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公開番号
2025080128
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023193162
出願日
2023-11-13
発明の名称
撮像装置、プログラム、パノラマ画像作成方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
23/55 20230101AFI20250516BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】撮像装置に天井照明など上からの光が入射することを抑制すること。
【解決手段】本発明は、少なくとも水平方向に約360°の画角で撮像できる撮像装置であって、水平方向に光軸を有する複数のレンズと、前記複数のレンズに真上から入射する光を遮蔽する上部庇と、を有し、前記上部庇は、上方からの光がレンズに最大の角度で入射する方向と、前記レンズの光軸とがなす光の入射角度を、約30°以上約67°以下に制限する、ことを特徴とする。
【選択図】図17
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも水平方向に約360°の画角で撮像できる撮像装置であって、
水平方向に光軸を有する複数のレンズと、
前記複数のレンズに真上から入射する光を遮蔽する上部庇と、を有し、
前記上部庇は、上方からの光がレンズに最大の角度で入射する方向と、前記レンズの光軸とがなす光の入射角度を、約30°以上約67°以下に制限する、ことを特徴とする撮像装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記上部庇の上面視の形状は、光軸方向の前記入射角度よりもレンズ端部方向の前記入射角度の方が小さくなる形状である、ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項3】
前記上部庇は、前記レンズ端部方向の前記入射角度を約30°以上約45°以下に制限することを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項4】
光軸方向の前記入射角度に対する、レンズ端部方向の入射角度の比が2以下であることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
【請求項5】
前記上部庇の外縁にある上部庇突き出し部から前記複数のレンズにいたる前記上部庇の側面の形状が、内側に湾曲している、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項6】
前記上部庇の外縁にある上部庇突き出し部から前記複数のレンズにいたる前記上部庇の側面の形状が、階段の形状である、ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載の撮像装置。
【請求項7】
前記上部庇の上面視の形状は、円形、楕円形、長方形又は八角形であることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
【請求項8】
請求項1に記載された撮像装置と接続された端末装置を、
前記撮像装置が撮像した画像を表示させる表示制御部と、
前記画像を保存する動画保存部、
として機能させるプログラム。
【請求項9】
少なくとも水平方向に約360°の画角で撮像できる撮像装置が行うパノラマ画像作成方法であって、
前記撮像装置は、水平方向に光軸を有する複数のレンズと、
前記複数のレンズに真上から入射する光を遮蔽する上部庇と、を有し、
前記上部庇は、上方からの光がレンズに最大の角度で入射する方向と、前記レンズの光軸とがなす光の入射角度を、約30°以上67°以下に制限し、
前記複数のレンズに対応する複数の撮像素子で水平方向に180°より大きい画像を生成する処理と、
一方の撮像素子が生成した画像の端部で、他方の撮像素子が生成した画像の端部をパターンマッチングすることで最も類似する結合部を決定する処理と、
前記結合部で複数の画像を結合して、水平方向に約360°のパノラマ画像を作成する処理と、
を行うパノラマ画像作成方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、撮像装置、プログラム、及びパノラマ画像作成方法に関する。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
一方の拠点から1つ以上の他の拠点にリアルタイムに画像や音声を送信し、遠隔地にいるユーザー同士で画像や音声を用いた会議を行う遠隔会議サービスシステムが知られている。また、360°全方位を撮像する撮像装置が知られている。
【0003】
