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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025091589
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206905
出願日
2023-12-07
発明の名称
画像処理装置、画像処理システム及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G06V
30/164 20220101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約
【課題】画像からの文字の抽出精度を向上させること。
【解決手段】画像処理装置は、第1の画像の前景の輪郭を抽出し、前記第1の画像の前景から文字を構成すると推定される画素の集合が抽出された第2の画像の前景の輪郭を抽出する輪郭抽出部と、前記第1の画像について抽出される輪郭と、前記第2の画像について抽出される輪郭との比較に基づいて、前記画素の集合のうち文字を構成しない画素を特定する非文字画素特定部と、前記画素の集合のうち文字を構成しないと特定された画素を除く画素の集合を前景とする第3の画像を生成する非文字画素除去部と、を有する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
第1の画像の前景の輪郭を抽出し、前記第1の画像の前景から文字を構成すると推定される画素の集合が抽出された第2の画像の前景の輪郭を抽出する輪郭抽出部と、
前記第1の画像について抽出される輪郭と、前記第2の画像について抽出される輪郭との比較に基づいて、前記画素の集合のうち文字を構成しない画素を特定する非文字画素特定部と、
前記画素の集合のうち文字を構成しないと特定された画素を除く画素の集合を前景とする第3の画像を生成する非文字画素除去部と、
を有することを特徴とする画像処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記非文字画素特定部は、前記輪郭抽出部が前記第2の画像の前景の輪郭を1画素ずつ抽出する過程において或る画素の次に抽出される画素が前記第1の画像において前記或る画素に対応する画素の次に抽出される画素と異なる場合に、前記第2の画像について輪郭として抽出された画素のうち、前記或る画素から遡って直線を形成する全ての画素を、文字を構成しない画素として特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記非文字画素特定部は、前記第1の画像において前記或る画素に対応する画素から次に抽出される画素への方向において前景を構成する画素の数が所定値以上であり、かつ、当該方向とは反対方向において前記第2の画像において前景を構成する画素の数が所定値以上である場合に、前記或る画素から輪郭として抽出された画素を遡って直線を形成する全ての画素を、文字を構成しない画素として特定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記非文字画素特定部は、前記第2の画像において前記或る画素から次に抽出される画素への方向において前景を構成する画素の数が所定値以上であり、かつ、当該方向とは反対方向において前記第1の画像の前景を構成する画素の数が所定値以上である場合に、前記或る画素から輪郭として抽出された画素を遡って直線を形成する全ての画素を、文字を構成しない画素として特定する、
ことを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記第2の画像は、前記第1の画像の前景から手書き文字を構成すると推定される画素の集合が抽出された画像である、
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項6】
第1の画像の前景の輪郭を抽出し、前記第1の画像の前景から文字を構成すると推定される画素の集合が抽出された第2の画像の前景の輪郭を抽出する輪郭抽出部と、
前記第1の画像について抽出される輪郭と、前記第2の画像について抽出される輪郭との比較に基づいて、前記画素の集合のうち文字を構成しない画素を特定する非文字画素特定部と、
前記画素の集合のうち文字を構成しないと特定された画素を除く画素の集合を前景とする第3の画像を生成する非文字画素除去部と、
を有することを特徴とする画像処理システム。
【請求項7】
第1の画像の前景の輪郭を抽出し、前記第1の画像の前景から文字を構成すると推定される画素の集合が抽出された第2の画像の前景の輪郭を抽出する輪郭抽出手順と、
前記第1の画像について抽出される輪郭と、前記第2の画像について抽出される輪郭との比較に基づいて、前記画素の集合のうち文字を構成しない画素を特定する非文字画素特定手順と、
前記画素の集合のうち文字を構成しないと特定された画素を除く画素の集合を前景とする第3の画像を生成する非文字画素除去手順と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理システム及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
注文書などの罫線を含む文書の画像から、当該文書に記入されている文字のみを抽出した画像を生成することで、OCR精度の向上や文字の視認性の向上を図ることが出来る。但し、文字の抽出元の画像において罫線と文字とが重なっている場合に、罫線を消しきれずに罫線の一部が抽出先の画像に残ってしまう場合がある。
【0003】
これに対して、手書き文字を抽出する技術として、従来の画像処理技術を用いて直線を抽出し、当該直線と文字との交点を抽出するとともに記入欄(矩形)を抽出して、記入欄内の文字と直線とが重なった画像から文字のみを抽出する、更に、抽出した文字をOCRした結果から、OCRが誤認識する場合は、その画像とOCR誤認識結果、正しい結果を登録することでOCR精度を上げる技術が提案されている(特許文献1)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、直線と似た文字が連続する画像や、例えば下線など、矩形以外の図形を含む画像に対して、文字以外の部分を誤抽出するため、結果的に文字の抽出の精度が低くなってしまうという問題があった。
【0005】
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、画像からの文字の抽出精度を向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
そこで上記課題を解決するため、画像処理装置は、第1の画像の前景の輪郭を抽出し、前記第1の画像の前景から文字を構成すると推定される画素の集合が抽出された第2の画像の前景の輪郭を抽出する輪郭抽出部と、前記第1の画像について抽出される輪郭と、前記第2の画像について抽出される輪郭との比較に基づいて、前記画素の集合のうち文字を構成しない画素を特定する非文字画素特定部と、前記画素の集合のうち文字を構成しないと特定された画素を除く画素の集合を前景とする第3の画像を生成する非文字画素除去部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
画像からの文字の抽出精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施の形態における画像処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。
第1の実施の形態における画像処理装置10の機能構成例を示す図である。
画像処理装置10の適用例を説明するための第1の図である。
画像処理装置10の適用例を説明するための第2の図である。
文字抽出画像補正部14の構成例を示す図である。
第1の実施の形態における文字抽出補正処理を説明するための図である。
第1の実施の形態における文字抽出補正処理を説明するための図である。
第1の実施の形態において画像処理装置10が実行する処理手順の一例を説明するためのフローチャートである。
ラスタースキャン及び輪郭抽出を説明するための図である。
輪郭情報の第1の例を示す図である。
輪郭情報の第1の例を示す図である。
第2の実施の形態における文字抽出補正処理を説明するための図である。
機能構成の配置形態の第1の変形例を示す図である。
機能構成の配置形態の第2の変形例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、第1の実施の形態における画像処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。図1の画像処理装置10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、プロセッサ104、及びインタフェース装置105等を有する。
【0010】
画像処理装置10での処理を実現するプログラムは、CD-ROM等の記録媒体101によって提供される。プログラムを記憶した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、プログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、プログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
(【0011】以降は省略されています)
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