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公開番号2025049767
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158156
出願日2023-09-22
発明の名称保護帽
出願人ミドリ安全株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A42B 3/04 20060101AFI20250327BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】バイザーが帽体から不意に外れないようにするともに、帽体へのバイザーの設置がしやく帽体とバイザーとの組立性がよい保護帽を提供する。
【解決手段】帽体本体部9と、前側中央部位19に設けられている第1の係止部11と、前側左端部位21および前側右端部位23設けられている第2の係止部13とを備えて構成されている帽体3と、バイザー本体部39と、後側中央部位45に設けられ、第1の係止部11に嵌まり込むことで係止される第1の被係止部41と、後側左端部位47および後側右端部位49に設けられ、第2の係止部13に嵌まり込むことで係止される第2の被係止部43とを備えて構成されているバイザー7とを有し、バイザー7を回動させることでバイザー7が帽体3に設置される保護帽1である。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項1】
椀状に形成されている帽体本体部と、前記帽体本体部の開口部の縁部の、前側中央部位に設けられている第1の係止部と、前記帽体本体部の開口部の近くで前記帽体本体部の前側左端部位および前側右端部位に設けられている第2の係止部とを備えて構成されている帽体と、
板状に形成されているバイザー本体部と、前記バイザー本体部の、後側中央部位に設けられ、前記第1の係止部に嵌まり込むことで前記第1の係止部に係止される第1の被係止部と、前記バイザー本体部の後側左端部位および後側右端部位に設けられ、前記第2の係止部に嵌まり込むことで前記第2の係止部に係止される第2の被係止部とを備えて構成されているバイザーと、
を有し、前記バイザーの後側を下側に位置させ前記バイザーの前側を上側に位置させて前記第1の被係止部を前記第1の係止部に係合させた状態から、前記第1の係止部と前記第1の被係止部との係合部を回動中心にして前記帽体に対し前記バイザーを回動させることで、前記第1の被係止部が前記第1の係止部に係止され、前記第2の被係止部が前記第2の係止部に係止され、前記バイザーが前記帽体に設置されるように構成されている保護帽。
続きを表示(約 2,000 文字)【請求項2】
椀状に形成されている帽体本体部と、前記帽体本体部の開口部の縁部の、前側中央部位に設けられている中央凸部で構成されている第1の係止部と、前記帽体本体部の開口部の近くで前記帽体本体部の内壁面の前側左端部位から突出している左突起と前記帽体本体部の開口部の近くで前記帽体本体部の内壁面の前側右端部位から突出している右突起とで構成されている第2の係止部とを備えて構成されている帽体と、
板状に形成されているバイザー本体部と、前記バイザー本体部の、後側中央部位に設けられている中央凹部で構成されており前記第1の係止部の中央凸部が前記中央凹部に嵌まり込むことで前記第1の係止部に係止される第1の被係止部と、前記バイザー本体部の後側左端部位から上側に突出している左板状部に設けられている左貫通孔と前記バイザー本体部の後側右端部位から上側に突出している右板状部に設けられている右貫通孔とで構成されており、前記第2の係止部の左突起が前記左貫通孔に嵌まり込み前記第2の係止部の右突起が前記右貫通孔に嵌まり込むことで前記第2の係止部に係止される第2の被係止部とを備えて構成されているバイザーと、
を有する保護帽。
【請求項3】
前記帽体本体部には、帽体接合部が設けられており、前記帽体接合部は、前記帽体本体部の開口部の縁部の前側で、前記前側左端部位から前記前側右端部位にわたって設けられており、
前記バイザー本体部には、バイザー接合部が設けられており、前記バイザー接合部は、前記バイザー本体部の後側で、前記後側左端部位から前記後側右端部位にわたって設けられており、
前記バイザーが前記帽体に設置された状態では、前記帽体接合部と前記バイザー接合部とが互いに接触するように構成されており、
前記第1の被係止部の中央凹部は、前記バイザー接合部の後側中央部位と、この後側中央部位のところで前記バイザー本体部から下側に突出している中央凹部形成突起とを備えて構成されており、前記中央凹部形成突起は、前記後側中央部位の円弧に沿って細長く延びている請求項2に記載の保護帽。
【請求項4】
前記帽体本体部には、前記帽体本体部の開口部の縁部の、細長い円弧状の斜め左前側部位と細長い円弧状の斜め右前側部位とで構成されている第3の係止部が設けられており、
前記斜め左前側部位は、前記前側中央部位と前記前側左端部位との間に設けられており、
前記斜め右前側部位は、前記前側中央部位と前記前側右端部位との間に設けられており、
前記バイザー本体部には、前記バイザーが前記帽体に設置された状態で前記第3の係止部が嵌まり込む左側凹部と右側凹部とで構成され前記第3の係止部に係止される第3の被係止部が設けられており、
前記第3の被係止部の左側凹部は、前記バイザー接合部の斜め左後側部位とこの斜め左後側部位のところでバイザー本体部から後側に突出している左側凹部形成突起とを備えて構成されており、前記第3の被係止部の右側凹部は、前記バイザー接合部の斜め右後側部位とこの斜め右後側部位のところでバイザー本体部から後側に突出している右側凹部形成突起とを備えて構成されており、前記左側凹部形成突起は、前記斜め左後側部位の円弧に沿って細長く延びており、前記右側凹部形成突起は、前記斜め右後側部位の円弧に沿って細長く延びている請求項3に記載の保護帽。
【請求項5】
前記帽体本体部には、一対の左側突部状部と一対の右側突部状部とで構成されている第4の係止部が設けられており、
