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公開番号
2025058660
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023168732
出願日
2023-09-28
発明の名称
画像形成システム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
弁理士法人ATEN
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20250402BHJP(計算;計数)
要約
【課題】消耗品の消費量に対して料金の変化の仕方が互いに異なる複数の料金プランが適用される画像形成装置が混在する場合であっても適切な画像形成装置が提示される。
【解決手段】プリンタシステム1は、プリンタ100A~100C、携帯端末200及び料金管理サーバ300を有している。プリンタ100A~100Cには、画像形成処理に伴う印刷用紙の消費に対する料金が発生する複数種類の料金プランが設定されている。これらの料金プランは、印刷用紙の消費量に対する料金の変化の仕方が互いに異なっている。料金管理サーバ300は、画像形成処理における印刷用紙の消費量に応じた料金を取得し、その料金に応じて候補プリンタを絞り込む。携帯端末200は、料金管理サーバ300が絞り込んだ候補プリンタを推奨する表示をディスプレイに行わせる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
媒体に対して画像形成処理を行う複数の画像形成装置、端末装置及びサーバを備えている画像形成システムであって、
前記複数の画像形成装置は、
前記画像形成処理に伴う消耗品の消費に対する料金が発生する料金プランであって、前記消耗品の消費量に対する前記料金の変化の仕方が互いに異なる複数の料金プランに基づいて使用され、
前記サーバは、
前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、前記消耗品の消費量に応じた前記料金を取得すると共に、前記料金を示す情報又は前記料金に応じて選択された前記画像形成装置である候補画像形成装置を示す情報を前記端末装置に送信し、
前記端末装置は、
報知部と、
制御部とを備えており、
前記制御部は、
前記画像形成処理の要求が発生すると、前記画像形成処理が実行される前に、前記サーバからの情報に基づいて前記候補画像形成装置の使用を推奨する内容を示す情報を前記報知部に報知させる推奨装置報知処理を実行することを特徴とする画像形成システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
前記複数の料金プランは、
所定のサービス期間における前記消費量が基準値以下である前記消耗品の消費に対して一定額の前記料金である第1料金が設定され、且つ、前記所定のサービス期間における前記消費量が前記基準値を超える前記消耗品の消費に対して、前記第1料金より高い前記料金である第2料金が設定された第1プランと、前記消耗品の消費量に対して連続的且つ単調に前記料金が増加する第2プランと、を含んでいることを特徴する請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項3】
前記第2プランにおいて、前記料金が前記消耗品の消費量に対して比例することを特徴とする請求項2に記載の画像形成システム。
【請求項4】
前記料金に応じて選択された複数の前記候補画像形成装置がある場合に、
前記サーバ又は前記端末装置において、前記料金プラン及び前記画像形成処理の少なくともいずれかの内容に基づいて、前記複数の候補画像形成装置から二次候補画像形成装置が絞り込まれると共に、絞り込まれた前記二次候補画像形成装置の使用を推奨する内容を示す情報を、前記制御部が前記報知部に報知させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
【請求項5】
前記複数の候補画像形成装置の少なくともいずれかについて所定額の前記料金と対応するサービス期間が設定されている場合に、前記複数の候補画像形成装置のうち、現時点から前記サービス期間の終期までが基準値より短いものが前記二次候補画像形成装置として絞り込まれることを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項6】
前記複数の候補画像形成装置のそれぞれについて所定額の前記料金と対応するサービス期間が設定されている場合に、前記複数の候補画像形成装置のうち、現時点から前記サービス期間の終期までが最も短いものが前記二次候補画像形成装置として絞り込まれることを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項7】
前記画像形成処理において一度に使用される媒体の数と基準値との比較に応じて前記二次候補画像形成装置が絞り込まれ、
前記媒体の数が基準値より大きい場合に絞り込まれる前記二次候補画像形成装置が、前記二次候補画像形成装置以外の前記候補画像形成装置と比べて前記媒体ごとの画像形成が速く、
前記媒体の数が基準値以下である場合に絞り込まれる前記二次候補画像形成装置が、前記二次候補画像形成装置以外の前記候補画像形成装置と比べて、前記画像形成処理において画像形成の指示を受信してから最初の媒体に対する前記画像形成を開始するまでの時間が短いことを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項8】
前記複数の候補画像形成装置のそれぞれについて、前記画像形成処理の要求に係る前記画像形成処理に加えて、さらに別の前記画像形成処理を行ったとした場合に発生する前記料金に基づいて、前記複数の候補画像形成装置から前記二次候補画像形成装置が絞り込まれることを特徴とする請求項4に記載の画像形成システム。
【請求項9】
