TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025084600
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-03
出願番号
2023198620
出願日
2023-11-22
発明の名称
画像投影システムおよび画像投影方法
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G09G
5/00 20060101AFI20250527BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】被投影対象に対して投影光を適正に照射することができる画像投影システムおよび画像投影方法を提供する。
【解決手段】被投影対象に投影光を照射して画像を投影する画像投影装置と、被投影対象の被検出対象が向いている方向を検出する検出器と、検出器により検出された被検出対象が向いている方向を示す情報に基づいて、投影光の方向が、被検出対象が向いている方向を含む所定の角度内であるか否かを判定し、画像投影装置が、投影光の方向が所定の角度外となる適正な位置となっているか否かを表示する情報処理装置と、を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被投影対象に投影光を照射して画像を投影する画像投影装置と、
前記被投影対象の被検出対象が向いている方向を検出する検出器と、
前記検出器により検出された前記被検出対象が向いている方向を示す情報に基づいて、前記投影光の方向が、前記被検出対象が向いている方向を含む所定の角度内であるか否かを判定し、前記画像投影装置が、前記投影光の方向が前記所定の角度外となる適正な位置となっているか否かを表示する情報処理装置と、
を含む画像投影システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記情報処理装置は、
前記検出器により検出された前記被検出対象が向いている方向を示す情報を取得する取得部と、
前記取得部により取得された前記情報に基づいて、前記画像投影装置の前記投影光の明るさを制御する投影制御部を備えた請求項1に記載の画像投影システム。
【請求項3】
前記情報処理装置は、
前記取得部により取得された前記情報に基づいて、前記被検出対象が向いている方向を含む所定の角度を特定する特定部と、
前記画像投影装置の前記投影光の方向が、前記特定部により特定された前記所定の角度内であるか否かを判定する判定部と、
をさらに備え、
前記投影制御部は、前記判定部によって前記投影光の方向が前記所定の角度内であると判定された場合、前記画像投影装置に対して前記投影光の明るさを通常の明るさよりも暗くさせる請求項2に記載の画像投影システム。
【請求項4】
前記投影制御部は、前記判定部によって前記投影光の方向に前記被投影対象の前記被検出対象が向いていると判定された場合、前記画像投影装置に対して前記投影光の明るさを通常の明るさよりも暗くさせる請求項3に記載の画像投影システム。
【請求項5】
前記投影制御部は、前記判定部によって前記投影光の方向が前記所定の角度外であると判定された場合、前記画像投影装置に対して前記投影光の明るさを通常の明るさに戻す請求項3または4に記載の画像投影システム。
【請求項6】
前記画像投影システムは、前記被投影対象に対向させて配置された鏡を含み、
前記判定部は、前記取得部により取得された前記情報に基づいて、前記被投影対象の前記被検出対象が、前記鏡へ向いているか否かを判定し
前記投影制御部は、前記判定部によって前記被投影対象の前記被検出対象が前記鏡へ向いていないと判定された場合、前記画像投影装置に前記投影光の照射を停止させる請求項3に記載の画像投影システム。
【請求項7】
前記投影制御部は、前記判定部によって前記被投影対象の前記被検出対象が前記鏡へ向いていると判定された場合、前記画像投影装置に前記投影光の照射を再開させる請求項6に記載の画像投影システム。
【請求項8】
前記被投影対象は、被投影者である請求項1に記載の画像投影システム。
【請求項9】
前記被検出対象は、前記被投影者の視線であり、前記所定の角度は、前記被投影者の視野角である請求項8に記載の画像投影システム。
【請求項10】
画像投影装置から被投影対象に投影光を照射して画像を投影する画像投影ステップと、
前記被投影対象の被検出対象が向いている方向を検出する検出ステップと、
前記検出ステップにより検出された前記被検出対象が向いている方向を示す情報に基づいて、前記投影光の方向が、前記被検出対象が向いている方向を含む所定の角度内であるか否かを判定し、前記画像投影装置が、前記投影光の方向が前記所定の角度外となる適正な位置となっているか否かを表示する情報処理ステップと、
を含む画像投影方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像投影システムおよび画像投影方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
建物等にプロジェクタから映像を投影するプロジェクションマッピングの技術が知られている。プロジェクションマッピングの投影対象は人でも良い。例えば、人の顔にメイクを投影すれば実際に塗らなくてもたくさんの色のメイクを試すことができ、服に投影すれば実際に着なくてもたくさんの柄や色のデザインを試すことができる。しかし、人は動いてしまうため、その動きに合わせて投影しなければ投影映像が投影したいところからずれてしまう。そのため、人の動きを追跡し、人の動きに合わせて画像を投影することができるダイナミックプロジェクションマッピングという技術が存在する。
【0003】
このようなプロジェクションマッピングの技術として、投射位置を移動させることができる可動投射部と、探索対象物品の位置を検出する位置検出部と、視野を検出する視野検出部と、制御部とを備え、探している人が探し物を指示すれば、位置検出部が探し物の位置を検出し、視野検出部が探している人の視野を検出し、探し物が投射部から投影できるところにあれば、直接探し物に投影し、探し物が投射部から投影できないところにあれば、探している人を探し物に誘導するための誘導情報を探している人の視野内に投影する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、画像投影装置から被投影対象へプロジェクションマッピングを行うに際し、被投影対象が人(被投影者)である場合は、被投影者が画像投影装置からの投影光によってまぶしさを感じてしまうという課題がある。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、被投影対象に対して投影光を適正に照射することができる画像投影システムおよび画像投影方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、被投影対象に投影光を照射して画像を投影する画像投影装置と、前記被投影対象の被検出対象が向いている方向を検出する検出器と、前記検出器により検出された前記被検出対象が向いている方向を示す情報に基づいて、前記投影光の方向が、前記被検出対象が向いている方向を含む所定の角度内であるか否かを判定し、前記画像投影装置が、前記投影光の方向が前記所定の角度外となる適正な位置となっているか否かを表示する情報処理装置と、を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、被投影対象に対して投影光を適正に照射することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、ダイナミックプロジェクションマッピングを説明する図である。
