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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025087231
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-10
出願番号
2023201739
出願日
2023-11-29
発明の名称
通信端末、表示方法、及びプログラム
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
7/15 20060101AFI20250603BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】全天球画像等の広視野画像の所定領域である所定領域画像を表示部に表示させる場合であっても、広視野画像の受信側の利用者に対して、広視野画像内で所定領域以外の画像に含まれる送信側の人物の非言語コミュニケーションを把握し易くする通信端末、表示方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】通信ネットワークを介して遠隔地との間で遠隔会議を行う会議システムにおいて、広視野画像の所定領域である所定領域画像を表示部に表示させる通信端末は、他の通信端末が送信した広視野画像を受信する受信部と、受信部によって受信した広視野画像内で所定領域以外の画像に含まれる利用者A1、A2の所定の非言語コミュニケーションに対応する所定のアイコンc1、c2を、所定領域画像内の所定位置に表示させる表示制御部と、を有する。
【選択図】図28
特許請求の範囲
【請求項1】
広視野画像の所定領域である所定領域画像を表示部に表示させる通信端末であって、
他の通信端末が送信した前記広視野画像を受信する受信部と、
前記受信部によって受信された前記広視野画像内で前記所定領域以外の画像に含まれる人物の所定の非言語コミュニケーションに対応する所定のアイコンを、前記所定領域画像内の所定位置に表示させる表示制御部と、
を有する通信端末。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
前記所定の非言語コミュニケーションは、前記人物に関する、顔の表情、顔色、視線、身振り、手振り、体の姿勢のうち少なくとも一つを含む、請求項1に記載の通信端末。
【請求項3】
前記所定位置は、前記所定領域の周囲のうち前記人物の身体の所定部位から最短距離の位置である、請求項1に記載の通信端末。
【請求項4】
前記所定部位は、前記人物の両目の間又は前記人物の鼻である、請求項3に記載の通信端末。
【請求項5】
請求項1乃至4のいずれか一項に記載の通信端末であって、
前記広視野画像のうち前記所定領域以外の画像に含まれる前記人物の所定の非言語コミュニケーションを検出する検出部を有し、
前記表示制御部は、前記検出部によって検出された前記所定の非言語コミュニケーションに対応する前記所定のアイコンを、前記所定領域画像内の前記所定位置に表示させる、通信端末。
【請求項6】
請求項5に記載の通信端末であって、
人物の非言語コミュニケーションの内容と当該非言語コミュニケーションの内容を表すアイコンとを関連付けて記憶している記憶部を有し、
前記表示制御部は、前記記憶部において、前記検出部によって検出された前記所定の非言語コミュニケーションに対応する前記所定のアイコンを、前記所定領域画像内の前記所定位置に表示させる、通信端末。
【請求項7】
広視野画像の所定領域である所定領域画像を表示部に表示させる通信端末が実行する表示方法であって、
前記通信端末は、
他の通信端末が送信した前記広視野画像を受信する受信処理と、
前記受信処理によって受信された前記広視野画像内で前記所定領域以外の画像に含まれる人物の所定の非言語コミュニケーションに対応する所定のアイコンを、前記所定領域画像内の所定位置に表示させる表示制御処理と、
実行する表示方法。
【請求項8】
コンピュータに、請求項7に記載の方法を実行させるプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、通信端末、表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
インターネット等の通信ネットワークを介して、遠隔地との間で遠隔会議を行う会議システムが普及している。この会議システムにおいては、遠隔会議を行う出席者等の当事者の一方がいる会議室において、遠隔会議システムの通信端末を用いて会議の当事者などの会議室の画像および発言などの音声を撮影および収集し、これらをデジタルデータに変換して相手方の通信端末に送信している(特許文献1参照)。これにより、相手方の会議室のディスプレイに画像表示およびスピーカにより音声出力して、映像通話(ビデオ通話)を行なうことができるため、実際の会議に近い状態で遠隔地間の会議を行うことができる。
