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公開番号
2024117214
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-29
出願番号
2023023173
出願日
2023-02-17
発明の名称
ヘルメット
出願人
DICプラスチック株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A42B
3/20 20060101AFI20240822BHJP(頭部に着用するもの)
要約
【課題】軽量化を可能とした顔面保護部材が取付可能なヘルメットを提供する。
【解決手段】帽体11と、帽体11の内面に配置されるハンモック21であって、天井部22と、天井部22から放射状に延在するとともに内面に取り付けられる複数の脚部23と、を備えるハンモック21と、内面において、周回方向に延在するとともに脚部に取り付けられるヘッドバンド31と、を備え、ハンモック21は、顔面保護シールド41が取り付けられるガイドレール25を備え、ガイドレール25は、複数の脚部23の中で前方に延在する2つの前方脚部23a,23bの間において、天井部22からヘッドバンド31の方向に延在するとともにヘッドバンド31に取り付けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
帽体と、
前記帽体の内面に配置されるハンモックであって、天井部と、前記天井部から放射状に延在するとともに前記内面に取り付けられる複数の脚部と、を備える前記ハンモックと、
前記内面において、周回方向に延在するとともに前記脚部に取り付けられるヘッドバンドと、を備え、
前記ハンモックは、顔面保護部材が取り付けられるガイドレールを備え、
前記ガイドレールは、前記複数の脚部の中で前方に延在する2つの前方脚部の間において、前記天井部から前記ヘッドバンドの方向に延在するとともに前記ヘッドバンドに取り付けられる、
ヘルメット。
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【請求項2】
前記複数の脚部は、前記前方脚部の他に、後方に延在する2つの後方脚部を備え、
2つの前記前方脚部がなす角度は、2つの前記後方脚部がなす角度よりも大きい
請求項1に記載のヘルメット。
【請求項3】
前記天井部と前記脚部と前記ガイドレールとは一体成形部材である
請求項1に記載のヘルメット。
【請求項4】
前記帽体は、衝撃吸収材が前記帽体の前記内面側にインモールド成形されている
請求項1に記載のヘルメット。
【請求項5】
前記内面と前記ガイドレール及びヘッドバンドとの間は、前記顔面保護部材の移動空間である
請求項1に記載のヘルメット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、顔面保護部材が取付可能なヘルメットに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ヘルメットの中には、ヘルメットの着用者の顔面を保護する顔面保護部材としての顔面保護シールドが取り付けられるものがある。例えば、特許文献1のヘルメットは、帽体の内面に配置されるハンモックと、顔面を保護する保護シールドを保持する保持フレームと、を備えている。ハンモックは、天井部と、天井部から放射状に延びる複数の脚部と、を備えている。複数の脚部の中で、前方の2本の脚部の間には、別部材としての保持フレームが取り付けられている。保持フレームは、前方の2本の脚部の間を跨ぐように取り付けられる。例えば、保持フレームは、T字形状を有する。そして、第1前方脚部と第2前方脚部との間を横断する横断部と、横断部の中央から垂下されるガイド部と、を備える。そして、横断部が前方の2本の脚部の間に掛け渡され、ガイド部に顔面保護シールドが上下方向に移動可能に取り付けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第5259992号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種のヘルメットにおいても、軽量化が求められている。特許文献1において、ヘルメットは、保持フレームの横断部が前方の2本の脚部の間を跨ぐように取り付けられるところ、保持フレームを小型化や簡素化してヘルメット全体を更に軽量化することも可能である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するためのヘルメットは、帽体と、前記帽体の内面に配置されるハンモックであって、天井部と、前記天井部から放射状に延在するとともに前記内面に取り付けられる複数の脚部と、を備える前記ハンモックと、前記内面において、周回方向に延在するとともに前記脚部に取り付けられるヘッドバンドと、を備える。前記ハンモックは、顔面保護部材が取り付けられるガイドレールを備える。前記ガイドレールは、前記複数の脚部の中で前方に延在する2つの前方脚部の間において、前記天井部から前記ヘッドバンドの方向に延在するとともに前記ヘッドバンドに取り付けられる。
【0006】
上記構成によれば、ガイドレールをハンモックの前方の脚部の間に取り付けられることで、ハンモックと一体的に取り扱うことができる。すなわち、ヘルメットの組立時においても、ハンモックにガイドレールを取り付ける作業等が不要となり、組立工程を簡素化でできる。また、ガイドレールを含むハンモックの軽量化、ひいてはヘルメットの軽量化を実現できる。
【0007】
上記ヘルメットにおいて、前記複数の脚部は、前記前方脚部の他に、後方に延在する2つの後方脚部を備える。2つの前記前方脚部がなす角度は、2つの前記後方脚部がなす角度よりも大きいように構成してもよい。上記構成によれば、顔面保護部材の左右の幅方向の寸法を大きく確保できる。
【0008】
上記ヘルメットにおいて、前記天井部と前記脚部と前記ガイドレールとは一体成形部材で構成してもよい。上記構成によれば、ガイドレールを別部材とする場合よりも、構成を簡素化しつつ、軽量化を実現できる。
【0009】
上記ヘルメットにおいて、前記帽体は、衝撃吸収材が前記帽体の前記内面側にインモールド成形される構成としてもよい。上記構成によれば、ヘルメットの薄型化を実現しつつ、ひいてはハンモックの構成とあいまって軽量化を実現できる。
【0010】
上記ヘルメットにおいて、前記内面と前記ガイドレール及びヘッドバンドとの間は、前記顔面保護部材の移動空間としてもよい。上記構成によれば、移動空間が確保されていることで、ヘルメットを頭部に装着した状態でも、顔面保護部材を円滑に移動することができ、また、装着感を低下しにくくできる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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