TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025091051
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-18
出願番号2023206019
出願日2023-12-06
発明の名称シート給送装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類B65H 1/04 20060101AFI20250611BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】高温高湿環境や剛性の高いシートであっても重送や不送りの発生を抑制できるシート給送装置を提供する。
【解決手段】シートSを積載する積載台72と、前記積載台72に積載されたシートSから最上位のシートSを、所定の送り方向へ送り出す送り機構と、積載台72に積載されたシートSの、送り方向と直交する方向におけるシート両端の位置を規制する規制部73と、規制部73に設けられ、積載台72に積載されたシートSの両端の上部にエアーを付与するエアー付与機構77と、を備えるシート給送装置70であって、積載台72の上方に、シート両端間の中央部を押圧可能なシート押圧部74を備え、積載台72は、シートSの積載方向においてシート両端が中央部よりも上方に位置するように、形成されているシート給送装置70によって解決される。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
シートを積載する積載台と、
前記積載台に積載されたシートから最上位のシートを、所定の送り方向へ送り出す送り機構と、
前記積載台に積載されたシートの、前記送り方向と直交する方向におけるシート両端の位置を規制する規制部と、
前記規制部に設けられ、前記積載台に積載されたシートの両端の上部にエアーを付与するエアー付与機構と、を備えるシート給送装置であって、
前記積載台の上方に、シート両端間の中央部を押圧可能なシート押圧部を備え、
前記積載台は、シートの積載方向において前記シート両端が前記中央部よりも上方に位置するように、形成されている、
ことを特徴とするシート給送装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記シート押圧部は、シートの積載方向に移動可能であることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項3】
前記規制部は、前記積載台に積載されるシートの幅よりも狭い位置に配置されることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項4】
前記規制部は、前記送り方向と直交する方向に移動可能であり、前記規制部は、シートの積載方向の下部に、シート両端を持ち上げる方向にシートに作用する持ち上げ部を有することを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項5】
前記規制部は、前記送り方向と直交する方向に移動可能であり、前記エアー付与機構から付与されるエアーの角度が前記規制部の位置に応じて変更可能であることを特徴とする請求項1に記載のシート給送装置。
【請求項6】
シートに画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段に向けてシートを送る請求項1乃至5のいずれか一項に記載のシート給送装置と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シート給送装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、用紙(シート)の側端部を規制する規制部(ガイド部)の上部にノズルが設けられ、ガイド部内に設けたブロアファンからのエアーが給紙台に積載された用紙の上部側端面に吹き付けられるタイプの給送装置が知られている(図10)。
【0003】
このタイプの給送装置では、積載された用紙と用紙の間(すなわち、紙間)にノズルを介して送り込まれたエアーによって積載用紙が捌かれ、よって、用紙送り出し時の重送が防止され得る(図11)。
【0004】
しかし、従来の給送装置では、高温高湿環境のように用紙間の密着力が極端に増大する環境下では、ブロアファンからのエアーだけでは用紙の密着が解けず、重送や不送りが生じていた。
【0005】
また、用紙の密着を確実に解くためにブロアファンの出力を上げて、より強いエアーを用紙に当てることも考えられるが、ブロアファンの出力を上げることにより、より多くの電力を消費してしまう。
【0006】
