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公開番号
2025083818
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-02
出願番号
2023197422
出願日
2023-11-21
発明の名称
媒体処理装置及び画像形成システム
出願人
株式会社リコー
代理人
弁理士法人武和国際特許事務所
主分類
B65H
37/04 20060101AFI20250526BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】複数の媒体を圧着綴じする媒体処理装置において、媒体束を強固に綴じる技術を提供する。
【解決手段】媒体処理装置は、媒体を載置する載置部と、載置部に載置された複数の媒体を加圧変形させて綴じる圧着綴じを実施する圧着綴じ手段と、圧着綴じ手段を制御する制御手段とを備える。制御手段は、N枚の媒体を綴じる場合において、M(<N)枚の媒体が載置部に載置された時点、及びN枚の媒体が載置部に載置された時点で、圧着綴じ手段に圧着綴じを実施させる。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体を載置する載置部と、
前記載置部に載置された複数の前記媒体を加圧変形させて綴じる圧着綴じを実施する圧着綴じ手段と、
前記圧着綴じ手段を制御する制御手段とを備え、
前記制御手段は、N枚の前記媒体を綴じる場合において、M(<N)枚の前記媒体が前記載置部に載置された時点、及びN枚の前記媒体が前記載置部に載置された時点で、前記圧着綴じ手段に前記圧着綴じを実施させることを特徴とする媒体処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の媒体処理装置において、
前記制御手段は、Nが偶数の場合に、(N×1/2-2)以上で且つN未満であるM枚の前記媒体が前記載置部に載置された時点で、1回目の前記圧着綴じを前記圧着綴じ手段に実施させることを特徴とする媒体処理装置。
【請求項3】
請求項1に記載の媒体処理装置において、
前記制御手段は、Nが奇数の場合に、(N×1/2-2.5)以上で且つN未満であるM枚の前記媒体が前記載置部に載置された時点で、1回目の前記圧着綴じを前記圧着綴じ手段に実施させることを特徴とする媒体処理装置。
【請求項4】
請求項1に記載の媒体処理装置において、
前記制御手段は、
前記載置部に載置されたM枚の前記媒体の綴じ位置に対して、前記圧着綴じ手段に前記圧着綴じを実施させ、
前記載置部に載置されたN枚の前記媒体の前記綴じ位置に対して、前記圧着綴じ手段に前記圧着綴じを実施させることを特徴とする媒体処理装置。
【請求項5】
請求項4に記載の媒体処理装置において、
前記載置部に載置された前記媒体に液体を付与する液体付与手段をさらに備え、
前記制御手段は、
前記載置部に載置された1枚目~M枚目までの少なくとも1枚の前記媒体の前記綴じ位置に対して、前記液体付与手段に液体を付与させ、
前記載置部に載置された(M+1)枚目~N枚目までの少なくとも1枚の前記媒体の前記綴じ位置に対して、前記液体付与手段に液体を付与させることを特徴とする媒体処理装置。
【請求項6】
請求項1に記載の媒体処理装置において、
前記制御手段は、
前記載置部に載置されたM枚の前記媒体の第一綴じ位置に対して、前記圧着綴じ手段に前記圧着綴じを実施させ、
前記載置部に載置されたN枚の前記媒体の前記第一綴じ位置と異なる第二綴じ位置に対して、前記圧着綴じ手段に前記圧着綴じを実施させることを特徴とする媒体処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の媒体処理装置において、
前記載置部に載置された前記媒体に液体を付与する液体付与手段をさらに備え、
前記制御手段は、
前記載置部に載置された1枚目~M枚目までの少なくとも1枚の前記媒体の前記第一綴じ位置に対して、前記液体付与手段に液体を付与させ、
前記載置部に載置された1枚目~N枚目までの少なくとも1枚の前記媒体の前記第二綴じ位置に対して、前記液体付与手段に液体を付与させることを特徴とする媒体処理装置。
【請求項8】
請求項1に記載の媒体処理装置において、
前記制御手段は、
Nが閾値以上の場合に、M枚の前記媒体が前記載置部に載置された時点で、1回目の前記圧着綴じを前記圧着綴じ手段に実施させ、
Nが前記閾値未満の場合に、N枚の前記媒体が前記載置部に載置された時点で、1回目の前記圧着綴じを前記圧着綴じ手段に実施させることを特徴とする媒体処理装置。
【請求項9】
前記媒体に画像を形成する画像形成装置と、
