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公開番号2024172339
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-12-12
出願番号2023089993
出願日2023-05-31
発明の名称通気性帽子
出願人個人
代理人
主分類A42B 1/008 20210101AFI20241205BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】
帽子の内側の空気の温度と湿度の上昇で生じる不快感を解決する。
【解決手段】
帽子(1)のスベリには面ファスナーフック(2)が設けられ、帽子(1)の内側の通気パット(3)の外面全体に接着された不織布は面ファスナーループ(5)機能を有し、通気パット(3)の内面全体に不織布による汗吸着シート(6)が接着され、通気パット(3)の下部の縁ベルト(7)と上部のキャプホルダー(8)と、縁ベルト(7)とキャプホルダー(8)を繋ぐ接合調整面(9)により構成されていて、通気パット(3)は帽子の内側に脱着出来る
【選択図】図1



特許請求の範囲【請求項1】
帽子(1)において、帽子(1)のスベリには面ファスナーフック(2)が設けられ、帽子(1)の内側に装着された通気パット(3)は、合成樹脂等で形成された通気パットベース (4)の外面全体に接着された不織布が面ファスナーループ(5)機能を有し、通気パットベース(4)の内面全体に汗吸着シート(6)が接着され、通気パット(3)の下部の縁ベルト(7)と上部のキャプホルダー(8)と、縁ベルト(7)とキャプホルダー(8)を繋ぐ接合調整面(9)により構成されていて、通気パット(3)は帽子の内側に脱着出来る事を特徴とする帽子(1)。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
前記縁ベルト(7)は、面ファスナーフック(2)に沿うように横に長く、面ファスナーフック(2)に接する面は平面1(10)であって、平面1(10)と交互に半円柱状の通気口1(11)が縦向きに複数形成されていて、帽子(1)外部の空気と帽子(1)内部の空気は相互に空流容易になっていて、キャプホルダー(8)は、上下方向に長い形状で複数形成され、帽子(1)に接する面は平面2(12)であって、平面2(12)と交互に半円柱状の通気口2(13)が横向きに複数形成されてキャップホルダー(8)は帽子(1)内側の形状に反映容易になっている、と共に帽子(1)内部の空気は速やかに空流可能になっていて、外部の空気と帽子(1)内部の高温で湿った空気は相互に空流できる事を特徴とする請求項1に記載の帽子(1)。
【請求項3】
前記接合調整面(9)は、調整穴(14)がキャプホルダー(8)のそれぞれの下に設けられ、半円柱状の通気口1(11)が縦向きに半円柱状の通気口2(13)が横向き形状である方向の違いで生じる通気パット(3)の下部の縁ベルト(7)を円形状にすることで生じる負荷を程よく軽減できて、縁ベルト(7)を帽子(1)の内側の下部の円形状に反映容易にできる事を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の帽子(1)。
【請求項4】
前記帽子(1)の内側の下部のスベリの下部又は帽子(1)の下部にはピンクリップホール(15)が複数設けられていて、縁ベルト(7)の平面1(10)はピンクリップホール(15)に装着されたピンクリップ(16)により帽子(1)に留められている事を特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載の帽子(1)。
【請求項5】
前記帽子(1)のスベリは面ファスナーフック(2)機能がなくて、通気パットベース (4)内面全体に不織布による汗吸着シート(5)が接着され、通気パットベース (4)の縁ベルト(7)部の外面に両面テープ(17)が装着されていて、両面テープ(17)によりスベリに通気パット(3)が装着されている事を特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の帽子(1)。
【請求項6】
前記帽子の形状がハット(18)において、通気パット(3)の下部に形成された縁ベルト(7)の両端を延長してあり、一端A(19)には調整平面ジッパーフックが形成され他端B(20)には調整平面ジッパーループが設けられていて、ハット(18)の内側の下部のスベリにはピンホール(21)が設けられ、通気パット(3)の下部に形成された縁ベルト(7)とハット(18)の内側の下部のスベリはピン(22)により留められていて、一端A(19)と他端B(20)の合わせの調整により縁ベルトが作る円周の距離を調整可能になっている事を特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の帽子(1)。
【請求項7】