特許文献1には、エアーを用紙間に入れ易くするために、用紙の側面が中央部よりも高くなるように用紙を積載させる底板を有する給送装置が開示されている。しかし、厚紙のようなコシがあって剛性の高い用紙は底板形状に倣って変形しにくいため、用紙の側面が中央部よりも高くならない場合がある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで本発明は、高温高湿環境や剛性の高いシートであっても重送や不送りの発生を抑制できるシート給送装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この課題は、シートを積載する積載台と、前記積載台に積載されたシートから最上位のシートを、所定の送り方向へ送り出す送り機構と、前記積載台に積載されたシートの、前記送り方向と直交する方向におけるシート両端の位置を規制する規制部と、前記規制部に設けられ、前記積載台に積載されたシートの両端の上部にエアーを付与するエアー付与機構と、を備えるシート給送装置であって、前記積載台の上方に、シート両端間の中央部を押圧可能なシート押圧部を備え、前記積載台は、シートの積載方向において前記シート両端が前記中央部よりも上方に位置するように、形成されている、ことを特徴とするシート給送装置によって解決される。
【発明の効果】
【0009】
高温高湿環境や剛性の高いシートであっても重送や不送りの発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施形態に係る画像形成装置の一例を示す概略構成図である。
本発明の実施形態に係るシート給送装置の概略斜視図である。
本発明の実施形態に係るシート給送装置の概略正面図である。
従来例の用紙側端部の拡大図(a)と、本発明の用紙側端部の拡大図(b)である。
従来例に従い、積載台に剛性の高いシートを載せた状態を示す概略説明図である。
用紙中央押圧部によるシートの押圧状態を示す概略正面図である。
本発明の他の実施形態に係るシート給送装置を示す概略正面図である。
本発明の他の実施形態に係るシート給送装置を示す概略斜視図である。
本発明の他の実施形態に係るシート給送装置の説明図である。
従来のシート給送装置の概略斜視図である。
従来のシート給送装置の概略正面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

株式会社リコー
光学機器
7日前
株式会社リコー
画像形成装置
7日前
株式会社リコー
画像記録装置
7日前
株式会社リコー
液体吐出装置
7日前
株式会社リコー
光学系及び表示装置
今日
株式会社リコー
綴じ装置および画像形成装置
7日前
株式会社リコー
加熱装置、及び、画像形成装置
7日前
株式会社リコー
シート給送装置及び画像形成装置
今日
株式会社リコー
液体吐出部、印刷装置、印刷方法
7日前
株式会社リコー
液体吐出装置、及び画像形成装置
7日前
株式会社リコー
媒体処理装置及び画像形成システム
7日前
株式会社リコー
加熱装置、定着装置、画像形成装置
今日
株式会社リコー
洗浄装置、塗装装置、及び洗浄方法
7日前
株式会社リコー
システム、方法、およびプログラム
7日前
株式会社リコー
振動検出装置及び異常検知システム
7日前
株式会社リコー
インクセット、印刷方法、及び印刷物
7日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
7日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
7日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド及び液体を吐出する装置
7日前
株式会社リコー
処理装置、プログラム、および測距システム
7日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像形成方法およびプログラム
7日前
株式会社リコー
レーザ照射装置、被加工物及びレーザ照射方法
6日前
株式会社リコー
情報処理装置、情報処理システム及びプログラム
7日前
株式会社リコー
画像生成装置、プログラム、および測距システム
7日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、ヘッドモジュール、液体吐出装置
7日前
株式会社リコー
画像形成システム、画像形成装置、方法、プログラム
7日前
株式会社リコー
液滴吐出ヘッド及び液滴吐出ユニット及び液滴吐出装置
7日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、ヘッドモジュール及び液体を吐出する装置
7日前
株式会社リコー
電子装置、電子システム、ノイズ判断方法、及びプログラム
7日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
1日前
株式会社リコー
液体吐出ヘッド装置、液体吐出ユニット及び液体を吐出する装置
7日前
株式会社リコー
電極の製造方法、複合電極、電気化学素子、及び電極の製造装置
7日前
株式会社リコー
印刷システム、印刷管理装置、印刷管理方法、印刷管理プログラム
7日前
株式会社リコー
画像形成装置、画像形成システム、残量導出方法、及びプログラム
7日前
株式会社リコー
印刷システム、印刷制御装置、印刷制御方法、印刷制御プログラム
7日前
株式会社リコー
全固体電気化学素子用積層体、全固体電気化学素子、電気機器、及び移動体
7日前
続きを見る