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公開番号2025101710
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2024104371
出願日2024-06-27
発明の名称スパークプラグ
出願人日本特殊陶業株式会社
代理人弁理士法人真明センチュリー
主分類H01T 13/32 20060101AFI20250630BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】放電を維持しやすくできるスパークプラグを提供する。
【解決手段】スパークプラグは、主体金具と、主体金具に絶縁保持された中心電極と、一端部と他端部とを含み、主体金具に一端部が接続され他端部に向かって延びる接地電極と、接地電極のうち中心電極の先端面と対向する対向面に配置されたチップと、を備え、対向面は、第1の方向に延びる凹凸を有する凹凸面を含み、凹凸面は、最も高い部分と最も低い部分との間の距離である最大高さが3μm以上である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
主体金具と、
前記主体金具に絶縁保持された中心電極と、
一端部と他端部とを含み、前記主体金具に前記一端部が接続され前記他端部に向かって延びる接地電極と、
前記接地電極のうち前記中心電極の先端面と対向する対向面に配置されたチップと、を備えるスパークプラグであって、
前記対向面は、第1の方向に延びる凹凸を有する凹凸面を含み、
前記凹凸面は、最も高い部分と最も低い部分との間の距離である最大高さが3μm以上であるスパークプラグ。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記第1の方向は、前記接地電極の長手方向である請求項1記載のスパークプラグ。
【請求項3】
前記凹凸面は、前記第1の方向と交わる第2の方向にも凹凸を有する請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
【請求項4】
前記接地電極は、母材と、前記母材を覆う金属膜と、と備え、
前記金属膜の熱伝導率は、前記母材の熱伝導率よりも高く、
前記凹凸面は、前記母材のうち前記金属膜で覆われていない部分に設けられている請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
【請求項5】
前記最大高さは53μm以下である請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
【請求項6】
前記対向面の長手方向における長さを三等分して、前記接地電極の前記他端部から前記一端部へ向かって順に、第1部、第2部、第3部に前記対向面を区画したときに、
前記第1部、前記第2部および前記第3部は前記凹凸面を含み、
前記凹凸面の境界は前記第3部に存在する請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
【請求項7】
前記対向面の長手方向における長さを二等分して、前記接地電極の前記他端部から前記一端部へ向かって順に、第4部、第5部に前記対向面を区画したときに、
前記第4部および前記第5部は前記凹凸面を含み、
前記凹凸面の境界は前記第4部に存在する請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
【請求項8】
前記対向面の長手方向における長さを三等分して、前記接地電極の前記他端部から前記一端部へ向かって順に、第1部、第2部、第3部に前記対向面を区画したときに、
前記第1部は前記凹凸面を含み、
前記凹凸面の境界は前記第1部に存在する請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
【請求項9】
前記凹凸面は前記対向面のみに設けられている請求項1又は2に記載のスパークプラグ。
【請求項10】
前記凹凸面は、凹部が5本以上存在し、かつ、互いに交わらない凸部が存在する範囲を含む請求項1又は2に記載のスパークプラグ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はチップを含む接地電極を備えるスパークプラグに関する。
続きを表示(約 890 文字)【背景技術】
【0002】
チップを含む接地電極と、接地電極と電気的に絶縁された中心電極と、を備えるスパークプラグは、主に接地電極のチップと中心電極との間に放電が発生する(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-125569号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
燃焼室に流動がある場合には、流動によって放電路が下流へ引き伸ばされ、場合によっては放電が維持できなくなることがある。
【0005】
本発明はこの問題点の解決のためになされたものであり、放電を維持しやすくできるスパークプラグの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この目的を達成するためのスパークプラグの第1の態様は、主体金具と、主体金具に絶縁保持された中心電極と、一端部と他端部とを含み、主体金具に一端部が接続され他端部に向かって延びる接地電極と、接地電極のうち中心電極の先端面と対向する対向面に配置されたチップと、を備え、対向面は、第1の方向に延びる凹凸を有する凹凸面を含み、凹凸面は、最も高い部分と最も低い部分との間の距離である最大高さが3μm以上である。
【0007】
第2の態様は、第1の態様において、第1の方向は接地電極の長手方向である。
【0008】
第3の態様は、第1又は第2の態様において、凹凸面は、第1の方向と交わる第2の方向にも凹凸を有する。
【0009】
第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、接地電極は、母材と、母材を覆う金属膜と、と備え、金属膜の熱伝導率は、母材の熱伝導率よりも高く、凹凸面は、母材のうち金属膜で覆われていない部分に設けられている。
【0010】
第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、凹凸面の最大高さは53μm以下である。
(【0011】以降は省略されています)

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