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公開番号2025067794
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-24
出願番号2024128741
出願日2024-08-05
発明の名称情報処理装置、アプリ生成システム、プログラム、アプリケーション生成方法
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人ITOH
主分類G06F 8/30 20180101AFI20250417BHJP(計算;計数)
要約【課題】外部の生成AIシステムを利用してアプリケーションを生成すること。
【解決手段】本発明は、情報処理装置は、予め定義された関数の実行により機能するアプリケーション生成部であって、アプリケーションの生成に係る要求に含まれるパラメーターに基づいて、該要求に係る前記アプリケーションを生成するアプリケーション生成部と、端末装置から送信されるチャットメッセージを受信した場合、受信した該チャットメッセージを、前記生成AIシステムに送信するチャット制御部と、を有し、生成AIシステムに送信した前記チャットメッセージと、設定情報と、関数を呼び出すための情報とに基づいて生成AIシステムが送信した要求を、チャット制御部が受信すると、アプリケーション生成部が、受信した該要求に含まれるパラメーターに基づいて、該要求に係る前記アプリケーションを生成する。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
端末装置、及び、生成AI(Artificial Intelligence)システムとネットワークを介して通信できる情報処理装置であって、
予め定義された関数の実行により機能するアプリケーション生成部であって、アプリケーションの生成に係る要求に含まれるパラメーターに基づいて、該要求に係る前記アプリケーションを生成するアプリケーション生成部と、
前記端末装置から送信されるチャットメッセージを受信した場合、受信した該チャットメッセージを、前記生成AIシステムに送信するチャット制御部と、
を有し、
前記チャット制御部は、少なくとも1回は、前記アプリケーションを生成するための設定情報と、前記関数を呼び出すための情報とを前記生成AIシステムに送信し、
前記生成AIシステムに送信した前記チャットメッセージと、前記生成AIシステムに送信した前記設定情報と、前記生成AIシステムに送信した前記関数を呼び出すための情報とに基づいて前記生成AIシステムが送信した前記要求を、前記チャット制御部が受信すると、
前記アプリケーション生成部が、受信した該要求に含まれる前記パラメーターに基づいて、該要求に係る前記アプリケーションを生成する、
情報処理装置。
続きを表示(約 1,400 文字)【請求項2】
前記チャット制御部は、前記生成AIシステムに送信した前記チャットメッセージに対する応答メッセージを前記生成AIシステムから受信した場合、該応答メッセージを前記端末装置に送信する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記チャット制御部は、生成された前記アプリケーションにアクセスするためのアクセス情報を前記生成AIシステムが前記応答メッセージに含めることを可能とするために、該アクセス情報を前記生成AIシステムに送信する、請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記チャット制御部は、前記アクセス情報を前記生成AIシステムに送信したことへの応答として、前記アクセス情報を含む前記応答メッセージを前記生成AIシステムから受信した場合、前記アクセス情報を含む前記応答メッセージを前記端末装置に送信する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記関数を呼び出すための情報は、前記生成AIシステムが呼び出す関数の仕様の設定を含み、
関数の仕様の設定に基づいて前記生成AIシステムが前記情報処理装置に送信する前記関数を呼び出す関数呼び出し要求には、前記アプリケーションの生成に係る要求が含まれ、
前記チャット制御部は、前記アプリケーションの生成に係る要求を前記生成AIシステムから受信する、請求項1~4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記チャット制御部が、前記アプリケーションの生成に係る要求を前記生成AIシステムから受信した場合、前記アプリケーション生成部は前記パラメーターに基づいて前記要求に係る前記アプリケーションを生成し、
前記チャット制御部が、前記アプリケーションの生成に係る要求でなく前記チャットメッセージに対する前記応答メッセージを前記生成AIシステムから受信した場合、
前記チャット制御部は前記応答メッセージを前記端末装置に送信する、請求項3に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記アプリケーション生成部が前記アプリケーションの生成に失敗した場合、
前記チャット制御部は、前記アプリケーションの生成の失敗により取得したエラーメッセージ、及び、再度、受信した該チャットメッセージを、前記生成AIシステムに送信し、前記エラーメッセージ、及び、前記チャットメッセージに対する応答として前記アプリケーションの生成に係る要求を受信する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記アプリケーション生成部が前記アプリケーションの生成に、一定回数、失敗した場合、
前記チャット制御部は、前記アプリケーションの生成の失敗した旨を前記端末装置に送信する、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記アプリケーションが表にデータが登録されるアプリケーションである場合、
前記パラメーターは前記表の1つ以上のフィールド名である、請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記情報処理装置はネットワークを介して前記アプリケーションを実行するアプリケーションサービスと通信し、
前記アプリケーション生成部は、前記パラメーターを指定して、前記アプリケーションサービスに対し、前記アプリケーションの生成を要求する、請求項1に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、アプリ生成システム、プログラム、及びアプリケーション生成方法に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
