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公開番号2025060378
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2024055180
出願日2024-03-29
発明の名称表示端末、表示方法、及びプログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 3/04845 20220101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約【課題】仮想的な視点の移動用に使用される操作とスクロール用に使用される操作が競合しないようにすることを目的とする
【解決手段】本開示は、広視野画像のうち表示させる所定領域である所定領域画像711a内で行われる第1の操作に基づいて、前記広視野画像に対する仮想的な視点を移動させて前記所定領域画像を変更させ、前記所定領域画像内で行われる第2の操作に基づいて、前記所定領域画像を含む複数の画像711a,712をスクロールさせる表示制御部を有する、表示端末である。
【選択図】図20
特許請求の範囲【請求項1】
広視野画像のうち表示させる所定領域である所定領域画像内で行われる第1の操作に基づいて、前記広視野画像に対する仮想的な視点を移動させて前記所定領域画像を変更させ、前記所定領域画像内で行われる第2の操作に基づいて、前記所定領域画像を含む複数の画像をスクロールさせる表示制御部を有する、表示端末。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示端末であって、
同じ操作機器から、前記第1の操作及び前記第2の操作を受け付ける受付部を有する、表示端末。
【請求項3】
前記受付部は、前記操作機器での異なる操作によって、前記第1の操作及び前記第2の操作を受け付ける、請求項2に記載の表示端末。
【請求項4】
前記操作機器はマウスであり、前記第1の操作は前記所定領域画像内でのドラッグであり、前記第2の操作は前記所定領域画像内でのマウスホイールの操作である、請求項3に記載の表示端末。
【請求項5】
前記受付部は、前記所定領域画像内での前記第1の操作又は前記第2の操作が行われたかを判断し、
前記受付部が前記所定領域画像内で前記第1の操作が行われたと判断した場合、前記表示制御部は前記広視野画像に対する仮想的な視点を移動させて前記所定領域画像を変更させ、
前記受付部が前記所定領域画像内で前記第2の操作が行われたと判断した場合、前記表示制御部は所定領域画像をスクロールさせる、
請求項2に記載の表示端末。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記所定領域画像のスクロールを受け付けるスクロールバーを表示させ、前記所定領域画像内で行われる前記第2の操作に応じて、前記スクロールバーを移動させる、請求項1に記載の表示端末。
【請求項7】
請求項1に記載の表示端末であって、
前記表示端末に対する操作者による接触に基づいて、前記第1の操作及び前記第2の操作を受け付ける受付部を有する、表示端末。
【請求項8】
前記受付部は、前記操作者の異なる接触の操作によって、前記第1の操作及び前記第2の操作を受け付ける、請求項7に記載の表示端末。
【請求項9】
前記第1の操作は前記操作者による第1の数の接触であり、前記第2の操作は前記操作者による第2の数の接触である、請求項8に記載の表示端末。
【請求項10】
前記第1の操作は第1の数の接触でのスワイプであり、前記第2の操作は第2の数の接触でのスワイプである、請求項9に記載の表示端末。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示端末、表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ディスプレイ上の表示画面を複数のウィンドウに分割し、そのウィンドウに画像を表示させる場合、表示画面の各ウィンドウに各画像を収めるために各画像は縮小して表示させていた(特許文献1参照)。この場合、ディスプレイの表示画面の各ウィンドウに表示させる各画像のうち、ウィンドウに収まり切れない画像については、閲覧者がスクロールバーを移動させるか又は表示画面に表示中の画像に対してドラッグ(drag)等の操作を行うことで、ウィンドウ内に表示される画像の他の部分を表示させていた。
【0003】
一方、全天球画像等の広視野画像を表示させる場合、そのままでは画像が湾曲して閲覧者にとって見えづらいため、閲覧者は広視野画像の所定領域である所定領域画像を表示画面に表示させる。そして、閲覧者が表示画面に表示中の所定領域画像に対してドラッグ等の操作を行うことで、広視野画像における仮想的な視点を移動させて、同じ広視野画像内の他の所定領域画像を表示画面に表示させることができる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、表示領域に表示させる複数の画像の中に、広視野画像の所定領域である所定領域画像が含まれる場合、スクロール対象が広視野画像だとドラッグ等の操作が、スクロール用と仮想的な視点の移動用に使用されることになるため、操作が競合してしまうという課題が生じる。
