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公開番号
2025065605
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023174904
出願日
2023-10-10
発明の名称
ケーブルクレーン、運転方法及び構築方法
出願人
西松建設株式会社
,
株式会社アルファナビゲーション
代理人
個人
,
個人
主分類
B66C
21/00 20060101AFI20250415BHJP(巻上装置;揚重装置;牽引装置)
要約
【課題】横行トロリー及びバケットの上下方向の揺れを抑えること。
【解決手段】ケーブルクレーンは、主索、横行トロリー、第1駆動装置、吊り具、第2駆動装置及び制御装置を備える。主索21は、山91,92の間に架け渡される。横行トロリー22は、主索21に沿って移動するよう主索21に設置される。第1駆動装置は、横行トロリー22を駆動する。吊り具29は、横行トロリー22から懸下され、昇降可能である。第2駆動装置は、吊り具29を昇降させるよう吊り具29を駆動する。制御装置40は、第1駆動装置を制御することによって横行トロリー22を減速させ、第2駆動装置を制御することによって横行トロリー22の減速時に同期して吊り具29を上昇させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
山の間の谷の上方において前記山の間に架け渡された主索と、
前記主索に沿って移動するよう前記主索に設置される横行トロリーと、
前記横行トロリーを駆動する第1駆動装置と、
前記横行トロリーから懸下された昇降可能な吊り具と、
前記吊り具を昇降させるよう前記吊り具を駆動する第2駆動装置と、
前記第1駆動装置を制御することによって前記横行トロリーを減速させ、前記第2駆動装置を制御することによって前記横行トロリーの減速時に同期して前記吊り具を上昇させる制御装置と、
を備えるケーブルクレーン。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記横行トロリーが前記山に向かって戻る際に、前記制御装置が前記第1駆動装置を制御することによって前記横行トロリーに等速運動させた後に、前記制御装置が前記横行トロリーの減速時と前記吊り具の上昇時を同期させる
請求項1に記載のケーブルクレーン。
【請求項3】
前記横行トロリーの等速運動中、前記制御装置が前記第2駆動装置を停止させて前記吊り具を停止させる
請求項2に記載のケーブルクレーン。
【請求項4】
山の間の谷の上方において前記山の間に架け渡された主索と、
前記主索に沿って移動するよう前記主索に設置される横行トロリーと、
前記横行トロリーから懸下された昇降可能な吊り具と、を備えるケーブルクレーンの運転方法であって、
前記横行トロリーを減速させ、前記横行トロリーの減速時に同期して前記吊り具を上昇させる減速工程
を含む運転方法。
【請求項5】
前記横行トロリーを前記山に向かって戻す戻し工程と、
前記戻し工程中に、前記横行トロリーに等速運動させる等速運動工程と、を含み、
前記等速運動工程に引き続いて前記減速工程を実施する
請求項4に記載の運転方法。
【請求項6】
前記横行トロリーの等速運動中に前記吊り具を停止させる工程
を含む請求項5に記載の運転方法。
【請求項7】
山の間の谷の上方において前記山の間に架け渡された主索と、
前記主索に沿って移動するよう前記主索に設置される横行トロリーと、
前記横行トロリーから懸下された昇降可能な吊り具と、を備えるケーブルクレーンを用いてコンクリート構造物を前記谷に構築する構築方法であって、
前記山にてコンクリートを前記吊り具に積む積み工程と、
前記積み工程後に、前記横行トロリーを前記山から前記谷の上に向かって移動させることによって前記コンクリートを運搬する運搬工程と、
前記運搬工程後に、前記吊り具から前記谷に前記コンクリートを投下する投下工程と、
前記投下工程後に、前記横行トロリーを前記谷の上から前記山に戻す戻し工程と、を含み、
前記戻し工程中に、前記横行トロリーを減速させ、前記横行トロリーの減速時に同期して前記吊り具を上昇させる
構築方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書で開示の技術は、ケーブルクレーン、運転方法及び構築方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば特許文献1に開示されているように、山の間に架設されるケーブルクレーンは、谷間にダム堤体等のコンクリート構造物を施工するために用いられる。ケーブルクレーンは、主索、牽引ケーブル、横行トロリー及びバケットなどを備える。主索は山の間に架け渡され、横行トロリーは主索に設置され、バケットは横行トロリーから吊り下げられ、そのバケットにはコンクリートが積み込まれる。横行トロリーが牽引ケーブルによって牽引されることによって、横行トロリーが主索に沿って山から谷へ走行し、バケットが谷の上で横行トロリーから下降する。これにより、コンクリートが谷へ運搬される。その後、新たなコンクリートの積み込みのために、横行トロリーが山へ戻るとともに、バケットが上昇する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-154200号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
横行トロリーの走行中に横行トロリーが減速すると、牽引ケーブル及び主索の張力が変化するため、横行トロリー及びバケットが上下方向に揺れてしまう。
そこで、本明細書で開示の技術は、横行トロリー及びバケットの上下方向の揺れを抑えることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書は、ケーブルクレーンを開示する。ケーブルクレーンは、主索、横行トロリー、第1駆動装置、吊り具、第2駆動装置及び制御装置を備える。前記主索は、山の間の谷の上方において前記山の間に架け渡される。前記横行トロリーは、前記主索に沿って移動するよう前記主索に設置される。前記第1駆動装置は、前記横行トロリーを駆動する。前記吊り具は、前記横行トロリーから懸下され、昇降可能である。前記第2駆動装置は、前記吊り具を昇降させるよう前記吊り具を駆動する。前記制御装置は、前記第1駆動装置を制御することによって前記横行トロリーを減速させ、前記第2駆動装置を制御することによって前記横行トロリーの減速時に同期して前記吊り具を上昇させる。
【0006】
前記横行トロリーが前記山に向かって戻る際に、前記制御装置が前記第1駆動装置を制御することによって前記横行トロリーに等速運動させた後に、前記制御装置が前記横行トロリーの減速時と前記吊り具の上昇時を同期させてもよい。
【0007】
前記横行トロリーの等速運動中、前記制御装置が前記第2駆動装置を停止させて前記吊り具を停止させてもよい。
【0008】
本明細書は、ケーブルクレーンの運転方法を開示する。前記ケーブルクレーンは、主索、横行トロリー及び吊り具を備える。前記主索は、山の間の谷の上方において前記山の間に架け渡される。前記横行トロリーは、前記主索に沿って移動するよう前記主索に設置される。前記吊り具は、前記横行トロリーから懸下され、昇降可能である。前記運転方法は、前記横行トロリーを減速させ、前記横行トロリーの減速時に同期して前記吊り具を上昇させる減速工程を含む。
【0009】
前記運転方法は、前記横行トロリーを前記山に向かって戻す戻し工程と、前記戻し工程中に、前記横行トロリーに等速運動させる等速運動工程と、を含んでもよい。前記減速工程は、前記等速運動工程に引き続いて実施される。
【0010】
前記運転方法は、前記横行トロリーの等速運動中に前記吊り具を停止させる工程を含んでもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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