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公開番号2025091524
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2023206765
出願日2023-12-07
発明の名称付属品取付装置及びヘルメット装置
出願人DIC株式会社,DICプラスチック株式会社
代理人個人,個人
主分類A42B 3/28 20060101AFI20250612BHJP(頭部に着用するもの)
要約【課題】ヘルメットの付属品を交換できる付属品取付装置及びヘルメット装置を提供することを目的とする。
【解決手段】ヘルメット10と、ヘルメット10に付属品としてのファンユニット22を取り付けるための付属品取付装置20と、備え、付属品取付装置20は、前記ヘルメットに取り付けられる可撓性を有するシート本体21と、ファンユニット22が取り付けられると共に、シート本体21に対して着脱可能な支持シート23と、を備える。ファンユニット22は、装着者側に送風するように駆動される。ヘルメット10は、支持シート23を交換することで、日よけ、風よけ等の機能の他に、種々の機能を付加することができる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ヘルメットに付属品を取り付けるための付属品取付装置において、
前記ヘルメットに取り付けられる可撓性を有するシート本体と、
前記付属品が取り付けられると共に、前記シート本体に対して取り付けられる支持シートと、を備える
付属品取付装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記付属品は、ファンユニットであって、
前記支持シートは、貫通穴を備え、前記ファンユニットが前記貫通穴に位置するように、前記シート本体の外面に対して取り付けられる
請求項1に記載の付属品取付装置。
【請求項3】
前記ファンユニットは、突き合わせ結合される第1半体と第2半体とを備え、
前記第1半体と前記第2半体とは、前記貫通穴の周縁部を挟み込んだ状態で突き合わせ結合されることで、前記ファンユニットを構成しつつ前記支持シートに対して取り付けられる
請求項2に記載の付属品取付装置。
【請求項4】
前記貫通穴の周縁部には、前記支持シートよりも高い反発力の環形状の支持環部が配置され、
前記第1半体と前記第2半体とは、前記貫通穴の周縁部を前記支持環部と共に挟み込んだ状態で突き合わせ結合される
請求項3に記載の付属品取付装置。
【請求項5】
前記貫通穴は、前記ファンユニットの大きさに対応した円形形状の穴である
請求項3に記載の付属品取付装置。
【請求項6】
前記貫通穴は、上下方向に長い穴であって、
前記ファンユニットは、前記貫通穴における前記上下方向の複数位置において取り付け可能である
請求項3に記載の付属品取付装置。
【請求項7】
前記貫通穴は、上下方向に長い穴であって、
前記貫通穴の周縁部には、前記支持シートよりも高い反発力の環形状の支持環部が配置され、
前記第1半体と前記第2半体とは、前記貫通穴の周縁部を前記支持環部と共に挟み込んだ状態で突き合わせ結合され、
前記支持環部は、前記ファンユニットを上位置に支持するための上支持部と、前記ファンユニットを下位置に支持するための下支持部と、を備える
請求項3に記載の付属品取付装置。
【請求項8】
前記シート本体は、前記ヘルメットの縁部であって、両側面から背面に至る領域に対して、取付部材によって着脱可能に取り付けられる
請求項1に記載の付属品取付装置。
【請求項9】
前記ヘルメットの縁部は、両側面から後面に至る領域において、前記ヘルメットの外側に広がる鍔部を備え、
前記シート本体は、前記鍔部に対して、前記取付部材によって着脱可能に取り付けられる
請求項8に記載の付属品取付装置。
【請求項10】
前記取付部材は、クリップである
請求項8又は9に記載の付属品取付装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ヘルメットに対して付属品が取付可能な付属品取付装置及びヘルメット装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ヘルメットを装着した作業者の装着感を向上させるため、ヘルメットには、付属品が取り付けられることがある。特許文献1では、ヘルメットの背面側の縁部に、上側に開口を有する袋状体を取り付けるとともに、袋状体の中にファンユニットを入れるようにしている。そして、ファンユニットにより取り込んだ空気を上側に吹き出すことにより、ヘルメット内に送り込みヘルメット内の蒸れを抑制するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2021/235307号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ヘルメットの装着感の向上のための手段は、作業者の作業環境により異なる。暑い環境では、蒸れ抑制のためファンユニット等が望まれる。一方で、寒い環境では、ヒータ等が望まれる。このように、ヘルメットに求められる付属機能は、作業環境によって異なる。また、例えば付属品がファンユニットであっても、不要な環境において取り外すことができれば、ヘルメットは、軽量化されることで、装着感が向上する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための付属品取付装置は、ヘルメットに付属品を取り付けるための付属品取付装置において、前記ヘルメットに取り付けられる可撓性を有するシート本体と、前記付属品が取り付けられると共に、前記シート本体に対して取り付けられる支持シートと、を備える。
【0006】
上記構成によれば、ヘルメットに取り付けられるシート本体に対して、付属部品が取り付けられた支持シートを交換することができる。シート本体は、日よけ、風よけ等の用途でヘルメットに対して取り付けられるシートである。付属品は、ファンユニット、熱源体等である。したがって、ヘルメットは、支持シートを交換することで、日よけ、風よけ等の機能の他に、種々の機能を付加することができる。
【0007】
上記付属品取付装置において、前記付属品は、ファンユニットであって、前記支持シートは、貫通穴を備え、前記ファンユニットが前記貫通穴に位置するように、前記シート本体の外面に対して取り付けられるように構成してもよい。
【0008】
上記構成によれば、シート本体に支持シートを介してファンユニットを取り付けることができる。例えばファンユニットは、装着者側に送風するように駆動される。このようにファンユニットが駆動されることで、外気を頭部とヘルメット内面との間の空間に送り込むことができる。
【0009】
上記付属品取付装置において、前記ファンユニットは、突き合わせ結合される第1半体と第2半体とを備え、前記第1半体と前記第2半体とは、前記貫通穴の周縁部を挟み込んだ状態で突き合わせ結合されることで、前記ファンユニットを構成しつつ前記支持シートに対して取り付けられるように構成してもよい。上記構成によれば、支持シートの貫通穴の周縁部に容易にファンユニットを取り付けることができる。
【0010】
上記付属品取付装置において、前記貫通穴の周縁部には、前記支持シートよりも高い反発力の環形状の支持環部が配置され、前記第1半体と前記第2半体とは、前記貫通穴の周縁部を前記支持環部と共に挟み込んだ状態で突き合わせ結合されるように構成してもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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