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公開番号2025058656
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168726
出願日2023-09-28
発明の名称液体吐出装置用の構成部材、及び、液体吐出装置
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人武和国際特許事務所
主分類B41J 2/14 20060101AFI20250402BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】液体吐出装置に用いる部材に形成するパターンの面積を小さくする。
【解決手段】複数枚重ねて液体吐出装置の液室を構成する構成部材が、前記構成部材に対して他部材を接触させる接合面と、前記接合面を形成する第1辺、又は、前記第1辺と直交し、かつ、前記接合面を形成する第2辺に形成されるパターンとを備え、前記パターンは、前記パターンを構成する前記接合面における輪郭と前記第1辺、又は、前記第2辺の交点に形成される形成角が鋭角である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
複数枚重ねて液体吐出装置の液室を構成する構成部材であって、
前記構成部材に対して他部材を接触させる接合面と、
前記接合面を形成する第1辺、又は、前記第1辺と直交し、かつ、前記接合面を形成する第2辺に形成されるパターンとを備え、
前記パターンは、
前記パターンを構成する前記接合面における輪郭と前記第1辺、又は、前記第2辺の交点に形成される形成角が鋭角である
構成部材。
続きを表示(約 690 文字)【請求項2】
前記パターンは、
前記構成部材を重ねる垂直方向に、前記構成部材を貫通して形成される
請求項1に記載の構成部材。
【請求項3】
前記パターンは、
少なくとも第1パターン、及び、第2パターンを含めて複数形成され、
複数の前記パターンのうち、前記第1パターンは、
前記第1辺に形成され、
複数の前記パターンのうち、前記第2パターンは、
前記第2辺に形成される
請求項1に記載の構成部材。
【請求項4】
第1構成部材、第2構成部材、及び、第3構成部材を重ねる構成であり、
前記第1構成部材、及び、前記第2構成部材が接し、
前記第2構成部材、及び、前記第3構成部材が接し、
前記第1構成部材、前記第2構成部材、及び、前記第3構成部材には、
前記輪郭の形状が同一であるパターンが複数形成される
請求項1に記載の構成部材。
【請求項5】
前記輪郭となる箇所には、
色付け、又は、加工がされる
請求項1に記載の構成部材。
【請求項6】
前記接合面は、
前記構成部材を重ねる垂直方向に対して直交する第1方向、及び、前記第1方向に直交する第2方向で構成する面であり、
前記輪郭は、
円形の一部、又は、多角形を含む形状である
請求項1に記載の構成部材。
【請求項7】
請求項1に記載の構成部材で構成される前記液室を有する
液体吐出装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置用の構成部材、及び、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
インクジェット方式の液体吐出装置に、複数枚の部材を重ね合わせて接合した接合材を用いる技術が知られている。そして、部材を接合する上で、部材の間に生じるずれを検査する技術が知られている。
【0003】
具体的には、ずれを検査するために、各レイヤを構成する部材に、パターンを事前に形成する。各レイヤに形成するパターンを第1環状パターン、第2環状パターンとし、第1環状パターン、及び、第2環状パターンの距離を計測する。この計測結果から、ずれ量を計算する技術が知られている(例えば、特許文献1等である)。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の技術は、検出精度を高くする場合、液体吐出装置に用いる部材に形成するパターンの面積が部材の面積を埋めるほどに大きい。特に、従来の技術は、部材の枚数が多くなるほどパターンの面積が大きくなる課題がある。
【0005】
本発明は、上記の課題に鑑みて、液体吐出装置に用いる部材に形成するパターンの面積を小さくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、複数枚重ねて液体吐出装置の液室を構成する構成部材は、
前記構成部材に対して他部材を接触させる接合面と、
前記接合面を形成する第1辺、又は、前記第1辺と直交し、かつ、前記接合面を形成する第2辺に形成されるパターンとを備え、
前記パターンは、
前記パターンを構成する前記接合面における輪郭と前記第1辺、又は、前記第2辺の交点に形成される形成角が鋭角である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、液体吐出装置に用いる部材に形成するパターンの面積を小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
液体吐出装置の例を示す図である。
液体吐出装置の例を示す図(側面図)である。
液体吐出装置の例を示す図(上面図)である。
インクジェット記録装置のヘッド部分の断面図である。
構成部材の例を示す図である。
構成部材を重ねた場合の例である。
パターンの例を示す図である。
計測例を示す図である。
変形例を示す図である。
第1構成部材、第2構成部材、及び、第3構成部材の例を示す図である。
第1構成部材、第2構成部材、及び、第3構成部材を重ねた例を示す図である。
比較例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付する図面を参照し、具体例を説明する。なお、実施形態は、以下に説明する具体例に限られない。
【0010】
[液体吐出装置の構成例]
以下、液体吐出装置がインクジェット方式で画像形成を行うインクジェット記録装置の例で説明する。したがって、この例では、液体はインクである。そして、インクは、液室に事前に貯蔵される。次に、液体吐出装置は、画像データに基づきインクを液室から吐出する制御を行う。
(【0011】以降は省略されています)

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