前記一対の左側突部状部は、前記帽体本体部の開口部の近くであって前記帽体本体部の前側左端部位で前記左突起が内側に入るようにして前記帽体本体部の内壁面から突出しており、
前記一対の右側突部状部は、前記帽体本体部の開口部の近くであって前記帽体本体部の前側右端部位で前記右突起が内側に入るようにして前記帽体本体部の内壁面から突出しており、
前記バイザー本体部には、前記左板状部と前記右板状部とで構成されている第4の被係止部が設けられており、
前記バイザーが前記帽体に設置された状態では、前記左板状部が、前記一対の左側突部状部に嵌まり込み、前記右板状部が、前記一対の右側突部状部に嵌まり込むことで、前記第4の被係止部が前記第4の係止部に係止されるように構成されている請求項2に記載の保護帽。
【請求項6】
前記第2の係止部には、着装体が設置されるように構成されており、前記着装体が前記第2の係止部の設置されることで、前記第2の被係止部が前記第2の係止部に係止されて前記第2の係止部から外れないように構成されている請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の保護帽。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バイザーが帽体に設けられる保護帽に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、バイザーを簡単に着脱することができる保護帽が知られている(特許文献1参照)。特許文献1に記載の保護帽は、帽体とバイザーとを備えて構成されており、バイザーが、帽体の前端面中央部の係止手段と左右両側の係止手段との少なくとも三箇所で帽体に係止されるようになっている。
【0003】
前端面中央部における係止手段は、バイザーが帽体に対して上下および左右方向に遊動するのを阻止している。また、左右両側の係止手段は、係止爪によって、帽体に対してバイザーが前方への抜け出すことを防止している。また、特許文献1に記載の従来の保護帽では、バイザーを強く引っ張ることによって帽体からのバイザーの取り外しができるようになっている。
【0004】
また、従来、帽体に設けられた貫通孔に挿入した挿入部材を用いてバイザーを帽体本体に対して解除可能に固定している保護帽が知られている(特許文献2参照)。特許文献2に記載の保護帽でのバイザーの固定は、螺合もしくはモリ状の先端部を用いてされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4753646号公報
特許第6785493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、特許文献1に記載の保護帽では、バイザーを強く引っ張ることによって取り外しができるようになっていることから、バイザーを前方に引っ張る力が加わった際に、バイザーが帽体から不意に外れるおそれがある。
【0007】
特許文献2に記載の保護帽では、バイザーを帽体に組付ける際に、バイザーを左右方向に広げて帽体の貫通孔に設置したり、また、螺合等するため組立性が悪い。
【0008】
本発明は、帽体にバイザーが設置されている保護帽であって、バイザーが帽体から不意に外れないようにするともに、帽体へのバイザーの設置がしやく帽体とバイザーとの組立性がよい保護帽を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明の態様に係る保護帽は、椀状に形成されている帽体本体部と、前記帽体本体部の開口部の縁部の、前側中央部位に設けられている第1の係止部と、前記帽体本体部の開口部の近くで前記帽体本体部の前側左端部位および前側右端部位設けられている第2の係止部とを備えて構成されている帽体と、板状に形成されているバイザー本体部と、前記バイザー本体部の、後側中央部位に設けられ、前記第1の係止部に嵌まり込むことで前記第1の係止部に係止される第1の被係止部と、前記バイザー本体部の後側左端部位および後側右端部位に設けられ、前記第2の係止部に嵌まり込むことで前記第2の係止部に係止される第2の被係止部とを備えて構成されているバイザーとを有し、前記バイザーの後側を下側に位置させ前記バイザーの前側を上側に位置させて前記第1の被係止部を前記第1の係止部に係合させた状態から、前記第1の係止部と前記第1の被係止部との係合部を回動中心にして前記帽体に対し前記バイザーを回動させることで、前記第1の被係止部が前記第1の係止部に係止され、前記第2の被係止部が前記第2の係止部に係止され、前記バイザーが前記帽体に設置されるように構成されている保護帽である。
【0010】
本発明の態様に係る保護帽は、椀状に形成されている帽体本体部と、前記帽体本体部の開口部縁部の、前側中央部位に設けられている中央凸部で構成されている第1の係止部と、前記帽体本体部の開口部の近くで前記帽体本体部の内壁面の前側左端部位から突出している左突起と前記帽体本体部の開口部の近くで前記帽体本体部の内壁面の前側右端部位から突出している右突起とで構成されている第2の係止部とを備えて構成されている帽体と、板状に形成されているバイザー本体部と、前記バイザー本体部の、後側中央部位に設けられている中央凹部で構成されており前記第1の係止部の中央凸部が前記中央凹部に嵌まり込むことで前記第1の係止部に係止される第1の被係止部と、前記バイザー本体部の後側左端部位から上側に突出している左板状部に設けられている左貫通孔と前記バイザー本体部の後側右端部位から上側に突出している右板状部に設けられている右貫通孔とで構成されており、前記第2の係止部の左突起が前記左貫通孔に嵌まり込み前記第2の係止部の右突起が前記右貫通孔に嵌まり込むことで前記第2の係止部に係止される第2の被係止部とを備えて構成されているバイザーとを有する保護帽である。
(【0011】以降は省略されています)

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