【0005】
本開示内容は上記事情に鑑みてなされたもので、表示領域に表示させる複数の画像の中に、広視野画像の所定領域である所定領域画像が含まれる場合、仮想的な視点の移動に使用される操作とスクロールに使用される操作とが競合しないようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る開示内容は、広視野画像のうち表示させる所定領域である所定領域画像内で行われる第1の操作に基づいて、前記広視野画像に対する仮想的な視点を移動させて前記所定領域画像を変更させ、前記所定領域画像内で行われる第2の操作に基づいて、前記所定領域画像を含む複数の画像をスクロールさせる表示制御部を有する、表示端末である。
【0007】
また、請求項16に係る開示内容は、遠隔会議で表示領域に複数の画像を表示させる表示端末であって、前記複数の画像が含まれる前記表示領域に対するスクロールを受け付ける受付部と、前記受付部による前記スクロールの受け付けにより、前記表示領域に表示される前記複数の画像をスクロールさせる表示制御部と、を有し、前記複数の画像のうち所定の画像は、広視野画像に対する仮想的な視点を移動させることが可能な前記広視野画像の所定領域を示す所定領域画像である、表示端末である。
【発明の効果】
【0008】
以上説明したように本開示内容によれば、表示領域に表示させる複数の画像の中に、広視野画像の所定領域である所定領域画像が含まれる場合、仮想的な視点の移動に使用される操作とスクロールに使用される操作とが競合しないようにすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
(a)は撮影装置の左側面図であり、(b)は撮影装置の正面図であり、(c)は撮影装置の平面図である。
撮影装置の使用イメージ図である。
(a)は撮影装置で撮影された半球画像(前)、(b)は撮影装置で撮影された半球画像(後)、(c)はメルカトル図法により表された画像を示した図である。
(a)メルカトル画像で球を被う状態を示した概念図、(b)全天球画像を示した図である。
全天球画像を3次元の立体球とした場合の仮想カメラ及び所定領域の位置を示した図である。
(a)は図5の立体斜視図、(b)は(a)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図、(c)は(a)における仮想カメラICの視点を変更後の所定領域を示した図、(d)は(c)の状態の所定領域画像がディスプレイに表示されている図である。
球座標による三次元ユークリッド空間内の点を示した図である。
所定領域と注目点との関係を示した概念図である。
本発明の実施形態に係る通信システムの概略図である。
撮影装置のハードウェア構成図である。
中継装置のハードウェア構成図である。
通信処理システム及び通信端末のハードウェア構成図である。
通信システムの各機能構成図である。
ユーザ・デバイス管理DBの概念図である。
仮想ルーム管理DBの概念図である。
視点情報管理DBの概念図である。
通信システムにおける広視野画像及び各視点情報等の通信処理を示したシーケンス図である。
通信システムにおける通常画像及び画面共有データ等の通信処理を示したシーケンス図である。
通信端末9がPCの場合において、所定領域画像内及び所定領域画像外に対するマウスの操作に応じた表示処理を示すフローチャートである。
通信端末9にインストールされているアプリケーションにより表示した初期画面を示す図である。
アプリケーションにより表示した初期画面の所定領域画像内で行われるドラッグの操作に基づいて、表示制御部が、広視野画像に対する仮想的な視点を移動させることで、所定領域画像を変更させた状態を示す図である。
図21に示す状態において、所定領域画像内で行われるマウスホイールの操作に基づいて、表示制御部が、所定領域画像をスクロールさせた状態を示す図である。
通信端末9にインストールされているWebブラウザにより表示した初期画面を示した図である。
Webブラウザにより表示した初期画面の所定領域画像内で行われるドラッグの操作に基づいて、表示制御部が、広視野画像に対する仮想的な視点を移動させることで、所定領域画像を変更させた状態を示す図である。
図24に示す状態において、所定領域画像内で行われるマウスホイールの操作に基づいて、表示制御部が、所定領域画像をスクロールさせた状態を示す図である。
通信端末9がスマートフォン又はタブレット端末等の場合において、所定領域画像内及び所定領域画像外に対する操作者の指による操作に応じた表示処理を示すフローチャートである。
表示端末のその他の例の初期画面を示した図である。
その他の例の初期画面の所定領域画像内で行われる矢印アイコンの指定の操作に基づいて、表示制御部が、所定領域画像と画面共有データの画像とを入れ替えた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて、本発明の実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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