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公開番号2025110559
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004457
出願日2024-01-16
発明の名称反応装置
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人真明センチュリー
主分類B01J 8/02 20060101AFI20250722BHJP(物理的または化学的方法または装置一般)
要約【課題】系外に捨てられる熱を低減できる反応装置を提供する。
【解決手段】反応装置は、入口から出口に向かって内側を投入ガスが流れる反応器と、反応器の内側に配置された触媒と、を備え、反応器の内側で生じる発熱を伴う化学反応によって生成ガスを得る反応装置であって、反応器は、第1の反応器と、第1の反応器の下流に配置された第2の反応器と、を含み、生成ガスから投入ガスに熱を伝える熱交換器を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
入口から出口に向かって内側を投入ガスが流れる反応器と、
前記反応器の前記内側に配置された触媒と、を備え、
前記反応器の前記内側で生じる発熱を伴う化学反応によって生成ガスを得る反応装置であって、
前記反応器は、第1の反応器と、前記第1の反応器の下流に配置された第2の反応器と、を含み、
前記生成ガスから前記投入ガスに熱を伝える熱交換器を備える反応装置。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記第1の反応器と前記第2の反応器との間に接続され前記生成ガスを冷やす第1のクーラをさらに備え、
前記熱交換器は、前記第1の反応器から出て前記第1のクーラに入る前の前記生成ガスから、前記第2の反応器に入る前の前記投入ガスに熱を伝える第1の熱交換器を含む請求項1記載の反応装置。
【請求項3】
前記第1の反応器と前記第2の反応器との間に接続され前記生成ガスを冷やす第1のクーラをさらに備え、
前記熱交換器は、前記第1の反応器から出て前記第1のクーラに入る前の前記生成ガスから、前記第1の反応器に入る前の前記投入ガスに熱を伝える第2の熱交換器を含む請求項1記載の反応装置。
【請求項4】
前記第2の反応器を加熱する第2のヒータと、
前記第2の反応器の下流に接続され前記生成ガスを冷やす第2のクーラと、をさらに備え、
前記熱交換器は、前記第2の反応器から出て前記第2のクーラに入る前の前記生成ガスから、前記第1の反応器に入る前の前記投入ガスに熱を伝える第3の熱交換器を含む請求項1から3のいずれかに記載の反応装置。
【請求項5】
前記第1の反応器を加熱する第1のヒータをさらに備える請求項4記載の反応装置。
【請求項6】
前記化学反応は、二酸化炭素および一酸化炭素の少なくとも一方と水素とを含むガスからメタンを合成する反応である請求項1から3のいずれかに記載の反応装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は発熱を伴う化学反応によって生成ガスを得る反応装置に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
触媒が内側に配置された反応器の中に投入ガスを流し、発熱を伴う化学反応によって生成ガスを得る反応装置において、反応器の一部を冷やすため、冷却水の配管やフィンを反応器に設ける先行技術が特許文献1に開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2000-243425号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
先行技術では、化学反応による発熱が、冷却水やフィンによって除去され、反応装置の系外に捨てられてしまうという問題点がある。
【0005】
本発明はこの問題点を解決するためになされたものであり、系外に捨てられる熱を低減できる反応装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するための第1の態様は、入口から出口に向かって内側を投入ガスが流れる反応器と、反応器の内側に配置された触媒と、を備え、反応器の内側で生じる発熱を伴う化学反応によって生成ガスを得る反応装置であって、反応器は、第1の反応器と、第1の反応器の下流に配置された第2の反応器と、を含み、生成ガスから投入ガスに熱を伝える熱交換器を備える。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、第1の反応器と第2の反応器との間に接続され生成ガスを冷やす第1のクーラをさらに備え、熱交換器は、第1の反応器から出て第1のクーラに入る前の生成ガスから、第2の反応器に入る前の投入ガスに熱を伝える第1の熱交換器を含む。
【0008】
第3の態様は、第1又は第2の態様において、熱交換器は、第1の反応器から出て第1のクーラに入る前の生成ガスから、第1の反応器に入る前の投入ガスに熱を伝える第2の熱交換器を含む。
【0009】
第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、第2の反応器を加熱する第2のヒータと、第2の反応器の下流に接続され生成ガスを冷やす第2のクーラと、をさらに備え、熱交換器は、第2の反応器から出て第2のクーラに入る前の生成ガスから、第1の反応器に入る前の投入ガスに熱を伝える第3の熱交換器を含む。
【0010】
第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、第1の反応器を加熱する第1のヒータをさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)

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