撮像装置が撮像した複数の画像を合成した際に、継ぎ目で生じ得る色味の不連続性を軽減する技術が考案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、複数の撮像画像を構成する領域ごとにホワイトバランスの評価値を計算し、撮像画像間で重複する領域の評価値をもとに明るさ調整値やホワイトバランス調整値を算出し、分割領域ごとにバランス調整値の加重平均をとることによって、分割領域ごとに平滑化されたバランス調整値を決定することにより複数の撮像画像を合成した際に、継ぎ目で生じ得る色味の不連続性を軽減する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、撮像装置に天井照明など上からの光が入射し、画像の画質が低下するという問題があった。例えば、画像にフレアやゴースト等が発生すると、会議に参加した人物の顔などの視認性が低下する。画質が低下すると、360°の画像を生成する際に複数の画像の継ぎ目に違和感が生じたり、画像のずれが発生したりする。継ぎ目で生じ得るこれらの不連続性を軽減する画像処理は処理負荷が高いためリアルタイム処理が困難になるという問題も生じる。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑み、撮像装置に天井照明など上からの光が入射することを抑制する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題に鑑み、本発明は、少なくとも水平方向に360°の画角で撮像できる撮像装置であって、水平方向に光軸を有する複数のレンズと、前記複数のレンズに真上から入射する光を遮蔽する上部庇と、を有し、前記上部庇は、上方からの光がレンズに最大の角度で入射する方向と、前記レンズの光軸とがなす光の入射角度を、30°以上67°以下に制限する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、撮像装置に天井照明など上からの光が入射することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
遠隔会議中に実行されたアプリの画面を周囲のパノラマ画像と共に保存する記録情報の作成の概略を説明する図である。
記録情報表示システムの構成例を示す図である。
情報処理システム及び端末装置のハードウェア構成例を示す図である。
ミーティングデバイスのハードウェア構成例を示す図である。
ミーティングデバイスの撮像範囲を説明する図である。
パノラマ画像と話者画像の切り出しを説明する図である。
記録情報表示システムにおける端末装置、ミーティングデバイス、及び、情報処理システムの機能をブロックに分けて説明する機能ブロック図の一例である。
情報記憶部が記憶している動画記録情報の一例を示す図である。
アプリ側会議情報記憶部に記憶されているアプリ側会議情報の一例である。
録画情報記憶部に記憶されている録画情報を示す図である。
会議情報記憶部に記憶されている側会議情報の一例である。
ストレージサービスシステムに保存されているテキストデータの構造を説明する図である。
カメラ画像、及びパノラマ画像を示す図の一例である。
会議室の天井照明の光による、2つのカメラ画像の継ぎ目部への影響を説明する図である。
会議室の天井照明の光により発生したゴーストにより、2つのカメラ画像の継ぎ目部への悪影響を説明する図である。
ミーティングデバイスの側面図の一例を示す図である。
上部庇の構成を説明する図である。
レンズへの天井からの光の入射角を説明する図である。
一般的な会議室における入射角度と光量の関係を説明する図である。
上部庇の斜視図、及び、上部庇を上面視した上面図の一例を示す図である。
上面視において楕円形の上部庇の上面図の一例を示す図である。
上部庇を上面視した形状が長方形の場合、及び、上部庇を上面視した形状が八角形の場合の上面図の一例である。
上部庇に備えられた遮光部材の一例を示す図である。
上部庇を側面から見た形状を説明する図である。
上部庇の側面の形状の一例を示す図である。
端末装置がパノラマ画像を最終出力画像として表示する表示例を示す図である。
端末装置で動作する情報記録アプリが表示するログイン後の初期画面の一例を示す図である。
固定表示ボタンがオンの場合の操作方法を説明する図である。
機器未認識画面の一例を示す図である。
情報記録アプリが表示する録画設定画面の一例を示す図である。
カメラトグルボタンがオン、PC画面トグルボタンがオフの場合の、録画内容確認ウィンドウの表示例を示す図である。
カメラトグルボタンがオン、PC画面トグルボタンがオンの場合の、録画内容確認ウィンドウの表示例を示す図である。
情報記録アプリが録画中に表示する録画中画面の一例を示す図である。
情報記録アプリが表示する会議一覧画面の一例を示す図である。
情報記録アプリが表示する記録動画の選択後の記録動画表示画面の一例を示す図である。
記録動画の編集画面の一例を示す図である。
情報記録アプリがパノラマ画像、話者画像及びアプリの画面を録画する手順を示すシーケンス図の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として、記録情報表示システムと記録情報表示システムが行うパノラマ画像作成方法について説明する。
【0010】
<遠隔会議における議事録の作成方法の一例>
まず、図1を参照して、パノラマ画像とアプリの画面を用いた議事録の作成方法の概略を説明する。図1は、遠隔会議中に実行されたアプリの画面を周囲のパノラマ画像と共に保存する記録情報の作成の概略を説明する図である。図1に示すように、図示する自拠点102にいるユーザーが遠隔会議サービスシステム90を利用して、他の拠点101と遠隔会議を行っている。
(【0011】以降は省略されています)
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