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公開番号
2025059705
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-10
出願番号
2023169961
出願日
2023-09-29
発明の名称
粉体充填装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B65B
1/30 20060101AFI20250403BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】粉体容器への粉体の充填が終了したときに、ノズル内に粉体が残留してしまう不具合を生じにくくする。
【解決手段】トナー容器50(粉体容器)の内部のトナーT(粉体)を充填する粉体充填装置1であって、トナー容器50の内部に挿入されて、トナー容器50の内部にトナーTを流入可能なノズル6が設けられている。また、トナー容器50へのトナーTの充填が終了した後に、ノズル6がトナー容器50に挿入された状態のままノズル6の内部に残留したトナーTを吸引して除去するノズル清掃装置7が設けられている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
粉体容器の内部の粉体を充填する粉体充填装置であって、
前記粉体容器の内部に挿入されて、前記粉体容器の内部に粉体を流入可能なノズルと、
前記粉体容器への粉体の充填が終了した後に、前記ノズルが前記粉体容器に挿入された状態のまま前記ノズルの内部に残留した粉体を吸引して除去するノズル清掃装置と、
を備えたことを特徴とする粉体充填装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記ノズル清掃装置は、
前記ノズルにおいて粉体が流入される流入経路から前記粉体容器に至る充填経路に対して、前記流入経路の位置から分岐する分岐経路に接続されたバルブユニットと、
前記バルブユニットのバルブを開閉する開閉装置と、
前記ノズルの内部に残留した粉体を、前記開閉装置によって前記バルブが開放された状態の前記バルブユニットを介して吸引する吸引装置と、
を具備したことを特徴とする請求項1に記載の粉体充填装置。
【請求項3】
前記吸引装置は、
前記バルブユニットを介して吸引された粉体が流動する吸引経路に接続された逆止弁と、
前記逆止弁の下流側に接続されたエジェクタと、
を具備したことを特徴とする請求項2に記載の粉体充填装置。
【請求項4】
前記吸引装置から排出された粉体が貯留される貯留タンクを備え、
前記貯留タンクは、前記粉体容器に粉体を充填するときに、その内部に貯留された粉体が、前記ノズルの前記流入経路に向けて流出されることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の粉体充填装置。
【請求項5】
前記バルブは、弾性変形することによって、前記バルブユニットの内部に形成された流路を開閉する弾性部材であって、
前記開閉装置は、
前記粉体容器に粉体を充填しているときには、前記バルブユニットの内部にエアを供給することで前記流路を閉鎖するように前記バルブを弾性変形させて、
前記粉体容器への粉体の充填が終了した後に、前記バルブユニットの内部からエアを吸引することで前記流路を開放するように前記バルブを弾性変形させることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の粉体充填装置。
【請求項6】
前記粉体容器への粉体の充填が終了したか否かを検知する検知手段を備え、
前記粉体容器に粉体を充填している状態から前記検知手段によって前記粉体容器への粉体の充填が終了した状態が検知されたときに、前記粉体容器への粉体の充填を終了して、前記開閉装置による前記バルブの開放をおこなうとともに、前記吸引装置による粉体の吸引をおこなうことを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の粉体充填装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、粉体容器の内部にトナーなどの粉体を充填する粉体充填装置に関するものである。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、複写機、プリンタ、ファクシミリなどで交換可能に設置されるトナー容器などの粉体容器に、トナーなどの粉体を充填する粉体充填装置が、充填工場などで広く用いられている(例えば、特許文献1参照。)。
また、そのような粉体充填装置として、粉体容器の内部に挿入したノズルを介して、粉体容器の内部に粉体を充填(供給)するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
従来の粉体充填装置は、粉体容器への粉体の充填が終了したときに、ノズル内に粉体が残留してしまう不具合があった。
そして、そのように充填終了時にノズルに粉体が残留してしまうと、残留した粉体が無駄に消費されてしまう不具合や、残留した粉体が粉体容器に落下(ボタ落ち)してしまい、粉体容器の内容量が変化してしまう不具合や、粉体容器や粉体充填装置の周囲が粉体で汚れてしまう不具合などが生じてしまっていた。
【0004】
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、粉体容器への粉体の充填が終了したときに、ノズル内に粉体が残留してしまう不具合が生じにくい、粉体充填装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
この発明における粉体充填装置は、粉体容器の内部の粉体を充填する粉体充填装置であって、前記粉体容器の内部に挿入されて、前記粉体容器の内部に粉体を流入可能なノズルと、前記粉体容器への粉体の充填が終了した後に、前記ノズルが前記粉体容器に挿入された状態のまま前記ノズルの内部に残留した粉体を吸引して除去するノズル清掃装置と、を備えたものである。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、粉体容器への粉体の充填が終了したときに、ノズル内に粉体が残留してしまう不具合が生じにくい、粉体充填装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
この発明の実施の形態における粉体充填装置を示す全体構成図である。
図1の粉体充填装置において、ノズル清掃装置が稼働している状態を示す図である。
バルブユニットを示す図である。
吸引装置を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、この発明を実施するための形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
【0009】
まず、図1を用いて、粉体充填装置1における全体の構成・動作について説明する。
粉体充填装置1は、粉体容器としてのトナー容器50の内部に粉体としてのトナーTを充填(供給)するための装置である。
【0010】
詳しくは、複写機、プリンタ、ファクシミリなどで交換可能に設置されるトナー容器50(粉体容器)を製造するために、製造工場やリサイクル工場で、空のトナー容器50へのトナーT(粉体)の充填作業がおこなわれる。図1に示すように、空のトナー容器50(新品のもの、又は、リサイクルされたものである。)が粉体充填装置1にセットされる。そして、粉体充填装置1によって、トナー容器50の内部にトナーTが充填(供給)されることになる。
なお、本実施の形態において、粉体充填装置1に設置されるトナー容器50は、頭部に開口(トナー供給口)が形成された筒状のトナーボトルである。
(【0011】以降は省略されています)
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