アプリケーションの開発には、開発者がソースコードをキーボード等から入力するプログラミング(コーディング)と呼ばれる作業が必要である。しかしながら、プログラム言語の文法や効率的なプログラミングを習熟するためには多くの時間やコストを必要とする。そこで、プログラムコードの入力を少なくしたり全くなくしたりするプログラミング支援技術が知られている。
【0003】
人工知能(AI)を利用したプログラミング方法が考案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、会話文からテキストデータを取得し、抽出した文脈に対して1以上のプログラムコードが関連付けて記憶されるプログラムコードデータベースと、プログラム文法解析データベースと、実現すべき処理動作に対して効率化されたプログラムが関連付けられたプログラム自動生成知識データベースとを参照し、抽出した文脈に応じた1以上のプログラムを生成する技術が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、AIシステムを利用してアプリケーション等のプログラムを生成するためには、当該アプリケーションとは別に、AIシステムを開発、保守又は運用する必要がある。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、外部のAIシステム(生成AIシステム等)を利用してアプリケーションを生成することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題に鑑み 端末装置、及び、生成AI(Artificial Intelligence)システムとネットワークを介して通信できる情報処理装置であって、予め定義された関数の実行により機能するアプリケーション生成部であって、アプリケーションの生成に係る要求に含まれるパラメーターに基づいて、該要求に係る前記アプリケーションを生成するアプリケーション生成部と、前記端末装置から送信されるチャットメッセージを受信した場合、受信した該チャットメッセージを、前記生成AIシステムに送信するチャット制御部と、を有し、前記チャット制御部は、少なくとも1回は、前記アプリケーションを生成するための設定情報と、前記関数を呼び出すための情報とを前記生成AIシステムに送信し、前記生成AIシステムに送信した前記チャットメッセージと、前記生成AIシステムに送信した前記設定情報と、前記生成AIシステムに送信した前記関数を呼び出すための情報とに基づいて前記生成AIシステムが送信した前記要求を、前記チャット制御部が受信すると、前記アプリケーション生成部が、受信した該要求に含まれる前記パラメーターに基づいて、該要求に係る前記アプリケーションを生成する。
【発明の効果】
【0007】
外部のAIシステム(生成AIシステム等)を利用してアプリケーションを生成することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
ユーザーが入力したチャットメッセージに対し生成AIシステムが関数の実行を要求し、情報処理システムがアプリケーションを生成するまでの処理を説明する図である。
ユーザー端末が表示するアプリ作成ページの一例を示す図である。
図2Aの会話により作成された飲食店向けの在庫管理アプリが表示する飲食店向けの在庫管理アプリ画面の一例を示す図である。
アプリ生成システムの一例のシステム構成を示す図である。
情報処理システム、ユーザー端末、及び、開発者端末の一例のハードウェア構成を示す図である。
情報処理システム、ユーザー端末及び開発者端末の一例の機能構成を示す図である。
ユーザーがユーザー端末の画面上で「日報アプリを作って下さい」と入力した場合に、情報処理システムが生成AIシステムのAPIを呼び出すリクエストメッセージの一例を示す図である。
図6のリクエストメッセージに対する生成AIシステムのレスポンスメッセージの一例を示す図である。
情報処理システムがアプリケーションサービスに対しアプリケーションの生成又は更新を行った後に、生成AIシステムに送信するリクエストメッセージの一例を示す図である。
図8のリクエストメッセージに対する生成AIシステムのレスポンスメッセージの一例を示す図である。
情報処理システムがアプリケーション開発を支援する処理を説明するシーケンス図の一例である。
ユーザーがアプリを開発する際に、ユーザー端末が表示するアプリ作成ページの表示例を説明する図である。
図11の会話により作成された顧客管理アプリが表示する顧客管理アプリ画面の一例を示す図である。
ユーザー端末が表示するアプリケーションサービスのポータル画面の一例を示す図である。
ユーザー端末内の2つのWebブラウザが連携することを利用して、情報処理システムがアプリケーションサービスのアプリケーションを生成又は更新するシーケンス図の一例である(その1)。
ユーザー端末内の2つのWebブラウザが連携することを利用して、情報処理システムがアプリケーションサービスのアプリケーションを生成又は更新するシーケンス図の一例である(その1)。
ユーザーが入力したチャットメッセージに対し、生成AIシステムが関数の実行を情報処理システムに要求し、情報処理システムがアプリケーションを生成するまでの処理を説明する図である。
アプリケーションサービスと情報処理システムとが一体の場合における、情報処理システム、ユーザー端末及び開発者端末の一例の機能構成を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明を実施するための形態の一例として情報処理システムと、情報処理システムが行うアプリケーション生成方法について図面を参照しながら説明する。
【0010】
<生成AIシステムを用いたアプリケーション開発の支援>
ChatGPT(登録商標)等の生成AIシステムが知られている。生成AIシステムは、テキスト生成、質問応答、テキスト分類、感情分析、情報抽出、文章要約など、さまざまな自然言語処理タスクを実行できる。また、プログラムのコーディング中に次に書くべきコードの提案をするCopilot(登録商標)等の生成AIシステムも知られている。本実施形態では、ユーザーが生成AIシステムとの会話(チャットともいう)を通じてアプリケーションを生成する技術について説明する。なお、生成AIシステム又はその機能を単にAI(Artificial Intelligence)という場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

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