【0003】
一方、通信端末に全天球画像をリアルタイムに取得可能な撮影装置を接続し、この撮影装置から取得された全天球画像を相手方の各通信端末に配信し、相手方の各通信端末において、全天球画像の所定領域である矩形の所定領域画像をディスプレイ等の表示部に表示する技術が知られている(特許文献2参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、相手方の各通信端末で所定領域画像を表示する場合、全天球画像内で所定領域以外の画像に含まれる人物の顔の表情や手振り等の非言語コミュニケーションを見逃してしまうという課題が生じていた。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決すべく、全天球画像等の広視野画像の所定領域である所定領域画像を表示部に表示させる場合であっても、広視野画像の受信側の利用者に対して、広視野画像内で所定領域以外の画像に含まれる送信側の人物の非言語コミュニケーションを把握し易くすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示は、広視野画像の所定領域である所定領域画像を表示部に表示させる通信端末であって、他の通信端末が送信した前記広視野画像を受信する受信部と、前記受信部によって受信された前記広視野画像内で前記所定領域以外の画像に含まれる人物の所定の非言語コミュニケーションに対応する所定のアイコンを、前記所定領域画像内の所定位置に表示させる表示制御部と、を有する通信端末である。
【発明の効果】
【0007】
以上説明したように本開示によれば、広視野画像の受信側の利用者に対して、広視野画像内で所定領域以外の画像に含まれる送信側の人物の非言語コミュニケーションを把握し易くすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
(a)は撮影装置の左側面図であり、(b)は撮影装置の正面図であり、(c)は撮影装置の平面図である。
撮影装置の使用イメージ図である。
(a)は撮影装置で撮影された半球画像(前)、(b)は撮影装置で撮影された半球画像(後)、(c)はメルカトル図法により表された画像を示した図である。
(a)正距円筒射影画像で球を被う状態を示した概念図、(b)全天球画像を示した図である。
全天球画像を3次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
(a)は図5の立体斜視図、(b)は通信端末のディスプレイに所定領域の画像が表示されたている状態を示す図である。
所定領域情報と所定領域Tの画像との関係を示した図である。
本発明の実施形態に係る画像通信システムの概略図である。
撮影装置のハードウェア構成図である。
ビデオ会議端末のハードウェア構成図である。
通信管理システム及びPCのハードウェア構成図である。
スマートフォンのハードウェア構成図である。
画像通信システムの機能ブロック図である。
画像種類管理テーブルを示す概念図である。
撮影装置管理テーブルを示す概念図である。
非言語コミュニケーション管理テーブルを示す概念図である。
セッション管理テーブルを示す概念図である。
画像種類管理テーブルを示す概念図である。
特定の通信セッションへの参加処理を示したシーケンス図である。
通信セッション(仮想の会議室)の選択画面を示した図である。
画像種類情報の管理処理を示すシーケンス図である。
映像通話における画像データの通信処理を示すシーケンス図である。
(a)は撮影装置1aを利用しない場合を示し、(b)は撮影装置1aを利用する場合を示している。
拠点Bにおけるディスプレイへの表示処理を示すフローチャートである。
全天球画像を正距円筒射影画像で表した図である。
図25に示す図に対して、更に各利用者を検出した状態を示す図である。
図26に示す図に対して、更に利用者A3と所定領域の周囲との距離を示した図である。
拠点Bにおけるディスプレイの表示例を示す図である。
拠点Bにおけるディスプレイの表示例を示す図である。
拠点Bにおけるディスプレイの表示例を示す図である。
画像種類情報の管理処理のその他の例を示したシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
【0010】
<<実施形態の概略>> <全天球画像の生成方法> 図1乃至図7を用いて、全天球画像の生成方法について説明する。なお、全天球画像は、全天球パノラマ画像、360°パノラマ画像とも言われ、広範囲の視野角を有する広視野動画の一例である。広視野画像には、180°程度の単なるパノラマ画像も含まれる。
(【0011】以降は省略されています)
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