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公開番号
2025013063
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-24
出願番号
2023116353
出願日
2023-07-14
発明の名称
かぶり物
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A42B
1/04 20210101AFI20250117BHJP(頭部に着用するもの)
要約
【課題】着用しても髪型の乱れを生じ難くしたかぶり物を提供すること。
【解決手段】ヒトが頭にかぶるかぶり物10について、ヒトの前頭部の髪型を保護する前面部2と、ヒトの頭頂部の髪型を保護する天面部3と、ヒトの側頭部の髪型を保護する4側面部と、ヒトの後頭部の髪型を保護する後面部5と、からなる保護部11と、ヒトの首に接触する衿部6と、その衿部6が伸長した一対の接合部7と、からなる首周り部12とを有する構成とした。
【選択図】図8
特許請求の範囲
【請求項1】
ヒトが頭にかぶるかぶり物であって、
ヒトの前頭部の髪型を保護する前面部と、ヒトの頭頂部の髪型を保護する天面部と、ヒトの側頭部の髪型を保護する側面部と、ヒトの後頭部の髪型を保護する後面部と、からなる保護部と、
ヒトの首に接触する衿部と、その衿部が伸長した一対の接合部と、からなる首周り部とを有し、
前記衿部には肌当てパッドを有し、前記一対の接合部には面ファスナーを有し、
ヒトが前記かぶり物をかぶった際に、ヒトの首周りに前記肌当てパッドを当接して前記面ファスナーで固定し、前記天面部は前記頭頂部から離れて位置し、前記後面部は前記後頭部から離れて位置し、前記側面部は前記側頭部から離れて位置し、前記前面部は前記前頭部から離れて位置する状態で保持可能なかぶり物。
続きを表示(約 570 文字)
【請求項2】
前記肌当てパッドは、首の側面に当てる一対の側面パッドと、首の後面に当てる後面パッドからなり、前記衿部におけるこれらの肌当てパッドの水平方向高さ位置が、一対の側面パッドに対して後面パッドを高く設けた請求項1記載のかぶり物。
【請求項3】
ヒトが頭にかぶるかぶり物であって、
ヒトの前頭部の髪型を保護する前面部と、ヒトの頭頂部の髪型を保護する天面部と、ヒトの側頭部の髪型を保護する側面部と、ヒトの後頭部の髪型を保護する後面部と、からなる保護部と、
ヒトの首に接触する衿部と、その衿部が伸長した一対の接合部と、からなる首周り部とを有するかぶり物。
【請求項4】
前記一対の接合部どうしの接合位置を調整することで、前記衿部と前記接合部で構成する首周りに対応する部分の長さを変えて、かぶり物を首周りに固定することができる請求項1又は請求項3記載のかぶり物。
【請求項5】
前記保護部は骨組みに薄膜を重ねて構成される請求項1又は請求項4記載のかぶり物。
【請求項6】
前記薄膜には通気孔となる孔を複数備える請求項5記載のかぶり物。
【請求項7】
前記側面部はそれ以外の保護部よりは可撓性を有する部位とした請求項6記載のかぶり物。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は頭にかぶって用いる物であり、特に髪型保護に優れた技術に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
日常的な買物、通勤や通学等の移動手段として、老若男女を問わず自転車がよく利用されている。しかしながら、自転車に乗る際には自動車の場合と異なり身体が外気に触れ、ある程度の速度が出たり、風の強い日に外出したりすると髪の毛が風によって乱れやすいという懸念がある。そのため、髪型を気にして自転車には乗らないヒトもいる。そうした一方で、帽子やヘルメットをかぶって自転車に乗れば風の影響は受けない。しかしながら帽子やヘルメットによって頭が押さえられるため髪型を損ねる点では変わりはない。そして、2023年4月1日からヘルメットの着用が努力義務化されたことに伴い、ヘルメットを着用するヒトが増えると、着用による髪型の乱れを気にするヒトが増える結果となる。
【0003】
