、個人によらず、同じ感情については同じ色を使用して表していた。
【0006】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、個人差を反映した色により感情を表すことを可能にする技術を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、モデル生成対象者を測定して得られ、かつ、感情に応じて変化する生体情報に基づいて前記モデル生成対象者の感情を推定する感情推定部から推定結果として前記感情の情報を取得し、推定された前記感情の情報と、前記生体情報の測定時における感情を表す色として前記モデル生成対象者が選択した色の情報とを用いて、感情の情報と色の情報との対応を表す色推定モデルをモデル生成対象者毎に学習する学習部、を備える学習装置である。
【0008】
本発明の一態様は、モデル生成対象者を測定して得られ、かつ、感情に応じて変化する生体情報と、前記生体情報の測定時における感情を表す色として前記モデル生成対象者が選択した色の情報とに基づいて、生体情報と色の情報との対応を表す色推定モデルをモデル生成対象者毎に学習する学習部、を備える学習装置である。
【0009】
本発明の一態様は、推定対象者を測定して得られ、かつ、感情に応じて変化する生体情報に基づいて前記推定対象者の感情を推定する感情推定部と、感情の情報と色の情報との対応を表す色推定モデルを用いて、推定された前記感情の情報に対応した色の情報を推定する色推定部とを備え、前記色推定モデルは、複数の異なる感情の情報と、複数の異なる前記感情それぞれを表す色として前記推定対象者と同一又は異なるモデル生成対象者が選択した色の情報とを用いてモデル生成対象者毎に学習される、推定装置である。
【0010】
本発明の一態様は、感情に対応して変化する生体情報と色の情報との対応を表す色推定モデルを用いて、推定対象者を測定して得られた生体情報に対応した色の情報を推定する色推定部を備え、前記色推定モデルは、前記推定対象者と同一又は異なるモデル生成対象者を異なるタイミングにおいて測定して得られた生体情報と、前記生体情報の測定時それぞれにおける感情を表す色として前記モデル生成対象者が選択した色の情報とを用いてモデル生成対象者毎に学習される、推定装置である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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