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公開番号2025060060
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-10
出願番号2023170552
出願日2023-09-29
発明の名称表示装置、表示方法、プログラム
出願人株式会社リコー
代理人個人,個人
主分類G06F 3/04883 20220101AFI20250403BHJP(計算;計数)
要約【課題】すでに表示されているオブジェクトのうち少なくとも一部と同様の内容を手書き入力する手間を低減すること。
【解決手段】本発明は、手書き入力に基づく第一のオブジェクトを表示する表示装置であって、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号の手書き入力を受け付ける入力受付部と、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号に基づいて、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部が複写された第二のオブジェクトを表示させる表示制御部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
手書き入力に基づく第一のオブジェクトを表示する表示装置であって、
前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号の手書き入力を受け付ける入力受付部と、
前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号に基づいて、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部が複写された第二のオブジェクトを表示させる表示制御部と、
を有することを特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号が前記第一のオブジェクトと所定の関係にある場合、前記表示制御部は、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部が複写された第二のオブジェクトを表示させる、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第一のオブジェクトが第一の入力欄に表示されており、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号が前記第一の入力欄の直下にある第二の入力欄に手書き入力された場合、前記表示制御部は、前記第二のオブジェクトを前記第二の入力欄に表示させる、請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記第一のオブジェクトが第一の入力欄に表示されており、矢印の形状である前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号の矢尻が前記第一の入力欄の少なくとも周囲にあり、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号の矢頭が第二の入力欄の少なくとも周囲にある場合、
前記表示制御部は、前記第二のオブジェクトを前記第二の入力欄に表示させる、請求項1に記載の表示装置。
【請求項5】
前記入力受付部が前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号の手書き入力の受け付けを終了した場合、前記表示制御部は、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号が変換されたテキストの候補と前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号に対応する操作コマンドの候補を表示し、
前記操作コマンドの選択を受け付けた場合、前記表示制御部は、前記第二のオブジェクトを前記第二の入力欄に表示させる、請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記第一のオブジェクトが第一の入力欄に表示されており、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号が前記第一の入力欄及び1つ以上の第二の入力欄に重なった形状の場合、
前記表示制御部は、前記第二のオブジェクトを、前記1つ以上の第二の入力欄に表示させる、請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第一のオブジェクトから所定の属性の文字を検出し、前記所定の属性の文字に応じて予め設定されている増分ずつ前記文字を変更させた前記第二のオブジェクトを、前記1つ以上の第二の入力欄の数だけ作成する複写処理部を有し、
前記表示制御部は、前記複写処理部が作成した1つ以上の前記第二のオブジェクトを、前記1つ以上の第二の入力欄にそれぞれ表示させる、請求項6に記載の表示装置。
【請求項8】
前記入力受付部が前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号の手書き入力の受け付けを終了した場合、前記表示制御部は、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号が変換されたテキストの候補と前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号に対応する操作コマンドの候補を表示し、
前記操作コマンドの選択を受け付けた場合、前記第二のオブジェクトを、前記1つ以上の第二の入力欄に表示させる、請求項6に記載の表示装置。
【請求項9】
前記第一のオブジェクトが第一の入力欄に表示されており、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号が前記第一の入力欄の直下にある第二の入力欄に手書き入力されている場合、
前記表示制御部は、前記第二のオブジェクトを、前記第一の入力欄及び第二の入力欄が並ぶ方向と同じ方向に並んだ全ての入力欄に表示させる、請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項10】
前記第一のオブジェクトから所定の属性の文字を検出し、前記文字に応じて予め設定されている増分ずつ前記文字を変更させた前記第二のオブジェクトを、前記第一の入力欄及び第二の入力欄が並ぶ方向であり前記第一の入力欄を含まない全ての入力欄の数だけ作成する複写処理部を有し、
前記表示制御部は、前記複写処理部が作成した前記第二のオブジェクトを、前記第一の入力欄及び第二の入力欄が並ぶ方向であり前記第一の入力欄を含まない全ての入力欄にそれぞれ表示させる、請求項9に記載の表示装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置、表示方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
手書き認識技術を利用し、手書きデータを文字に変換して、ディスプレーに表示する表示装置が知られている。比較的大型のタッチパネルを備えた表示装置は会議室や公共施設などに配置され、複数のユーザーにより電子黒板などとして利用される。
