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公開番号2025024661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-20
出願番号2024020706
出願日2024-02-14
発明の名称冷却具
出願人株式会社TAT
代理人個人,個人
主分類A42B 1/008 20210101AFI20250213BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】帽子の内側に冷却具が設置されている場合であっても帽子が被りにくくなることを解消する。
【解決手段】冷却具100,200は、クラウン91と、クラウン91の内側であってクラウン91の下端部に取り付けられたスベリ92とを有する帽子9の内側に設置される冷却具100,200であって、頭部8を冷却する板状の冷却具本体1と、冷却具本体1の外周縁19に配置され、クラウン91とスベリ92との間の隙間に挿入されるシート状の挿入片15とを備え、冷却具本体1は、保冷剤2と、保冷剤2を収容する外装パック3とを有し、外周縁19に直交する方向の挿入片15の長さLは、25mm以上である。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
クラウンと、前記クラウンの内側であって前記クラウンの下端部に取り付けられたスベリとを有する帽子の内側に設置される冷却具であって、
頭部を冷却する板状の冷却具本体と、
前記冷却具本体の外周縁に配置され、前記クラウンと前記スベリとの間の隙間に挿入されるシート状の挿入片とを備え、
前記冷却具本体は、保冷剤と、前記保冷剤を収容する外装パックとを有し、
前記外周縁に直交する方向の前記挿入片の長さは、25mm以上である冷却具。
続きを表示(約 510 文字)【請求項2】
請求項1に記載の冷却具において、
前記挿入片の長さは、33mm以上である冷却具。
【請求項3】
請求項1に記載の冷却具において、
前記挿入片の長さは、40mm以上である冷却具。
【請求項4】
請求項1に記載の冷却具において、
前記挿入片は、保冷剤を含まない冷却具。
【請求項5】
請求項1に記載の冷却具において、
前記冷却具本体には、前記外周縁から内側に延びる複数の切り込みが形成され、
前記挿入片は、前記外周縁に沿う方向において隣り合う2つの切り込みの間に配置されている冷却具。
【請求項6】
請求項1乃至5の何れか1つに記載の冷却具において、
前記冷却具本体又は前記挿入片に取り付けられ、前記冷却具を前記帽子に取り付けるための取付具をさらに備える冷却具。
【請求項7】
請求項6に記載の冷却具において、
前記挿入片は、前記冷却具本体の外周縁の一部に配置され、
前記取付具は、前記外周縁のうち前記挿入片が配置されていない部分に取り付けられている冷却具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
ここに開示された技術は、冷却具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、人体の頭部を冷却する冷却具が開示されている。冷却具は、頭部に沿って湾曲した半球面状に形成されている。具体的には、冷却具は、頭部を収容可能な凹部が形成された外側壁部と、外側壁部に隙間を介して対向する内側壁部と、隙間に充填された保冷剤とによって形成されている。冷却具は、凹部に頭部が収容されるように頭部に被せられる。このように頭部に被せられた冷却具の保冷剤によって、頭部が冷却される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-755号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、人体の頭部を冷却する冷却具は、帽子の内側に設置されて使用される場合がある。この場合、冷却具の存在により、帽子が被りにくくなる虞がある。
【0005】
ここに開示された技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、帽子の内側に冷却具が設置されている場合であっても帽子が被りにくくなることを解消できる冷却具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
ここに開示された冷却具は、クラウンと、前記クラウンの内側であって前記クラウンの下端部に取り付けられたスベリとを有する帽子の内側に設置される冷却具であって、頭部を冷却する板状の冷却具本体と、前記冷却具本体の外周縁に配置され、前記クラウンと前記スベリとの間の隙間に挿入されるシート状の挿入片とを備え、前記冷却具本体は、保冷剤と、前記保冷剤を収容する外装パックとを有し、前記外周縁に直交する方向の前記挿入片の長さは、25mm以上である。
【発明の効果】
【0007】
前記冷却具は、帽子の内側に冷却具が設置されている場合であっても帽子が被りにくくなることを解消できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、非使用状態の冷却具の平面図である。
図2は、使用状態の冷却具を示した概略図である。
図3は、図1のIII-III線における冷却具の断面図である。
図4は、クラウンとスベリとの間の隙間に挿入片が挿入されている様子を示した帽子の断面図である。
図5は、冷却具が設置された帽子の底面図である。
図6は、冷却具が設置された帽子の斜視図である。
図7は、変形例に係る冷却具の平面図である。
図8は、図7のVIII-VIII線における冷却具の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、例示的な実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。図1は、非使用状態の冷却具100の平面図である。図2は、使用状態の冷却具100を示した概略図である。
【0010】
冷却具100は、人体の頭部8を冷却するために用いられる。冷却具100は、帽子9の内側に設置される。帽子9は、クラウン91と、クラウン91の内側であってクラウン91の下端部に取り付けられたスベリ92とを有する。スベリは、ビン皮とも呼ばれる。冷却具100は、頭部8を冷却する冷却具本体1と、クラウン91とスベリ92との間の隙間(以下、単に「帽子9の隙間」と称する。)に挿入されるシート状の挿入片15とを備えている。冷却具100は、冷却具100を帽子9に取り付けるための取付具7をさらに備えていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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