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公開番号
2025042680
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-28
出願番号
2023149747
出願日
2023-09-15
発明の名称
計測システム
出願人
西松建設株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06Q
50/04 20120101AFI20250321BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は、竪穴の出来形情報の管理及び取扱を便利に行える計測システムを提供することを目的とする。
【解決手段】計測システムは、情報処理装置と、測距計によって出力された計測距離と深度計によって計測された計測深度を情報処理装置に送信する通信機と、を備える。前記情報処理装置が、前記通信機から前記計測距離と前記計測深度を受けるたびに、前記計測距離及び前記計測深度を互いに対応付けるとともに前記計測距離及び前記計測深度をストレージ装置に記録する記録処理と、前記記録処理によって記録された前記計測距離を横軸とし、前記記録処理によって記録された前記計測深度を縦軸として、前記計測距離及び前記計測深度をプロットしたグラフを生成する生成処理と、前記グラフを端末装置に表示するためのデータを前記端末装置に送信する送信処理と、を実行する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置と、
竪穴内にて下降又は上昇し、前記竪穴の内壁までの距離を周期的に計測することによって計測距離を周期的に出力する測距計と、
前記測距計と同期して前記測距計の深度を周期的に計測することによって計測深度を周期的に出力する深度計と、
前記測距計によって出力された計測距離と前記深度計によって計測された計測深度を前記情報処理装置に送信する通信機と、を備え、
前記情報処理装置が、
前記通信機から前記計測距離と前記計測深度を受けるたびに、前記計測距離及び前記計測深度を互いに対応付けるとともに前記計測距離及び前記計測深度をストレージ装置に記録する記録処理と、
前記記録処理によって記録された前記計測距離を横軸とし、前記記録処理によって記録された前記計測深度を縦軸として、前記計測距離及び前記計測深度をプロットしたグラフを生成する生成処理と、
前記グラフを端末装置に表示するためのデータを前記端末装置に送信する送信処理と、を実行する
計測システム。
続きを表示(約 560 文字)
【請求項2】
前記生成処理は、杭の設計データに基づいて杭の像を生成するとともにその像を前記グラフに合成する処理を含み、
前記送信処理で送信される前記データは、前記グラフとそれに合成された前記杭の像を併せて前記端末装置に表示するためのデータである
請求項1に記載の計測システム。
【請求項3】
前記生成処理は、前記設計データに含まれる各項目の名称と、前記各項目の設計値と、各項目の実測値と、各項目の許容範囲と、各項目の合否判定結果とを対応付けしたテーブルを前記グラフに合成する処理を含み、
前記送信処理で送信される前記データは、前記グラフとそれに合成された前記杭の像及び前記テーブルを併せて前記端末装置に表示するためのデータである
請求項2に記載の計測システム。
【請求項4】
前記端末装置が、前記送信処理によって送信されたデータに基づいて、前記グラフとそれに合成された前記杭の像を併せて表示する
請求項2又は3に記載の計測システム。
【請求項5】
前記端末装置が、前記送信処理によって送信されたデータに基づいて、前記グラフとそれに合成された前記杭の像を併せて印刷装置に印刷させる
請求項4に記載の計測システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、計測システムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
場所打ちコンクリート杭の構築方法は、順に掘削工程、建込工程及び打設工程からなる。掘削工程では、地盤に竪穴を掘削する。挿入工程では、鉄筋及び必要に応じて鋼管を竪穴に挿入する。打設工程では、フレッシュコンクリートを竪穴に打ち込む。
【0003】
掘削工程後、竪穴の出来形が設計通りか否か検査する必要があり、竪穴の出来形を測定するために例えば特許文献1に開示の超音波測定装置が利用される。この超音波測定装置は、竪穴の上に設置された昇降機と、昇降機から竪穴内に垂下したロープと、ロープの下端に取り付けられた2個の超音波送受器と、超音波送受器の測定結果を記録紙に印刷する記録器と、を有する。超音波送受器は、竪穴の内壁に向けて超音波を送信し、内壁からの反射波を受信することによって、内壁までの距離を測定する。測定された距離を表す2本の記録線が記録器によって記録紙に印刷される。記録紙における記録線は竪穴の内壁の縦断面形状を表し、2本の記録線の間隔が竪穴の直径を表す。なお、特許文献1は、4個の超音波送受器がロープの下端に取り付けられていることも開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-243841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、竪穴の出来形情報が記録紙に記録されただけでは、その管理及び取扱が不便である。例えば、記録紙に記録された竪穴の出来形情報を容易に共有することができず、さらに出来形情報の修正、削除、追加又は更新等の編集を容易に行えない。
そこで、本発明の目的は、竪穴の出来形情報の管理及び取扱を便利に行える計測システムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
以上の課題を解決するための本発明の第1の側面によれば、計測システムが、情報処理装置と、竪穴内にて下降又は上昇し、前記竪穴の内壁までの距離を周期的に計測することによって計測距離を周期的に出力する測距計と、前記測距計と同期して前記測距計の深度を周期的に計測することによって計測深度を周期的に出力する深度計と、前記測距計によって出力された計測距離と前記深度計によって計測された計測深度を前記情報処理装置に送信する通信機と、を備え、前記情報処理装置が、前記通信機から前記計測距離と前記計測深度を受けるたびに、前記計測距離及び前記計測深度を互いに対応付けるとともに前記計測距離及び前記計測深度をストレージ装置に記録する記録処理と、前記記録処理によって記録された前記計測距離を横軸とし、前記記録処理によって記録された前記計測深度を縦軸として、前記計測距離及び前記計測深度をプロットしたグラフを生成する生成処理と、前記グラフを端末装置に表示するためのデータを前記端末装置に送信する送信処理と、を実行する。
【0007】
本発明の第2の側面によれば、前記生成処理は、杭の設計データに基づいて杭の像を生成するとともにその像を前記グラフに合成する処理を含み、前記送信処理で送信される前記データは、前記グラフとそれに合成された前記杭の像を併せて前記端末装置に表示するためのデータである。
【0008】
本発明の第3の側面によれば、前記生成処理は、前記設計データに含まれる各項目の名称と、前記各項目の設計値と、各項目の実測値と、各項目の許容範囲と、各項目の合否判定結果とを対応付けしたテーブルを前記グラフに合成する処理を含み、前記送信処理で送信される前記データは、前記グラフとそれに合成された前記杭の像及び前記テーブルを併せて前記端末装置に表示するためのデータである。
【0009】
本発明の第4の側面によれば、前記端末装置が、前記送信処理によって送信されたデータに基づいて、前記グラフとそれに合成された前記杭の像を併せて表示する。
【0010】
本発明の第5の側面によれば、前記端末装置が、前記送信処理によって送信されたデータに基づいて、前記グラフとそれに合成された前記杭の像を併せて前記印刷装置に印刷させる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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