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公開番号2024127138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-20
出願番号2023036075
出願日2023-03-08
発明の名称スマートヘルメット
出願人株式会社F2Fグループ
代理人個人
主分類A42B 3/18 20060101AFI20240912BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】本発明は、使用者の安全性を確保しつつ情報を取得可能なスマートヘルメットを提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の一態様に係るスマートヘルメットは、使用者の少なくとも頭頂部を覆うように装着されるヘルメット本体と、上記ヘルメット本体の上記使用者の目線より上方から前方に突出するように設けられるバイザーと、上記バイザーの下面かつ周辺部に配設される表示装置とを備え、上記表示装置が、発光により情報を上記使用者に伝達可能な1又は複数の表示部を有し、上記表示部が、点状の発光素子又は複数の上記発光素子を連続して配置した発光素子群を含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
使用者の少なくとも頭頂部を覆うように装着されるヘルメット本体と、
上記ヘルメット本体の上記使用者の目線より上方から前方に突出するように設けられるバイザーと、
上記バイザーの下面かつ周辺部に配設される表示装置と
を備え、
上記表示装置が、発光により情報を上記使用者に伝達可能な1又は複数の表示部を有し、
上記表示部が、点状の発光素子又は複数の上記発光素子を連続して配置した発光素子群を含むスマートヘルメット。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
上記使用者の上記バイザー又は上記ヘルメット本体の左側部への接触により、上記表示部の発光の開始及び停止を制御できる制御部を備える請求項1に記載のスマートヘルメット。
【請求項3】
上記制御部が、上記使用者からの発光の開始及び停止の制御にかかわらず、強制的に発光を開始する強制発光モードを有する請求項2に記載のスマートヘルメット。
【請求項4】
上記情報を振動により上記使用者に伝える振動発振部を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のスマートヘルメット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、スマートヘルメットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
二輪車を運転するライダーに走行情報等を伝達する例えばスピードメータ等は、一般にハンドルの中央部に配置されている。ライダーは、視線を下部に落として情報を確認する。この場合、ライダーの視線は、道路の前方や周囲から外れることになるため、事故等を誘発するリスクが生じる。
【0003】
このリスクを回避するため、ヘルメットに装着されて使用されるヘルメットマウントディスプレイ装置が公知である(例えば特開2009-92807号公報参照)。このヘルメットマウントディスプレイ装置は、ライダーの視線の前方にディスプレイを配置し、そのディスプレイに必要な情報を表示してライダーに伝達する。このディスプレイは、例えばハーフミラーが用いられ、前方の視界を遮らないように構成されており、ライダーは視線を前方や周囲から外すことなく必要な情報を確認することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2009-92807号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
このようなヘルメットマウントディスプレイ装置では視界の前方への装着が手間であったり、事故時にライダーの顔面を怪我させるおそれがあったりするところ、上記従来のヘルメットでは、ライダーの視界の前方をガードする透明なフェイスシールドにディスプレイを埋め込むことで、これらの課題が解決するとされている。
【0006】
しかしながら、上記従来のヘルメットマウントディスプレイ装置にあっても、眼前に一定の質量を持つ機器が配置されていることには変わらず、事故時にライダーの顔面を怪我させるおそれを十分に低減させているとは言えない。
【0007】
また、目前に情報が表示され、その情報が変化すると、人の性質として変化する情報に気を取られるため、視線を外していないにも関わらず、道路の前方や周囲の情報から注意が削がれ安全性が低下するという不都合が生じ易い。
【0008】
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであり、使用者の安全性を確保しつつ情報を取得可能なスマートヘルメットを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の一態様に係るスマートヘルメットは、使用者の少なくとも頭頂部を覆うように装着されるヘルメット本体と、上記ヘルメット本体の上記使用者の目線より上方から前方に突出するように設けられるバイザーと、上記バイザーの下面かつ周辺部に配設される表示装置とを備え、上記表示装置が、発光により情報を上記使用者に伝達可能な1又は複数の表示部を有し、上記表示部が、点状の発光素子又は複数の上記発光素子を連続して配置した発光素子群を含む。
【0010】
当該スマートヘルメットは、表示装置がバイザーの下面の周辺部に設けられており、使用者の眼前に位置しない。このため、事故時に使用者の顔面を怪我させ難い。また、当該スマートヘルメットでは、視線の片隅に表示装置が位置するため、前方を見る使用者の注意をそらし難い。さらに、表示装置が発光により情報を上記使用者に伝達するものであるため、視線の片隅にありながら、必要な情報を短時間で的確に伝達することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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