図2は、人の視野角を説明する図である。
図3は、被投影者がまぶしさを感じてしまうプロジェクタの配置を説明する図である。
図4は、実施形態に係る画像投影システムの全体構成の一例を示す図である。
図5は、実施形態に係る画像投影システムのプロジェクタおよび視線検出器の配置の一例を示す図である。
図6は、実施形態に係る画像投影システムにおいてプロジェクタの投影光の方向が視野角に入った場合の動作を説明する図である。
図7は、実施形態に係る画像投影システムにおいてプロジェクタの投影光の方向が視線と一致する場合の動作を説明する図である。
図8は、実施形態に係る画像投影システムにおいて被投影者が鏡を見ている場合および見ていない場合のプロジェクタの動作を説明する図である。
図9は、実施形態に係るPCのハードウェア構成の一例を示す図である。
図10は、実施形態に係るプロジェクタのハードウェア構成の一例を示す図である。
図11は、実施形態に係る視線検出器のハードウェア構成の一例を示す図である。
図12は、実施形態に係る画像投影システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。
図13は、実施形態に係る画像投影システムのプロジェクタを設置する場合の流れの一例を示すフローチャートである。
図14は、実施形態に係る画像投影システムの投影光の明るさを制御する動作の流れの一例を示すフローチャートである。
図15は、実施形態に係る画像投影システムの投影光の明るさを制御する動作の流れの一例を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る画像投影システムおよび画像投影方法の実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
【0010】
(ダイナミックプロジェクションマッピングについて)
図1は、ダイナミックプロジェクションマッピングを説明する図である。図2は、人の視野角を説明する図である。図3は、被投影者がまぶしさを感じてしまうプロジェクタの配置を説明する図である。図1~図3を参照しながら、ダイナミックプロジェクションマッピングの概要を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社リコー
インクセット
18日前
株式会社リコー
多関節ロボット
4日前
株式会社リコー
システムおよび方法
今日
株式会社リコー
光学系及び表示装置
19日前
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
今日
株式会社リコー
定着装置及び画像形成装置
13日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報表示方法
7日前
株式会社リコー
シート給送装置及び画像形成装置
19日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
19日前
株式会社リコー
シート処理装置及び画像形成システム
12日前
株式会社リコー
後処理装置、及び、画像形成システム
4日前
株式会社リコー
画像形成装置、方法およびプログラム
4日前
株式会社リコー
トナー搬送装置、及び、画像形成装置
11日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置及び画像形成装置
7日前
株式会社リコー
造形方法、造形システム及びプログラム
6日前
株式会社リコー
投光装置、投受光装置および測距システム
18日前
株式会社リコー
圧切替機構、画像形成装置及び圧切替方法
今日
株式会社リコー
画像処理装置、画像処理方法、プログラム
6日前
株式会社リコー
測距システム、測距方法およびプログラム
4日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理方法およびプログラム
18日前
株式会社リコー
画像処理装置、画像処理システム及びプログラム
18日前
株式会社リコー
電子機器、システム、画像形成装置、異常検出方法
今日
株式会社リコー
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
13日前
株式会社リコー
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
13日前
株式会社リコー
読取装置、画像処理装置、読取方法およびプログラム
11日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理プログラム、及び情報処理方法
18日前
株式会社リコー
情報処理装置、通信システム、情報処理方法及びプログラム
11日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
20日前
株式会社リコー
クリーニング装置、プロセスカートリッジおよび画像形成装置
4日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像定着装置、情報処理方法、及びプログラム
11日前
株式会社リコー
情報処理システム、画像処理装置、情報処理方法及びプログラム
7日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法およびプログラム
4日前
株式会社リコー
位置決め調整機構、位置決め調整システム、及び充電ステーション
11日前
株式会社リコー
レーザ照射装置、レーザ照射方法、レーザ照射システム及び被加工物
4日前
株式会社リコー
液体を吐出する装置
11日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像形成装置の制御方法及び画像形成装置の制御プログラム
6日前
続きを見る
他の特許を見る