【0003】
文字認識されたテキストデータなどのオブジェクトを平置きした表示装置に相対する利用者から見て正立するように表示させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1には、ペンデバイスの操作によって利用者の位置を求め、利用者の位置に応じた向きで文字を表示させるコミュニケーション支援装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の技術では、すでに表示されているオブジェクトのうち少なくとも一部と同じ内容を表示させる場合でも、ユーザーは、再度、同じ内容を手書き入力する必要があるという問題があった。
【0005】
例えば、病院において、患者情報を一覧にした表を表示装置に表示させ、病院の職員が、複数の患者情報を表に手書きする場合、患者の性別を示す「男」や「女」を患者ごとに手書き入力することがある。表示装置に「男」や「女」と手書き入力する際に、すでに表示されている患者情報で書かれている「男」のオブジェクトを、病院の職員が新たに追加して表示させたい場合、すでに表示されている「男」のオブジェクトをペン等で長押しして選択することで、「男」のオブジェクトを複写する操作を別途にて行う必要があった。この場合、手書き入力に手間や時間がかかり作業負担が増加する。
【0006】
本発明は、上記課題に鑑み、すでに表示されているオブジェクトのうち少なくとも一部と同様の内容を手書き入力する手間を低減する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題に鑑み、本発明は、手書き入力に基づく第一のオブジェクトを表示する表示装置であって、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号の手書き入力を受け付ける入力受付部と、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部を複写する記号に基づいて、前記第一のオブジェクトの少なくとも一部が複写された第二のオブジェクトを表示させる表示制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0008】
すでに表示されているオブジェクトのうち少なくとも一部と同様の内容を手書き入力する手間を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
入力済みのテキストデータと同じテキストデータの入力支援について説明する図である。
表示装置の配置例を示した図である。
表示装置のハードウェア構成図の一例である
表示装置が有する機能をブロック状に分けて説明する機能ブロック図の一例である。
オブジェクトデータ記憶部に記憶されるオブジェクトデータを説明する図である。
入力欄情報記憶部に記憶される入力欄情報を説明する図である。
コマンド情報記憶部に記憶されるコマンド情報を説明する図である。
複写記号情報記憶部に記憶される複写記号情報を説明する図である。
操作ガイドと操作ガイドに表示される選択可能候補の一例を示す図である。
ユーザーが同上を意味する複写記号を手書き入力した場合の複写処理を説明する図である。
同上を意味する複写記号をユーザーが手書き入力したことで表示される操作ガイドの一例を示す図である。
ユーザーが同上を意味する複写記号を手書き入力したが、上の入力欄にテキストデータが存在しない場合の入力例を示す図である。
同上を意味する複写記号を手書き入力した場合の複写処理を説明するフローチャート図の一例である。
ユーザーが選択コピーを意味する複写記号を手書き入力した場合の複写処理を説明する図である。
選択コピーを意味する複写記号をユーザーが手書き入力したことで表示される操作ガイドの一例を示す図である。
ユーザーが選択コピーを意味する複写記号を手書き入力したが、矢尻の入力欄にテキストデータが存在しない場合の入力例を示す図である。
選択コピーを意味する複写記号を手書き入力した場合の複写処理を説明するフローチャート図の一例である。
ユーザーがオートフィルコピー(範囲指定)を意味する複写記号を手書き入力した場合の複写処理を説明する図である。
オートフィルコピー(範囲指定)を意味する複写記号をユーザーが手書き入力したことで表示される操作ガイドの一例を示す図である。
ユーザーがオートフィルコピー(範囲指定)を意味する複写記号を手書き入力したが、矢尻の入力欄にテキストデータが存在しない場合の入力例を示す図である。
オートフィルコピー(範囲指定)を意味する複写記号を手書き入力した場合の複写処理を説明するフローチャート図の一例である。
矢尻の入力欄に入力済みのテキストデータがアルファベットを含む場合のオートフィルコピー(範囲指定)を説明する図である。
矢尻の入力欄に入力済みのテキストデータが分数を含む場合のオートフィルコピー(範囲指定)を説明する図である。
ユーザーがオートフィルコピー(全範囲)を意味する複写記号を手書き入力した場合の複写処理を説明する図である。
オートフィルコピー(全範囲)を意味する複写記号をユーザーが手書き入力したことで表示される操作ガイドの一例を示す図である。
ユーザーが全範囲のオートフィルコピーを意味する複写記号を手書き入力したが、真上の入力欄にテキストデータが存在しない場合の入力例を示す図である。
オートフィルコピー(全範囲)を意味する複写記号を手書き入力した場合の複写処理を説明するフローチャート図の一例である。
入力欄に入力済みのテキストデータがアルファベットを含む場合のオートフィルコピー(全範囲)を説明する図である。
入力欄に入力済みのテキストデータが分数を含む場合のオートフィルコピー(全範囲)を説明する図である。
ユーザーがオートフィルコピー(連続)を意味する複写記号を手書き入力した場合の複写処理を説明する図である。
オートフィルコピー(連続)を意味する複写記号をユーザーが手書き入力したことで表示される操作ガイドの一例を示す図である。
オートフィルコピー(連続)を意味する複写記号を手書き入力した場合の複写処理を説明するフローチャート図の一例である。
入力欄に入力済みのテキストデータがアルファベットを含む場合のオートフィルコピー(連続)を説明する図である。
入力欄に入力済みのテキストデータが分数を含む場合のオートフィルコピー(連続)を説明する図である。
表示装置が有する機能をブロック状に分けて説明する機能ブロック図の一例である(第二実施形態)。
表示装置が操作履歴情報に基づいて設定変更を受け付ける処理を説明するフローチャート図の一例である。
表示装置が表示する提案画面の一例を示す図である。
入力欄と表示される操作ガイドの一例を示す図である。
操作コマンドの操作履歴情報と、複写記号の手書き入力により表示される操作ガイドの一例を示す図である。
入力枠がない場合の複写を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明を実施するための形態の一例として表示装置と、表示装置が行う表示方法について図面を参照しながら説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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