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公開番号
2025077066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-19
出願番号
2023188984
出願日
2023-11-04
発明の名称
熱中症対策帽子
出願人
個人
代理人
個人
主分類
A42B
1/008 20210101AFI20250512BHJP(頭部に着用するもの)
要約
【課題】
簡単な構成で防暑性を有し、軽量な熱中症対策帽子を提供する。
【解決手段】 熱中症対策帽子1は、頭頂板2と側頭帯3と日よけ板4とを含む。側頭帯3は帯状で、頭頂板2の後部を除く外縁に、上縁が接続される。日よけ板4は、側頭帯3の前部3aの下縁から前方に突出する。頭頂板2、側頭帯3および日よけ板4は、気泡性緩衝材で形成され、簡単な構成で軽量化することができる。頭頂板2の下側には、保冷剤や蓄冷剤など、冷却作用を有する冷却剤6を、頭頂板2の後部と側頭帯3の後部との隙間から着脱可能である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
大略的に楕円形の外形を有し、平坦な頭頂板と、
頭頂板の外縁の下方を帯状に巻いて覆い、頭頂板の後部を除く外縁に上部が接続される側頭帯と、
側頭帯の前部の下縁から前方に突出する日よけ板とを含み、
頭頂板、側頭帯および日よけ板は、気泡性緩衝材で形成され、
頭頂板の下側にポケットが設けられ、
頭頂板の後部と側頭帯の後部との隙間から、着用者の頭部を冷却可能な冷却剤をポケットに着脱可能である、
ことを特徴とする熱中症対策帽子。
続きを表示(約 190 文字)
【請求項2】
前記側頭帯の中間から後部にかけての下縁に、前記気泡性緩衝材の翼板の上縁が接続され、
翼板にも、前記冷却剤を着脱可能である、
ことを特徴とする請求項1記載の熱中症対策帽子。
【請求項3】
前記頭頂板、前記側頭帯、前記日よけ板、および前記翼板は、折りたたみ可能である、
ことを特徴とする請求項2記載の熱中症対策帽子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、炎天下などでの外出時に着用し、熱中症にかかり難くすることができる熱中症対策帽子に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、炎天下で、スポーツや作業を行う際に着用する防暑用帽子が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。この防暑用帽子は、通風性を良くした頭頂部に保冷剤や蓄冷剤入りの袋を装着して、頭部を冷却可能にしている。保冷剤を使用して頭部を冷却する頭皮冷却帽子も提案されている(たとえば、特許文献2参照)。この頭皮冷却帽子は、前頭部から頭頂部を経て後頭部に至る間と、左右の側頭部に、複数の保冷剤を配置するための収納部を備え、断熱性および伸縮性を有するサポーターなどで形成される。梱包用の気泡性緩衝材を、耐衝撃性を持たせる目的で使用する帽子では、断熱性による防寒効果も利用可能であることが挙げられている(たとえば、特許文献3参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
登録実用新案第3014909号公報
特許第7190218号公報
登録実用新案第3126710号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の防暑用帽子は、頭部に着用するキャップ型の帽子を、通風性の良いメッシュ生地で形成している。しかしながら、盛夏などで外気温が高いと、保冷剤などが外気で暖められ、保冷剤が頭部を冷却する冷熱が損なわれるおそれがある。特許文献2の頭皮冷却帽子は、構造が複雑であり、抗癌剤治療での化学療法の副作用による頭部の脱毛防止を目的としているけれども、炎天下での熱中症対策には適していないと考えられる。特許文献3の帽子は、防寒が目的で、防暑について考慮されていない。
【0005】
本発明の目的は、簡単な構成で防暑性を有し、軽量な熱中症対策帽子を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、大略的に楕円形の外形を有し、平坦な頭頂板と、
頭頂板の外縁の下方を帯状に巻いて覆い、頭頂板の後部を除く外縁に上部が接続される側頭帯と、
側頭帯の前部の下縁から前方に突出する日よけ板とを含み、
頭頂板、側頭帯および日よけ板は、気泡性緩衝材で形成され、
頭頂板の下側にポケットが設けられ、
頭頂板の後部と側頭帯の後部との隙間から、着用者の頭部を冷却可能な冷却剤をポケットに着脱可能である、
ことを特徴とする、熱中症対策帽子である。
【0007】
また本発明で、前記側頭帯の中間から後部にかけての下縁に、前記気泡性緩衝材の翼板の上縁が接続され、
翼板にも、前記冷却剤を着脱可能である、
ことを特徴とする。
【0008】
また本発明で、前記頭頂板、前記側頭帯、前記日よけ板、および前記翼板は、折りたたみ可能である、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、熱中症対策帽子は、板状の頭頂板、および日よけ板と、帯状の側頭帯とを含む。これらの板状や帯状の部材は、シート状の梱包材として供給される気泡性緩衝材で容易に形成することができる。気泡性緩衝材は、断熱性を有するので、頭頂板の下側に設けられるポケットに冷却剤装着すれば、冷却剤が外気では暖まり難く、着用者の頭部を有効に冷却することができるので、簡単な構成で防暑性を有し、軽量な熱中症対策帽子を提供することができる。
【0010】
また本発明によれば、翼板を用いて側頭部も防暑することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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