前記料金プランは、所定のサービス期間における前記消費量が基準値以下である前記消耗品の消費に対して一定額の前記料金である第1料金が設定され、且つ、前記所定のサービス期間における前記消費量が前記基準値を超える前記消耗品の消費に対して、前記第1料金より高い前記料金である第2料金が設定された第1プランであり、
前記料金に応じて選択された複数の前記候補画像形成装置があって、前記複数の候補画像形成装置のいずれにおいて前記画像形成処理が行われたとしても前記第1プランの前記第2料金が発生する場合に、前記画像形成処理が、前記第2料金が発生しないように、前記複数の候補画像形成装置のうち2つ以上に分散して行われることを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成システムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の画像形成装置を含む画像形成システムとして、画像形成装置による画像形成の際に使用される消耗品の消費に対して料金が発生するサービスが適用されることを前提としたものがある。特許文献1はその一例であり、そのサービスでは、消耗品の消費が一定量を超えるまで固定料金であり、消耗品の消費が一定量を超えると追加料金が発生する。特許文献1によると、システム内に複数の画像形成装置がある場合に、画像形成処理を行う際に、最初に選択された装置ではその処理により消耗品の消費が一定量を超えて追加料金が発生するときの代替案として、その処理により消耗品の消費が一定量を超えず、追加料金が発生しない別の装置の使用がユーザに提示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-109159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
消耗品の消費に対して料金が発生するサービスの中には、消耗品の消費量に対して料金の変化の仕方が上記とは異なるものがある。このような互いに異なる内容の複数のサービスが適用された画像形成装置がシステム内に混在する場合、特許文献1のような判定の仕方では適切な装置の選択がなされないおそれがある。例えば、追加料金が発生する装置を選んだ方が結果的にコストが下がることも考えられるが、特許文献1の方法によると、このような選択がなされない。
【0005】
本発明の目的は、消耗品の消費量に対して料金の変化の仕方が互いに異なる複数の料金プランが適用される画像形成装置が混在する場合であっても適切な画像形成装置が提示される画像形成システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の画像形成装置は、媒体に対して画像形成処理を行う複数の画像形成装置、端末装置及びサーバを備えている画像形成システムであって、前記複数の画像形成装置は、前記画像形成処理に伴う消耗品の消費に対する料金が発生する料金プランであって、前記消耗品の消費量に対する前記料金の変化の仕方が互いに異なる複数の料金プランに基づいて使用され、前記サーバは、前記複数の画像形成装置のそれぞれについて、前記消耗品の消費量に応じた前記料金を取得すると共に、前記料金を示す情報又は前記料金に応じて選択された前記画像形成装置である候補画像形成装置を示す情報を 前記端末装置に送信し、前記端末装置は、報知部と、制御部とを備えており、前記制御部は、前記画像形成処理の要求が発生すると、前記画像形成処理が実行される前に、前記サーバからの情報に基づいて前記候補画像形成装置の使用を推奨する内容を示す情報を前記報知部に報知させる推奨装置報知処理を実行する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、消耗品の消費量に対する料金の変化の仕方が互いに異なる複数の料金プランが前提とされている。一方、サーバにおいて、各画像形成装置について消耗品の消費量に応じた料金が取得され、その料金の情報又はその料金に基づく候補画像形成装置の情報がサーバから端末装置に送信される。これに基づき、端末装置において、候補画像形成装置の使用を推奨する内容が報知部によって適切に報知される。これにより、消耗品の消費量に対して料金の変化の仕方が互いに異なる複数の料金プランが適用される画像形成装置が混在する場合であっても適切な候補画像形成装置がユーザに提示される。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係るプリンタシステムの構成を示すブロック図である。
図1の各プリンタの構成を示すブロック図である。
図1のプリンタに設定される料金プランにおける印刷用紙の累積消費量と料金との関係を太い実線の直線で示すグラフである。
図1のプリンタに設定される別の料金プランにおける印刷用紙の累積消費量と料金との関係を太い実線の直線で示すグラフである。
図1の携帯端末の構成を示すブロック図である。
図1の料金管理サーバの構成を示すブロック図である。
図1の携帯端末のディスプレイにおいてなされる、プリンタの使用を推奨する表示の一例である。
図1の料金管理サーバ及び携帯端末が実行する処理の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の好適な一実施形態に係るプリンタシステム1について図1~図8を参照しつつ、以下に説明する。
【0010】
プリンタシステム1(本発明の「画像形成システム」に相当する)は、図1に示すように、プリンタ100A、100B及び100C、携帯端末200及び料金管理サーバ300を有している。プリンタ100A~100C及び携帯端末200は、LAN(Local Area Network)等のネットワークN1を通じて互いに通信可能に接続されている。また、プリンタ100A~100C及び携帯端末200と料金管理サーバ300とは、ネットワークN1及びインターネット等のネットワークN2を通じて互いに通信可能に接続されている。
(【0011】以降は省略されています)
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