帽子(51)において、帽子(51)のスベリに設けられた面ファスナーフック(52)に装着された通気パット(53)は、三次元ランダムループ(54)接合構造体の一面に不織布(55)又は織物が接着されていて、通気パット(53)の下部に横に長い縁ベルト(57)と上部に縦に長い台形状のキャプホルダー(58)が形成されていて、ランダムループ内の多くの隙間により帽子(51)内部の高温多湿な空気と帽子(51)外部の空気との循環がスムーズにできて頭の不快感を解消できている事を特徴とする帽子(51)。
【請求項8】
帽子(101)において、帽子(101)内側の下部のスベリには面ファスナーフック(102)が設けられ、帽子(101)の内側に装着された通気パット(103)は、面ファスナーループ形状のループクッション(104)の一面に不織布(105)又は織物が接着され、通気パット(103)の下部に横に長い縁ベルト(107)と上部には縦に長い台形状のキャプホルダー(108)が形成されている、と共に、ループクッション(104)は合成樹脂素材のループ(106)とは別に吸水性の高い素材による汗取りループ(109)が形成され、ループ(106)と汗取りループ(109)が混在されていて、ループクッション(104)に多くの隙間ができて、通気パット(103)が装着された帽子(101)の使用時に、帽子(101)内部の高温多湿な空気と帽子(101)外部の空気がループクッション(104)の隙間を抜けて循環がスムーズにでき頭の不快感を解消できている事を特徴とする帽子(101)。
【請求項9】
帽子(151)において、帽子(151)の内側の下部のスベリには面ファスナーフック(152)が設けられ、帽子(151)の内側に装着された通気パット(153)は、縁ベルト(158)とキャプホルダー(159)と調整穴(161)を有する接合調整面(160)により構成され、合成樹脂又は、表紙等で形成された通気パットベース板 (154)の外面全体に不織布が接着され不織布は面ファスナーループ(155)機能を有し、通気パットベース板(154)の内面に汗吸着クッション(156)と汗吸着クッション(156)を包む不織布による汗吸着シート(157)が圧着され、汗吸着クッション(156)と汗吸着シート(157))は部分的に圧着されて空流溝1(162)と空流溝2(163)が形成され、外部の空気と帽子(151)内部の高温で湿った空気は空流溝1(162)と空流溝2(163)を通じて相互に流動できる事を特徴とする帽子(151)。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は頭を覆う帽子と帽子の内側に脱着容易に装着する通気性パットに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来帽子の内側に脱着容易に装着する汗とりシートが見られた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-080577
特開2018-080431
特開2008-214823
特開2002-13020
特開2018-96005
特開2005-194644
登録実用新案3086441
特願2019-206127
特開2005-103088
【0004】
特許文献1は、本発明と同じ分野と思われるが、帽子のクラウン部下部の周縁部に通気口としての凸凹を形成して、帽子のキャップ部に通気口を設けている。
【0005】
特許文献2は、本発明と同じ分野と思われるが、帽子のキャップ部の内側にライナーを設けて頭髪の圧し潰れを抑制している。
【0006】
特許文献3は、本発明と同じ分野と思われるが、汗とりパットがクリップで帽子鍔に留められている。
【発明の概要】
【0007】
帽子のスベリには面ファスナーフックが設けられ、帽子の内側の通気パットの外面全体に接着された不織布は面ファスナーループ機能を有し、通気パットの内面全体に不織布による汗吸着シートが接着され、通気パットの下部の縁ベルトと上部のキャプホルダーと、縁ベルトとキャプホルダーを繋ぐ接合調整面により構成されていて、通気パットは帽子の内側で脱着か出来る。
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1は、本発明と同じ分野と思われるが、帽子のクラウン部の下部の周縁部に通気口としての凸凹を形成して、帽子のキャップ部に通気口を設けているが、帽子のキャップ部に通気口がない場合はキャップ部内部の蒸れは解消されない問題点がある。
【0009】
特許文献1は、本発明と同じ分野と思われるが、帽子のクラウン部下部の周縁部に通気口としての凸凹を形成して、帽子のキャップ部に通気口を設けているが、頭の汗の吸着は限定的であるとゆう問題点がある。
【0010】
特許文献1は、本発明と同じ分野と思われるが、帽子のクラウン部下部の周縁部に通気口としての凸凹を形成して、帽子のキャップ部に通気口を設けているが雨の日に雨が帽子のキャップ部の通気口から入ってしまう解決すべき問題点がある。
(【0011】以降は省略されています)

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