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公開番号
2025007542
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-01-17
出願番号
2023109011
出願日
2023-07-03
発明の名称
帽子
出願人
有限会社阪神グリーン経営サービス
代理人
弁理士法人前田特許事務所
主分類
A42B
1/008 20210101AFI20250109BHJP(頭部に着用するもの)
要約
【課題】構造が簡単であって頭部を効率的に冷却することができる帽子を提供する。
【解決手段】被着者の頭部100が接触するスベリ20と、被着者の前方に伸びるツバ30と、被着者の頭部の上部を覆う上側部分12及び頭部よりも前方に伸びる前側部分11を有するクラウン10とを備え、ツバの少なくとも一部は上方に前側部分が存している覆われ部分であって、前側部分と覆われ部分との間にはツバ上側空間25が存しており、覆われ部分には面積が10cm
2
以上の開口部32が設けられており、被着者の頭部の上部とクラウンの間には頭部上側空間26が存しているとともに、ツバ上側空間と頭部上側空間とは連通しており、クラウンの上側部分は前側部分よりも通気性が大きい帽子1である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被着者の頭部が接触するスベリと、
前記被着者の前方に伸びるツバと、
前記被着者の頭部の上部を覆う上側部分及び頭部よりも前方に伸びる前側部分を有するクラウンと
を備え、
前記ツバの少なくとも一部は上方に前記前側部分が存している覆われ部分であって、前記前側部分と前記覆われ部分との間にはツバ上側空間が存しており、
前記覆われ部分には面積が10cm
2
以上の開口部が設けられており、
前記被着者の頭部の上部と前記クラウンの間には頭部上側空間が存しているとともに、前記ツバ上側空間と前記頭部上側空間とは連通しており、
前記クラウンの前記上側部分は前記前側部分よりも通気性が大きい、帽子。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
前記クラウンの前記上側部分はメッシュ生地からなる、請求項1に記載の帽子。
【請求項3】
前記クラウンの前記前側部分は吸水性素材からなる水保持部材を備えている、請求項1又は2に記載の帽子。
【請求項4】
被着者の頭部が接触するスベリと、
前記スベリに取り付けられて前記被着者の前方に伸びる枠体と、
前記被着者の頭部の上部を覆う上側部分と、頭部よりも前方に伸びる前側部分とを有するクラウンと
を備え、
前記枠体と前記スベリとの間は開口部であり、当該開口部の面積は10cm
2
以上であり、
前記枠体には前記前側部分が接続されており、
前記クラウンの前記上側部分は前記前側部分よりも通気性が大きい、帽子。
【請求項5】
前記クラウンは前記被着者の頭部の上側の側方部の少なくとも一部を覆うと共に、前記クラウンと覆われた前記頭部の上側の側方部との間には前記ツバ上側空間と連通している側方部空間が存している、請求項1又は4に記載の帽子。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は帽子に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
地球温暖化の影響により、平均気温が年々上昇してきており、熱中症に罹患しやすい期間も長期化するようになってきている。そのため、夏季等の日射量の多い日中の時間帯には戸外に出ることを避けるようにすることが推奨されている。しかしながら、夏季においても戸外で運動を行ったり外出したりするニーズは大きく、特に子供にとっては外で遊びたいという要望が強い。そのため、熱中症を防止するための様々な工夫が行われている。
【0003】
例えば、直射日光から頭部を守る帽子に関しては、冷却機能を付与する様々な工夫がなされている。特許文献1には帽子本体に頭に向かって送風するファンを取り付けた帽子が開示されている。また、特許文献2乃至4には帽子の構造に工夫をして頭部に空気を流入させて頭部を冷却する帽子が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平06-173109号公報
特開2014-88631号公報
特開2021-181668号公報
特開2015-117443号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示されたファンを取り付けた帽子は、重量が大きくなってしまい、ファンが故障するおそれがあるとともに高価になるという問題があった。また特許文献2乃至4に開示された帽子は構造が特殊であって製造コストが大きくなる割には頭部の冷却効率があまり高くないという問題があった。
【0006】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、構造が簡単であって頭部を効率的に冷却することができる帽子を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る第1の帽子は、被着者の頭部が接触するスベリと、前記被着者の前方に伸びるツバと、前記被着者の頭部の上部を覆う上側部分及び頭部よりも前方に伸びる前側部分を有するクラウンとを備え、前記ツバの少なくとも一部は上方に前記前側部分が存している覆われ部分であって、前記前側部分と前記覆われ部分との間にはツバ上側空間が存しており、前記覆われ部分には面積が10cm
2
以上の開口部が設けられており、前記被着者の頭部の上部と前記クラウンの間には頭部上側空間が存しているとともに、前記ツバ上側空間と前記頭部上側空間とは連通しており、前記クラウンの前記上側部分は前記前側部分よりも通気性が大きい特徴を備えている。
【0008】
前記クラウンの前記上側部分はメッシュ生地からなっていてもよい。
【0009】
前記クラウンの前記前側部分は吸水性素材からなる水保持部材を備えていてもよい。
【0010】
本発明に係る第2の帽子は、被着者の頭部が接触するスベリと、前記スベリに取り付けられて前記被着者の前方に伸びる枠体と、前記被着者の頭部の上部を覆う上側部分と、頭部よりも前方に伸びる前側部分とを有するクラウンとを備え、前記枠体と前記スベリとの間は開口部であり、当該開口部の面積は10cm
2
以上であり、前記枠体には前記前側部分が接続されており、前記クラウンの前記上側部分は前記前側部分よりも通気性が大きい特徴を備えている。
(【0011】以降は省略されています)
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