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公開番号2025067595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2023177695
出願日2023-10-13
発明の名称指標部材、給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
出願人株式会社リコー
代理人個人
主分類H04N 1/00 20060101AFI20250417BHJP(電気通信技術)
要約【課題】精度よくシートをシート載置部にセットすることができる指標部材、給送装置、画像読取装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】指標部材としての指標板151と、アーム部材152と、収納部材153とを有する指標・押さえ機構150がADF3の給紙カバー3aの上面に設けられている。アーム部材152は、指標板151を回動自在に支持し、収納部材153に回動自在に支持されている。指標板151を使用しないときは、指標板151は収納部材153に収納され、シート載置部たる原稿テーブル120から退避した第二の位置としての退避位置に位置している。指標板151を使用するときは、指標板151を、原稿テーブル120に載置されたシートに近接または接触する第一の位置としての使用位置に位置させる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
シート載置部の所望の位置にシートをセットするための指標となる指標部を有する指標部材において、
前記指標部材は、前記シート載置部に載置された前記シートに近接または接触する第一の位置と、前記シート載置部から退避した第二の位置とを取り得ることを特徴とする指標部材。
続きを表示(約 930 文字)【請求項2】
請求項1に記載の指標部材において、
前記指標部は、セットする前記シートの幅方向の中央の位置を示す目印を有することを特徴とする指標部材。
【請求項3】
請求項2に記載の指標部材において、
前記目印は、シート搬送方向に延びる直線であることを特徴とする指標部材。
【請求項4】
請求項1に記載の指標部材において、
前記シート載置部に載置された前記シートを、前記シート載置部へ押圧する押圧部材を有することを特徴とする指標部材。
【請求項5】
請求項4に記載の指標部材において、
前記押圧部材をカバーするカバー部を有し、
前記指標部材の前記カバー部以外の高さを、前記カバー部よりも低くしたことを特徴とする指標部材。
【請求項6】
請求項4に記載の指標部材において、
前記押圧部材は、回転体であることを特徴とする指標部材。
【請求項7】
請求項1に記載の指標部材において、
前記指標部材のシート搬送方向の上流側端部の幅方向中央部が、シート搬送方向の上流側端部の幅方向端部よりもシート搬送方向の上流側に位置することを特徴とする指標部材。
【請求項8】
請求項1に記載の指標部材において、
前記指標部材のシート幅方向長さは、前記シート載置部に載置されたシートを搬送する搬送機構が搬送可能な最小シート幅以下であることを特徴とする指標部材。
【請求項9】
請求項8に記載の指標部材において、
前記指標部材のシート幅方向長さは、前記最小シート幅であることを特徴とする指標部材。
【請求項10】
シート載置部と、
前記シート載置部に載置されたシートを給送する給送部材と、
前記シート載置部に載置されたシートを、シートの幅方向の所望の位置にセットするときの指標となる指標部を有する指標部材とを備えた給送装置において、
前記指標部材として請求項1に記載の指標部材を用いたことを特徴とする給送装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、指標部材、給送装置、画像読取装置及び画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、シート載置部の所望の位置にシートをセットするための指標となる指標部を有する指標部材が知られている。
【0003】
特許文献1には、上記指標部材を備えた画像読取装置が記載されている。特許文献1では、シート載置部の上方に位置する画像読取装置の搬送経路や搬送ローラを覆う上カバー部材に指標部材が設けられている。具体的には、上カバー部材における原稿読取装置のシート載置部のシートを受け入れる開口部を有する側面側の端部に指標部材が設けられており、シート載置部の上方に指標部材が位置している。指標部材には、原稿の幅方向中央のセット位置を示す指標部としての目印を有している。幅が互いに異なる複数の原稿からなる原稿束(以下、混載原稿束という)をシート載置部にセットするとき、混載原稿束のうち、サイドフェンスによって幅方向の位置を規制されない小サイズ原稿について、幅方向中央を指標部材の目印に合うようにセットする。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、シートのセット精度が悪いという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決するために、本発明は、シート載置部の所望の位置にシートをセットするための指標となる指標部を有する指標部材において、前記指標部材は、前記シート載置部に載置されたシートに近接または接触する第一の位置と、前記シート載置部から退避した第二の位置とを取り得ることを特徴とするものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、精度よくシートをセットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施形態の画像形成装置を示す斜視図。
ADFの概略構成を示す説明図。
ADFの制御部の構成を示すブロック図。
本実施形態のADFの概略平面図。
指標・押さえ機構の斜視図。
(a)は、指標板を使用しないときのADFの斜視図であり、(b)は、指標板を使用するときのADFの斜視図。
指標板の斜視図。
指標板の引っ掛け部周辺を示す拡大斜視図。
収納部材の要部拡大斜視図。
指標板が収納部材に収納されているときの概略断面図。
(a)は、指標板の平面図であり、(b)は、指標板の側面図。
(a)は、幅サイズが同一の原稿束をセットした様子を示すADFの斜視図であり、(b)は、混載原稿束をセットするときのADFの斜視図であり、(c)は、混載原稿束をセットした様子を示すADFの斜視図
(a)は、混載原稿束のセットの様子を示す平面図であり、(b)は、混載原稿束のセットの様子を示す側面図。
(a)は、装置手前側から見たときの指標板の原稿テーブル上における見た目の幅方向中央部と搬送基準位置とのズレ量について説明する図であり、(b)は、装置手前側から見たときの給紙カバーに設けた位置合わせ用マークの原稿テーブル上における見た目の位置と搬送基準位置とのズレ量について説明する図。
指標板と原稿テーブルとの間への先端が上側にカールした原稿の挿入について説明する図。
混載原稿束のADFが搬送可能な最小幅サイズの原稿をセットについて説明する図。
(a)は、本実施形態の指標板における装置手前側から見たときの原稿の装置奥側端部の見え方について説明する図であり、(b)は、指標板の高さが、カバー部の高さと同一の場合における装置手前側から見たときの原稿の装置奥側端部の見え方について説明する図。
指標板の幅方向中央に原稿搬送方向に延びる直線部を設けた例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。なお、いわゆる当業者は特許請求の範囲内における本発明を変更・修正をして他の実施形態をなすことは容易であり、これらの変更・修正はこの特許請求の範囲に含まれるものである。以下の説明はこの発明における最良の形態の例であって、この特許請求の範囲を限定するものではない。
図1は、本実施形態の画像形成装置1を示す斜視図である。
図1に示す画像形成装置1は、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、スキャナ等の機能を併有しており、読取画像データ等の入力データを基にフルカラー画像やモノクロ画像を記録紙に記録出力したり所定のデータ形式で出力したりすることができる。
【0009】
画像形成装置1は、給紙部5、画像形成部8および画像読取装置2を備えている。画像読取装置2は、スキャナ部4と自動原稿送り装置であるADF3とを備えている。
【0010】
給紙部5は、例えばそれぞれカット状の記録紙を収納する複数段の給紙カセットと、それらのうち任意の給紙カセットから記録紙をピックアップして給紙する複数組の給紙ローラとを備える。また、給紙部は、給紙ローラのいずれかから給紙された記録紙を画像形成部8の所定の画像形成位置まで搬送する各種ローラ等を含む給紙経路を有している。
(【0011】以降は省略されています)

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