請求項1に記載の媒体処理装置と、を備える画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体処理装置及び画像形成システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来より、画像形成装置によって画像が形成されたシート状の媒体を積載する積載トレイと、積載トレイに積載された複数の媒体を束(以下、「媒体束」と表記する。)にして綴じる綴じ手段とを備える媒体処理装置が知られている。
【0003】
このような媒体処理装置の中には、省資源化や環境負荷の低減を鑑みる観点から、金属製の綴じ針を用いずに、凹凸状の綴じ歯で媒体束を挟持して加圧変形させる所謂「圧着綴じ」が可能なものがある(例えば、特許文献1を参照)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、綴じ歯による綴じ力は媒体束の中間に伝わりにくいので、媒体束を構成する媒体の枚数が多くなると、圧着綴じされた媒体束が事後的に分離しやすくなるという課題がある。
【0005】
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、複数の媒体を圧着綴じする媒体処理装置において、媒体束を強固に綴じる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、媒体を載置する載置部と、前記載置部に載置された複数の前記媒体を加圧変形させて綴じる圧着綴じを実施する圧着綴じ手段と、前記圧着綴じ手段を制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、N枚の前記媒体を綴じる場合において、M(<N)枚の前記媒体が前記載置部に載置された時点、及びN枚の前記媒体が前記載置部に載置された時点で、前記圧着綴じ手段に前記圧着綴じを実施させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、複数の媒体を圧着綴じする媒体処理装置において、媒体束を強固に綴じることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
画像形成システムの全体構成を示す図。
第一実施形態に係る後処理装置の内部構造を示す図。
端綴じ処理部を搬送方向の上流側から見た模式図。
端綴じ処理部を主走査方向の液体付与部側から見た模式図。
圧着部の構成を示す模式図。
上圧着歯及び下圧着歯を接離させる接離機構を示す図。
端綴じ処理部の変形例を示す図。
端綴じ処理部の変形例に係る液体付与圧着部を示す図。
図8の液体付与圧着部による液体付与動作及び圧着綴じ動作を示す図。
第一実施形態に係る後処理装置を制御する制御ブロックのハードウェア構成図。
端綴じ処理部による綴じ処理理のフローチャート。
端綴じ処理部による綴じ処理中における液体付与部及び圧着部の位置を示す図。
用紙束を圧着綴じした場合の綴じ力を示す図。
綴じ回数決定処理のフローチャート。
圧着綴じを2回実施する綴じ処理のフローチャート。
同一の綴じ位置に液体を付与する場合の用紙束の状態を示す図。
同一の綴じ位置を2回綴じる場合の用紙束の状態を示す図。
異なる綴じ位置に液体を付与する場合の用紙束の状態を示す図。
異なる綴じ位置を綴じる場合の用紙束の状態を示す図。
綴じ位置のバリエーションを示す図。
図11の綴じ処理と、図15の綴じ処理との綴じ力を比較する図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る画像形成システム1について、図面を参照しながら説明する。図1は、画像形成システム1の全体構成を示す図である。画像形成システム1は、用紙P(シート状の媒体)に画像を形成し、画像が形成された用紙Pに対して後処理を施す機能を有する。図1に示すように、画像形成システム1は、画像形成装置2と、本発明に係る後処理装置3(媒体処理装置)とで構成される。
【0010】
画像形成装置2は、用紙Pに画像を形成し、画像を形成した用紙Pを後処理装置3に排出する。画像形成装置2は、用紙Pが収容されたトレイと、トレイに収容された用紙Pを搬送する搬送部と、搬送部によって搬送された用紙Pに画像を形成する画像形成部とを備える。画像形成部は、インクを用いて画像を形成するインクジェット方式でもよいし、トナーを用いて画像を形成する電子写真方式でもよい。画像形成装置2の構成は既に周知なので、詳細な説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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