従来技術に目を向けると、髪型を維持するためのかぶり物の発明としては、例えば、特開2007-113159号公報(特許文献1)に記載の発明や、特開2005-273124公報(特許文献2)、特開昭63-35811号公報(特許文献3)等に記載した発明がある。これらの発明は、かぶり物の内側面に突起を設けたことを特徴としており、その突起が頭に当たることで髪型が崩れないようにしようとするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-113159号公報
特開2005-273124公報
特開昭63-35811号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記何れの発明も突起が髪の毛に触れるため、髪型を損なわないようにすることは困難であった。
そこで、本開示は着用しても髪型の乱れを生じ難くした技術を特徴とするものであって、そうした特徴を備えたかぶり物を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本開示は次の構成を有する。即ち、ヒトが頭にかぶるかぶり物であって、ヒトの前頭部の髪型を保護する前面部と、ヒトの頭頂部の髪型を保護する天面部と、ヒトの側頭部の髪型を保護する側面部と、ヒトの後頭部の髪型を保護する後面部と、からなる保護部と、ヒトの首に接触する衿部と、その衿部が伸長した一対の接合部と、からなる首周り部とを有し、前記衿部には肌当てパッドを有し、前記一対の接合部には面ファスナーを有し、ヒトが前記かぶり物をかぶった際に、ヒトの首周りに前記肌当てパッドを当接して前記面ファスナーで固定し、前記天面部は前記頭頂部から離れて位置し、前記後面部は前記後頭部から離れて位置し、前記側面部は前記側頭部から離れて位置し、前記前面部は前記前頭部から離れて位置する状態で保持可能なかぶり物を提供する。
【0007】
本開示は、ヒトが頭にかぶるかぶり物であって、ヒトの前頭部の髪型を保護する前面部と、ヒトの頭頂部の髪型を保護する天面部と、ヒトの側頭部の髪型を保護する側面部と、ヒトの後頭部の髪型を保護する後面部と、からなる保護部と、ヒトの首に接触する衿部と、その衿部が伸長した一対の接合部と、からなる首周り部とを有し、前記衿部には肌当てパッドを有し、前記一対の接合部には面ファスナーを有し、ヒトが前記かぶり物をかぶった際に、ヒトの首周りに前記肌当てパッドを当接して前記面ファスナーで固定し、前記天面部は前記頭頂部から離れて位置し、前記後面部は前記後頭部から離れて位置し、前記側面部は前記側頭部から離れて位置し、前記前面部は前記前頭部から離れて位置する状態で保持可能なかぶり物であるため、頭の前頭部、頭頂部、側頭部、後頭部に位置する髪型に対して、かぶり物が接触しないか、接触しても僅かであることから、上記かぶり物をかぶっても、それらの位置における髪型を乱さずに維持することができる。
【0008】
また、接合部に有する面ファスナーの重ね合わせ位置を変えることで、首周りの周囲長さに対応する衿周り部の長さを調整でき、衿周り部でかぶり物を支えることができる。そのため、かぶり物をかぶった状態で保護部を頭に接触させずにおくことができ、換言すれば、保護部を頭に接触させなくてもかぶり物をかぶった状態を安定的に保持することができる。
【0009】
本開示の一態様は、前記肌当てパッドは、首の側面に当てる一対の側面パッドと、首の後面に当てる後面パッドからなり、前記衿部におけるこれらの肌当てパッドの水平方向高さ位置が、一対の側面パッドに対して後面パッドを高く設けたかぶり物とすることができる。
【0010】
本開示の一態様を、前記肌当てパッドが、首の側面に当てる一対の側面パッドと、首の後面に当てる後面パッドからなり、前記衿部におけるこれらの肌当てパッドの水平方向高さ位置が、一対の側面パッドに対して後面パッドを高く設けたかぶり物としたため、接合部をヒトの顎にあて顔の前面を押さえ、側面パッドはヒトの首の横部分を押さえ、そして後面パッドがヒトの後頭部下方を押さえることができ、このヒトに接触して押さえる4か所が一平面内に形成される。そのため、安定的に首周りに対して衿周り部を固定することができ、特に前後方向の揺れに対して安定的にかぶり物をかぶることができる。よって、保護部をヒトに当てずにかぶり物をかぶった状態で安定的に保持することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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