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公開番号2025093380
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-24
出願番号2023208993
出願日2023-12-12
発明の名称ファン取付装置及びヘルメット装置
出願人DIC株式会社,DICプラスチック株式会社
代理人個人,個人
主分類A42B 3/28 20060101AFI20250617BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】ヘルメットの装着感を向上できるファン取付装置及びヘルメット装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ヘルメットにファンユニット22を取り付けるためのファン取付装置において、ファンユニット22が配置されると共に、ヘルメットに取り付けられるシート本体21及び支持シート23と、首筋2とファンユニット22の送風面との間に位置する可撓性シート部である風拡散部26であって、首筋2の方向に撓んだ状態で拡散した風が通る通風路を構成する風拡散部26と、備える。首筋2の方向に撓んだ風拡散部26は、風を拡散するとともに風穴27を構成することで、ヘルメットの方向を含む複数の方向に風を送り出すことができる。これにより、ヘルメットの装着感を向上できる。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ヘルメットにファンユニットを取り付けるためのファン取付装置において、
前記ファンユニットが配置されると共に、前記ヘルメットに取り付けられるシート体と、
首筋と前記ファンユニットの送風面との間に位置する可撓性シート部であって、首筋の方向に撓んだ状態で拡散した風が通る通風路を構成する前記可撓性シート部と、を備える
ファン取付装置。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記可撓性シート部は、首筋の方向に撓んだ状態で、上下方向に風を送り出す前記通風路を構成する
請求項1に記載のファン取付装置。
【請求項3】
前記可撓性シート部は、首筋の方向に撓んだ状態で、上方向及び左右方向に風を送り出す前記通風路を構成する
請求項1に記載のファン取付装置。
【請求項4】
前記シート体は、前記ファンユニットが取り付けられる支持シートと、
前記支持シートが取り付けられるとともに、前記ヘルメットに取り付けられるシート本体と、を備え、
前記シート本体が前記可撓性シート部を備える
請求項1に記載のファン取付装置。
【請求項5】
前記シート本体は、前記ファンユニットからの送風が直接当たる風拡散部と、前記風拡散部で拡散された風を装着者側の内側空間に送り出す前記通風路を構成する複数の風穴と、を備える
請求項4に記載のファン取付装置。
【請求項6】
前記風拡散部及び前記複数の風穴は、前記シート本体を打ち抜いて構成される
請求項5に記載のファン取付装置。
【請求項7】
前記複数の風穴は、上方に風を送り出す上風穴と、下方に風を送り出す下風穴とを備え、
前記上風穴は、前記下風穴よりも左右方向の長さが長い
請求項5に記載のファン取付装置。
【請求項8】
前記複数の風穴は、上方に風を送り出す上風穴と、右側に風を送り出す右風穴と、左側に風を送り出す左風穴と、を備え
前記右風穴及び前記左風穴は、線対称に配置される
請求項5に記載のファン取付装置。
【請求項9】
ヘルメットと、
前記ヘルメットにファンユニットを取り付けるためのファン取付装置と、を備え、
前記ファン取付装置は、
前記ファンユニットが配置されると共に、前記ヘルメットに取り付けられるシート体と、
首筋と前記ファンユニットの送風面との間に位置する可撓性シート部であって、首筋の方向に撓んだ状態で拡散した風が通る通風路を構成する前記可撓性シート部と、を備える
ヘルメット装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘルメットに対してファンユニットが取付可能なファン取付装置及びヘルメット装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ヘルメットを装着した作業者の装着感を向上させるため、ヘルメットには、ファンユニットが取り付けられることがある。特許文献1では、ヘルメットの背面側の縁部に、袋状体を取り付け、その中にファンユニットを取り付けるようにしている。そして、ファンユニットにより取り込んだ空気を上方に送り出し、ヘルメット内に送り込みヘルメット内の蒸れを抑制するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/235307号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のファンユニットは、首筋の近くに位置するファンユニットから上方に風を送り出し、ヘルメット内に風を送り込むことを目的としている。ファンユニットからの風は、上方以外にも風が送り出されると、上半身、首回り等にも風が当たり、装着感を向上できる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのファン取付装置は、ヘルメットにファンユニットを取り付けるためのファン取付装置において、前記ファンユニットが配置されると共に、前記ヘルメットに取り付けられるシート体と、首筋と前記ファンユニットの送風面との間に位置する可撓性シート部であって、首筋の方向に撓んだ状態で拡散した風が通る通風路を構成する前記可撓性シート部と、を備える。
【0006】
上記構成によれば、首筋の方向に撓んだ可撓性シート部は、風を拡散するとともに通風路を構成することで、ヘルメットの方向を含む複数の方向に風を送り出すことができる。これにより、ヘルメットの装着感を向上できる。
【0007】
上記ファン取付装置において、前記可撓性シート部は、首筋の方向に撓んだ状態で、上下方向に風を送り出す通風路を構成するように構成してもよい。上記構成によれば、ファンユニットからの風は、ヘルメット内と着用者の上半身方向に送り出される。これにより、ヘルメットの装着感を向上できる。
【0008】
上記ファン取付装置において、前記可撓性シート部は、首筋の方向に撓んだ状態で、上方向及び左右方向に風を送り出す通風路を構成するようにしてもよい。上記構成によれば、ファンユニットからの風は、ヘルメット内と着用者の左右の首周りに送り出される。これにより、ヘルメットの装着感を向上できる。
【0009】
上記ファン取付装置において、前記シート体は、前記ファンユニットが取り付けられる支持シートと、前記支持シートが取り付けられるとともに、前記ヘルメットに取り付けられるシート本体と、を備え、前記シート本体が前記可撓性シート部を備えるように構成してもよい。上記構成によれば、支持シートを通じてシート本体にファンユニットを取り付けることができる。
【0010】
上記ファン取付装置において、前記シート本体は、前記ファンユニットからの送風が直接当たる風拡散部と、前記風拡散部で拡散された風を装着者側の内側空間に送り出す前記通風路を構成する複数の風穴と、を備えるように構成してもよい。上記構成によれば、複数の風穴を使って構成された通風路によって、風拡散部で拡散された風を複数の方向に送り出すことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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